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天地有情

[LaTeX] varwidth --- 可変幅のミニページ

§1 はじめに

varwidth環境は表面的にはminipageに似ていますが,指定された幅は単なる最大値です.
ボックスはより狭い「自然な」幅になる場合があります.


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/varwidth )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.


1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc varwidth を実行するか,
上記に同梱の varwidth.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {varwidth}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \begin{varwidth}{<width>} ~ \end{varwidth}


§3 サンプル


varwidth01.png



(効果を強調するために\fboxで囲んでいます.)


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a5paper,9pt,dvipdfmx,nomag]{jsarticle}
\usepackage[T1]{fontenc}
\usepackage{lmodern}
\usepackage{bxpapersize}
\usepackage{graphicx}
\usepackage{varwidth}
\parindent0pt
%
\begin{document}
(1) varwidth環境\\
\fbox{%
\begin{varwidth}{3cm}
ああ\\
いいいいいい\\
うううう
\end{varwidth}
}

\bigskip

(2) minipage環境\\
\fbox{%
\begin{minipage}{3cm}
ああ\\
いいいいいい\\
うううう
\end{minipage}
}

\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



(EOF)

  1. 2019/11/28(木) 10:00:58|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] pageno --- ページ番号のみのページスタイル

§1 はじめに

pagenoパッケージは,ページ番号がページに印刷される場所を変更できます.
このジョブは,plainページスタイルを再定義することによって行われます.
pagenoパッケージにオプションを渡すことで,ページ番号の印刷場所を制御します.

ページ番号はページの top または bottom あるいは,inside corner, outside corner, あるいは middle
にページ番号を付けることができます
fancyhdr または titleps を使用することで,同じ結果を実現できます.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/pageno )から
ダウンロードしてください.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc pageno を実行するか,
上記に同梱の pageno.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
\usepackage [<option>]{pageno}
を記述します.

<option> は以下の通りです.

Option Page number position
centerfoot Centre bottom
outsidefoot Outside bottom
insidefoot Inside bottom
centrehead Centre top
outsidehead Outside top
insidehead Inside top



§3 サンプル

twoside, option=outsidehead の例です。

pageno01.png

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a6paper,8pt,twoside,nomag]{jsarticle}
\usepackage[T1]{fontenc}
\usepackage{lmodern}
\usepackage{bxpapersize}
\usepackage{bxjalipsum}
\usepackage[outsidehead]{pageno}
%
\begin{document}
\section{猫1}
\jalipsum[1,2]{wagahai}
\newpage
\section{猫2}
\jalipsum[3]{wagahai}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

(EOF)

  1. 2019/11/13(水) 08:48:24|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] topsection --- 番号なしのトップレベルセクション

§1 はじめに

このパッケージは,コマンド \topsection を実装します.このコマンドは,
最上位に番号のないセクションを作成します.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/topsection )から
ダウンロードしてください.

ncctools.zip を解凍すると2つのディレクトリがあります.
  ・doc
  ・source

・docディレクトリにある topsection.pdf
・sourceディレクトリにある ncctools.ins から 解凍(latex ncctools.ins)し,
 topsection.sty を取出し,適切に配置します.

たとえば,以下のディレクトリに配置します.
  ・texmf-dist/tex/latex/topsection(新設)に topsection.sty
  ・texmf-dist/doc/latex/topsection(新設)に topsection.pdf

その後,mktexlsr を実行します


1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc topsection を実行するか,
上記に同梱の topsection.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {topsection}
  を記述します.

2.2 コマンド

     \topsection{<title>}

§3 サンプル

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a5paper,9pt,nomag]{jsarticle}
\usepackage{bxpapersize}
\usepackage{anyfontsize}
\usepackage{topsection}
%
\begin{document}
\topsection{吾輩は猫である}
夏目漱石の代表作.

\section{どんな内容か}
猫が主人公で人間を観察.

\section{猫の最後は}
吾輩は死ぬ.死んで此太平を得る.太平は死ななければ得られぬ.\\
南無阿弥陀仏,南無阿弥陀仏,有難い,有難い.
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


topsection01.png



(EOF)

  1. 2019/11/05(火) 13:16:39|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] vtable --- テーブルセルの垂直方向の整列

§1 はじめに

vtableパッケージは以下を提供することによってテーブルセルの垂直方向の整列を可能にします.

・ Z,L,C,R,J,およびI列タイプ
・ \nextRow および \lbコマンド
・ \setMultiColRow,\setMultiColumn,\setMultiRow および \tableFormatedCellコマンド.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/vtable )から
ダウンロードしてください.

TeXLiveには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc vtable を実行するか,

上記に同梱の vtable.pdf をお読み下さい.


§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {vtable}

  を記述します.

2.2 主なコマンド

注意:よく利用されるコマンドのみを記述してあります.
   詳しくはマニュアル記載の"Examples"をご覧ください.
 
● 基本形
  \begin{tabular}{カラムパラメータ} ~ \end{tabular}
  
  カラムパラメータ(L,C,R,J列型)
   ・L 左寄せ
   ・C 中央寄せ
   ・R 右寄せ
   ・J justify(列の正当化)
   それぞれは3つの引数がある.
   
   {セルの最大幅}{セルの最小幅}{垂直整列モード}
     ・セルの最小幅:空でもかまいません.
     ・垂直整列モード:
          t:top
          m:middle
          b:bottom

● 指定の例:
  \begin{tabular}{|R{2cm}{1.5cm}{m}|C{2cm}{}{t}|L{2cm}{}{b}|} ~ \end{tabular}

● コマンド
  各行は \nextRow コマンドで終わらなければなりません(\\ の代わりに).
  テーブルセル内の改行は,\lb(\linebreakのショートカット)を使用して行うことができます.


§3 サンプル


vtable01.png



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a4paper]{jsarticle}
\usepackage{vtable,hhline}
%
\begin{document}
\begin{tabular}{|C{2cm}{}{t}|R{2cm}{}{m}|L{2cm}{}{b}|}
\hline {\it top-center} & {\it middle-right} & {\it bottom-left}\nextRow
\hline 品名 & 単価(円) & 個数 \nextRow
\hline りんご\lb 青森産 & 100 & 5 \nextRow
\hline みかん\lb 愛媛産 & 50 & 10 \nextRow
\hline マンゴ\lb 宮崎産 & 300 & 8 \nextRow
\hline 梨\lb 幸水\lb 山梨産 & 200 & 15 \nextRow
\hline
\end{tabular}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


(EOF)

  1. 2019/10/10(木) 13:23:59|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] tocenter --- センタリング ページレイアウト

§1 はじめに

テキスト本文(オプションでヘッダー,フッター,およびマージンテキスト)が
ページの中央にくるようにマージンを計算する \ToCenter を定義します.
同様のインターフェースをもつ他のコマンドも定義されています.

パッケージは "NCC tools" バンドルの一部です.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://www.ctan.org/pkg/tocenter )から
ダウンロードしてください.

ncctools.zip を解凍すると2つのディレクトリがあります.
  ・doc
  ・source

・docディレクトリにある tocenter.pdf
・sourceディレクトリにある ncctools.ins から 解凍(latex ncctools.ins)し,
 tocenter.sty を取出し,適切に配置します.

たとえば,以下のディレクトリに配置します.
  ・texmf-dist/tex/latex/tocenter(新設)に tocenter.sty
  ・texmf-dist/doc/latex/tocenter(新設)に tocenter.pdf

その後,mktexlsr を実行します.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc tocenter を実行するか,
上記に同梱の tocenter.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {tocenter}
  を記述します.

2.2 コマンド

パッケージには,ドキュメントのレイアウトパラメータをカスタマイズするコマンドが用意されています.

● \ToCenter[<hfm>]{<text-width>}{<text-height>}
  指定されたテキスト領域をヘッダー/フッター/マージン領域とともに用紙に
  中央揃えするようにマージンを計算します.
  オプションの<hfm>パラメーターは,センタリング中に追加の領域を
  考慮するものを指定します.
  これは、h(ヘッダー),f(フッター),m(マージナルノート)の3文字の組み合わせです.

● \FromMargins[<hfm>]{<left>}{<right>}{<top>}{<bottom>}
  自由なスタイルでページレイアウトパラメーターを計算します.

● 星形コマンド
   ・\ToCenter*{<text-width>}{<text-height>}
   ・\FromMargins*{<left>}{<right>}{<top>}{<bottom>}

    ヘッダー,フッター,マージナルノート,相互参照,目次のない単純なドキュメントの配置を
    目的としています.

(注)
上記のコマンドはすべて,プリアンブルに記述します.
            
§3 サンプル

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a5paper,9pt,nomag]{jsarticle}
\usepackage{bxpapersize}
\usepackage[pagecolor=gray!25]{pagecolor}
\usepackage{tocenter}
\ToCenter[hf]{0.8\textwidth}{0.8\textheight}
\usepackage{bxjalipsum}
%
\begin{document}
\section{猫}
\jalipsum[1-5]{wagahai}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


tocenter01.png



(EOF)

  1. 2019/09/15(日) 16:34:45|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] chemarr --- 銛(もり)形状の矢印

§1 はじめに

化学者はテキストを上下に配置する可能性のある長いバージョンの反応矢印を必要とすることがよくあります.
amsmathの\xrightarrowと\xleftarrowに似て,このパッケージはマクロ \xrightleftharpoons を提供します.
このパッケージは,oberdiekバンドルの一部です.


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/chemarr )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc chemarr を実行するか,
上記に同梱の chemarr.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {chemarr}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \xrightleftharpoons[<below>]{<above>}

§3 サンプル

chemarr01.png


(EOF)


  1. 2019/08/21(水) 08:19:09|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] subtext --- 数学モードの簡単なテキストスタイルの添え字

§1 はじめに

subtextパッケージは,_にオプションの引数を与えることで,数学モードでテキストスタイル
の添え字に簡単にアクセスできるようにします.
これは、amstextパッケージの\text{}コマンドを使って実装されています.
数学モードでは,通常どおり _ 文字 を使用して通常の結果を得ます.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/subtext )から
ダウンロードしてください.

TeXLiveには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc subtext を実行するか,
上記に同梱の subtext.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {subtext}
  を記述します.

2.2 コマンド

(1)  _{...}     amstextパッケージの\text{}コマンド形式で表示されます.

(2)  _[...]     欧文引数があれば,upright で表示されます.


§3 サンプル

(1)ソースファイル

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a4paper,12pt]{jsarticle}
\usepackage{subtext}
\begin{document}
(1) \verb+Y=AX_{uvw長いテキスト}+の例

\[
Y=AX_{uvw長いテキスト}
\]

\bigskip

(2) \verb+Y=AX_[uvw長いテキスト]+の例

\[
Y=AX_[uvw長いテキスト]
\]
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

(2)結果

subtext01.png



(EOF)

  1. 2019/08/05(月) 06:49:23|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] arraycols --- array環境およびtabular(x)環境用の新しい列型

§1 はじめに

arraycolsパッケージは,水平方向と垂直方向の中央揃え,または大きな数式用に高さを調整した,
array環境およびtabular(x)環境用の新しい列タイプを提供します.
また,さまざまな太さの垂直および水平方向の罫線を描画するためのマクロも用意されています.

arraycolsパッケージは,arrayの他に,x,y,z,Z型の列に必要なcellspaceパッケージと,
TとZに必要なtabularx,およびマルチラインテーブルセルのさまざまな配置に対応する
makecellをロードします.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/arraycols )から
ダウンロードしてください.

TeXLiveには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc arraycols を実行するか,
上記に同梱の arraycols.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
\usepackage {arraycols}
を記述します.

2.2 コマンド

以下は,arraycolsによって定義されたカラム型とマクロの要約です.

列指定定義
   
L 左調整列  (array環境ではLRモード,tabular環境ではmathモード)
C 中央調整列 (同上)
R 右寄せ列  (同上)
t{<width>} 水平方向と垂直方向の中央に配置されたpのような固定幅のテキスト列(LRモード)
x 水平線に触れないように高さを調整したmathモードの中央揃え列
y 高さを調整したmathモードで左揃えの列
z{<width>} xのように高さが調整され,<width>が固定された数式モードの中央揃え列
T tabularx環境用に幅を調整した中央揃えのテキスト列
Z Tのようにtabularxの中央揃えされた列ですが,xやzのように高さが調整されたmathモード
I 太縦罫線(1pt)
V{<thickness>} 変数<thickness>を持つ垂直線
   
水平線定義
\whline 横幅(1pt)



arrayパッケージのドキュメントを参照して,L,C,R型の列のLRモードを
arraycolsは,mathモードに逆にするL,C,R型の列を提供します.
その後,これらの列型を使用して,
arrayの中央揃え,左揃え,または右揃えのLRモード,
またはtabularでのmathモードを取得できます.

例えば,\begin{tabular}{|l|C|r|}は中央揃え mathモード で2列目を生成し,
\begin{array}{|L|c|c|}は左寄せテキストモードで1列目を生成します .


§3 サンプル

(例1)標準的な例

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a4paper,12pt,nomag]{jsarticle}
\usepackage[T1]{fontenc}
\usepackage{arraycols}
\usepackage{newtxtext,newtxmath}
%
\begin{document}
\begin{tabularx}{.6\linewidth}{|y|x|T|}
\hline
{\displaystyle \int_1^x \frac{1}{t}dt}%
& {\displaystyle \frac{a}{b}+\int_1^x \frac{1}{t}dt}%
& あいうえおabc \\
\hline
{\displaystyle \frac{a}{b}}%
& {\displaystyle \frac{a}{b}}%
& いろはxyz \\
\hline
\end{tabularx}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

arraycols01.png



列指定{|y|x|T|}の説明:

|y|は,mathモードで高さが調整された左揃えの列である.

|x|は,mathモードで高さが調整された中央揃えの列である.

|T|は,tabularx環境用に幅を調整した中央揃えのテキスト列である.



(例2)罫線を太くした例



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\begin{tabularx}{.6\linewidth}{IyIxITI}
\whline
{\displaystyle \int_1^x \frac{1}{t}dt}%
& {\displaystyle \frac{a}{b}+\int_1^x \frac{1}{t}dt}%
& あいうえおabc \\
\whline
{\displaystyle \frac{a}{b}}%
& {\displaystyle \frac{a}{b}}%
& いろはxyz \\
\whline
\end{tabularx}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

arraycols02.png



列指定{IyIxITI}の説明:
|y|x|T|の縦罫線を太くするため,'|'の代わりに'I'(アイ)に置換する.

横罫線(\whline)の説明:
横罫線を太くするため,'\hline'の代わりに'\whline'に置換する.

(EOF)

  1. 2019/07/21(日) 14:42:24|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] eqexpl --- 式の説明を揃える

§1 はじめに

eqexpl は数式の構成要素について完全にフォーマットされた説明を適用して
術語・用語・記号などのリストを作成するツールです.

類似のパッケージとして,拙著ブログ「nomencl --- 専門用語リストの作成」も
ご一読ください.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/eqexpl )から
ダウンロードしてください.

TeXLive には標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc eqexpl を実行するか,
上記に同梱の eqexpl.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {eqexpl}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \begin{eqexpl} ~ \end{eqexpl}

  例:

\begin{eqexpl}
   \item パラメータを記述
   \item 〃
   \item 〃
\end{eqexpl}


(詳細は,サンプルをご覧ください.)


§3 サンプル

eqexpl01.png

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a4paper,11pt]{jsarticle}
\usepackage{newtxmath}
\usepackage{eqexpl}
\parindent0pt
%
\begin{document}
伝達関数$G(s)$において$s$を$j\omega$に置き換えた$G(j\omega)$
を周波数伝達関数という。また、周波数$\omega$を$0$から$\infty$
まで変化させたときの$|G(j\omega)|$をゲイン特性といい、$\phi$
の変化を位相特性という。

\bigskip

\begin{eqexpl}[3cm]
  \item {$G(s)$} 伝達関数
  \item {$G(j\omega)$} 周波数伝達関数
  \item {$g(j\omega)$} ゲイン特性
\item {$\phi$} 位相特性
\end{eqexpl}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

\begin{eqexpl}[3cm]:項目全体を右側へ[3cm]に設定している.
 
 



eqexpl02.png

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\begin{document}
\begin{equation*}
E = m c^2
\end{equation*}
%
\eqexplSetDelim{$\to$}
\begin{eqexpl}[3cm]
  \item {$E$} 等価エネルギー
  \item {$m$} 質量
  \item {$c$} 光の速度 ($ c \approx 3 \times 10^8 m/s$)
\end{eqexpl}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

\eqexplSetDelim{$\to$}:デフォルトの --- を \to(→)に変更している.


(EOF)

  1. 2019/07/13(土) 12:42:58|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] tikz-imagelabels --- TikZを使って画像にラベルをつける

§1 はじめに

tikz-imagelabelsパッケージはTikZの助けを借りて既存の画像にラベルテキストを
追加することを可能にします.
これは,画像内の特定の機能にラベルを付けるために使用できます.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/tikz-imagelabels )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc tikz-imagelabels を実行するか,
上記に同梱の tikz-imagelabels.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {tikz-imagelabels}
  を記述します.

2.2 コマンド

(1)環境
 
● \begin{annotationimage}[<grid>]{<options>}{<file name>}
          ~ \end{annotationimage}

 
  <grid> は,座標グリッドのパラメータです.
  座標グリッドは,ラベル付けされる点の座標を見つけるために使用されます.
  パラメータ<grid>が省略された場合,座標グリッドは描画されません.
  
  <options>は,\includegraphicsコマンドによって理解されるオプションのセットです.
  <file name>は,明らかに,画像のファイル名です.
  \includegraphicsでサポートされている任意の画像フォーマットを使うことができます.
  
(2)ラベルの追加:\drawマクロを使用して,ラベルを画像に追加
 
● \draw[image label = {<text> at <placement>}];
  
  <text>は,ラベルに入れるテキストが含まれています.
  
  <placement>は,ラベルの配置を指示します.
    north west,north, north east, east, south east, south, south west ,west, center
    のいずれかです.
  
(3)annotationの追加:\drawを使って追加されます.
 
● \draw[annotation <placement> =
               {<text> at <position>}] to (<x>, <y>);
 
  <placement>は,above, right, below, leftのいずれかです.
  annotationが画像のどちら側に表示されるかを指示します.
  <above>と<below>は基本的にテキストのy座標を決定し,
  <left>と<right>はテキストのx座標を決定します.
  残りの座標は、位置を使用して決定されます.
  <text>はannotationの実際のテキストです.
  <x>と<y>パラメータは,矢印が指すべき実際の座標です.
  
  tikz-imagelabelsは矢印の先端と与えられた座標との間に小さな距離を
  自動的に挿入するので,矢印は座標の近くにあります.注意してください.


§3 サンプル

(注)使用した画像「pleiades.jpg」は本パッケージに収蔵されています.
   コンパイルは ptex2pdf -l xxx.tex

(1)グリッドも表示する.

tikz-imagelabels01.png



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a4paper,dvipdfmx]{jsarticle}
\usepackage[T1]{fontenc}
\usepackage{tikz-imagelabels}
%
\begin{document}
\begin{annotationimage}[grid]{width=6cm}{pleiades.jpg}
\draw[annotation left = {おうし座27番星 at 0.3}] to (0.11,0.40);
\draw[annotation left = {おうし座28番星 at 0.55}] to (0.11,0.49);
\draw[annotation left = {おうし座イータ星 at 0.8}] to (0.39,0.45);
\draw[annotation below = {おうし座23番星 at 0.5}] to (0.58,0.28);
\draw[annotation right = {おうし座17番星 at 0.3}] to (0.84,0.45);
\draw[annotation right = {おうし座16番星 at 0.75}] to (0.85,0.64);
\draw[annotation above = {おうし座20番星 at 0.4}] to (0.67,0.72);
\draw[annotation above = {おうし座19番星 at 0.9}] to (0.78,0.82);
\draw[image label = {M45散開星団 at south east}];
\end{annotationimage}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


(2)グリッドを非表示する.([grid]オプションを省略する

tikz-imagelabels02.png



(EOF)

  1. 2019/07/06(土) 10:19:41|
  2. LaTeX Tools
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