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天地有情

[LaTeX] rulerbox - 箱の周りに定規を描く

§1 はじめに

rulerboxは箱の周りに定規を描くためのLaTeXパッケージです.マクロ \rulerbox を提供します.
これは,電子文書で何かの絶対サイズを表示したり,印刷物で相対的な縮尺を指定したりするときに便利です.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/rulerbox )から
ダウンロードしてください.

TeXLive には標準でインストールされています.


1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc rulerbox を実行するか,
上記に同梱の rulerbox.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {rulerbox}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \rulerbox [<edges>] {<content>}
はオプションのパラメータも受け付け,ルーラで装飾するエッジを指定します.
  「<edges>」は,それぞれ上端,下端,左端,右端を制御する,t, b, l, r の任意のサブセットです.

・ \rulerunit:定規の最小数,つまり定規内の隣接する目盛り間の距離.デフォルトは1mm.
・ \rulersep:ボックスの端と定規の間の距離.デフォルトは3pt.
・ \rulerwidth:定規の最長 tickの長さ. デフォルトは7pt.
・ \rtickrule:定規の tick lines の幅.デフォルトは0.4pt.



§3 サンプル
rulerbox01.png


(EOF)
  1. 2019/05/14(火) 05:55:27|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] mboxfill --- 空きスペースをパターンで埋める

§1 はじめに

mboxfillパッケージは,TeXのleadersコマンドにアクセスするに便利な手段を提供します.
ボックスサイズ,パターンオブジェクト,およびリーダーの種類を定義すると,mboxfillは
塗りつぶしパターンを作成します.このパッケージはコマンド \mboxfill を実装しています.
(このパッケージは ncctools バンドルの一部です.)

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/mboxfill )から
ダウンロードしてください.

a. 上記から ncctools.zip を解凍する.
b. ncctools/source/ncctools.ins から mboxfill.sty を入手する.
c. ncctools/doc から mboxfill.pdf を入手する.
d. mboxfill.sty と mboxfill.pdf を適宜適切に配置する.
e. その後,mktexlsr を実行する.


1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc mboxfill を実行するか,
上記に同梱の mboxfill.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {mboxfill}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \mboxfill [<width>] [<leader-type>] {<pattern>}

 ・<width> リーダーとして使用されるボックスパターンの幅を指定する.
  省略された場合,パターン幅が使用される.
  このパラメータには,\width, \height, \depth, および \totalheightマクロを使用できる.
  calcパッケージがロードされている場合は,長さ式も使用できる.
  
 ・<leader-type> 使用するリーダーの種類を指定します。c は\cleadersを
  xは\xleadersを意味し,空の値(デフォルト)は\leadersを意味する.
  
 ・\xleadersが使用されると,塗りつぶし領域の両側から少しのスペースが残ります.
  このスペースを削除するには,<leader-type>の特別な値,sを使用する.
  
 ・<pattern>を使って水平方向の空きスペースを埋める.


§3 サンプル

mboxfill01X.png



(EOF)

  1. 2019/05/08(水) 08:43:50|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] pst-text --- PSTricksでのテキストと文字の操作

§1 はじめに

pst-textは,パスに沿ってテキストをプロットし,文字を操作するためのPSTricksベースのパッケージです.

このパッケージはRokickiのdvipsプログラムのために書かれたもので,
すべてのdvipsドライバで正しい結果が保証されるわけではないことに注意してください.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/pst-text )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc pst-text を実行するか,
上記に同梱の pst-text.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {pst-text}
  を記述します.

2.2 コマンド

● テキスト操作用のマクロ

  \pstextpath[position](x,y){グラフィックオブジェクト}{テキスト}
  
  [position]:パスを参照するテキストの配置を指定する.
      l:textはパスの先頭から始まる.(default)
      c:テキストはパスの中央に対称的に配置される.
      r:テキストはパスの終端で終わる.
      パスはテキストで埋められ,オーバーフローしたテキストはすべて消えるため,
      optionは効果がありません.
  (x,y) : オフセットであり,特定の文字をパスに対してx方向とy方向に変換する値を示します.
      (x,y)は直交座標で,xとyの次元は現在のスケールを表します.
      デフォルトは(0,\TPoffset)です.ここで,\TPoffsetは -0.7ex の長さに設定されています.
  {グラフィックオブジェクト}:パスを作成する任意のオブジェクト(\pscircle, \pspolygonなど)
  
  {テキスト}: 設定するテキスト.英数字のみで構成されるが,日本語も可能なようです.
  
  
● 円上にアウトラインテキストを書くマクロ

  \psCircleText[オプション][(x,y)]{テキスト}
  
  [オプション]: NimbusSanL-Regu として事前定義されたフォントTextfont.
       PostScriptフォントでなければなりません.日本語は不可.
       
       fontsize: 24ptに定義済み.
       fillcolor: red!40 と定義されている.

● \psWarp[オプション][(x,y)]{テキスト}
  
  [オプション]: 同上.
  
  
§3 サンプル

コンパイル:
  --------------------------
  (1) platex %1[.tex]
  (2) dvips %1[.dvi]
  (3) ps2pdf %1.ps %1.pdf
  --------------------------
  
 
 
(1)\pstextpath(1)

pst-text01.png


※ 半径2cmの円に沿ってテキストが描かれます.

※ 円線の消去は \psset{linestyle=none} とします.
 
 
(2)\pstextpath(2)

pst-text02.png


※ (x,y)=(0,2ex) 円の内側にテキストが描かれます.
 
 
(3)\pstextpath(3)

pst-text03.png


※ (x,y)=(0,-2.5ex) 円の外側にテキストが描かれます.
 
 
(4)\pspolygon

pst-text04.png


※ 四角形に沿ってテキストが描かれます.

※ 補助線として,showgrid でグリッド表示しています.
 
 
(5)\psCircleText

xpst-text05.png


※ 円上にアウトラインテキストを描いています.

※ 日本語は出来ません.
 
 

(6)\psWarp

pst-text06.png



※ 歪むテキストを描いています.

※ 日本語は出来ません.




(EOF)
  1. 2019/05/05(日) 08:38:28|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] contour --- テキストの周囲に色付きの輪郭を印刷する

§1 はじめに

contourパッケージは,テキストの周りに色付きのボックスを必要とせずに,
与えられたテキストの周りに色付きの輪郭を生成します.

デフォルトでは,元のテキスト位置を囲む円の中に,同じテキストが均等に16, 32,
または指定された回数で印刷されます.(輪郭がコピー回数により濃度が変わる)


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/contour )から
ダウンロードしてください.

TeXLive には標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc contour を実行するか,
上記に同梱の contour.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {contour}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \contour{<color>}{<text>}
  16コピーのテキストを生成します.
  
● \contour*{<color>}{<text>}
  *variantは32コピーを生成します.
  
● \contour[<number>]{<color>} {<text>}
  <number>が与えられると,与えられたコピー数がテキストの周りに生成されます.
  <number>が数字ではなく auto の場合,コピー数はフォントサイズに応じて自動的に計算されます.
  この動作を実現するために,パッケージオプション auto を使用することもできます.
  \usepackage [auto] {contour} , [outline]を使用する場合,コピー数は無視されます.


§3 サンプル

contour01.png

 
 
 
 コンパイル: ptex2pdf -l foo.tex
 
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[12pt]{scrartcl} %or jsarticle
\usepackage{contour}
\usepackage{times}
\begin{document}
\Huge
\color{yellow}

\contour{black}{色は匂えど}

\contour{black}{Default}

\normalsize\contour[auto]{black}{normalsize}

\Large\contour[auto]{black}{Large}

\LARGE\contour[auto]{black}{LARGE}

\huge\contour[auto]{black}{huge}

\Huge\contour[auto]{black}{Huge}

\fontsize{30}{36}\selectfont\contour[auto]{black}{30pt font}

\fontsize{50}{60}\selectfont\contour[auto]{black}{50pt font}

\fontsize{50}{60}\selectfont\contour{black}{あいうえお}

\LARGE\contour[auto]{black}{Change \textcolor{red}{color} inside contour}

\contour[auto]{black}{Printing copies}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

(EOF)
  1. 2019/04/27(土) 10:43:40|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] forloop --- LaTeXでの繰り返しマクロ

§1 はじめに

forloopパッケージは,LaTeXマクロプログラミングで繰り返しを行うためのコマンド \forloop を提供します.

類似のパッケージとして,「pgffor --- \foreach文で ループを簡潔に利用する」 も一読ください.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/forloop )から
ダウンロードしてください.

TeXLiveには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc forloop を実行するか,
上記に同梱の forloop.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {forloop}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \forloop[<step>]{<counter>}{<initial value>}{<condition>}{<code>}

§3 サンプル

forloop01.png


(EOF)
  1. 2019/04/19(金) 14:33:01|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] pst-2dplot --- 2D曲線を描くためのPSTricksパッケージ

§1 はじめに

Pst-2dplotは,2次元曲線をプロットするための使いやすく直感的なツールを提供する
pstricksパッケージです.

pst-2dplotによって導入された主な環境は,両方の軸にグリッド線,タグ番号,およびラベルを描画
する「pstgraph環境」です.


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/pst-2dplot )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc pst-2dplot を実行するか,
上記に同梱の pst-2dplot.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {pst-2dplot}
  を記述します.

2.2 コマンド

● pstgreaph環境

  \begin{pstgraph}[key=value](x0,y0) ~ \end{pstgraph}
  
  ボックスの左下隅と右上隅の座標は,それぞれ(0,0)と(x0,y0)です.
  
● key=value は直接設定することも,\setpstgraphマクロを介して,次の構文で設定することもできます.
  \setpstgraph{key1=value1, key2=value2, . . . }
  
  x軸とy軸のラベルは,直接設定することも,\pstlabelマクロを介して設定することもできます.
  このマクロの構文は次のとおりです.
  
  \pstlabel{x-label}{y-label}
  
● ファイルdata-fileにデータを描画するために使用される \pstfileplot です.
  このマクロの構文は次のとおりです.
  
  \pstfileplot[key=value]{data-file}
  
  (x0,y0),(x1,y1),(x2,y2),... プロットする曲線上の点は,データファイルは
  次の形式でなければなりません.

  [x0] [y0]
  [x1] [y1]
  [x2] [y2]
  ...
  ...
  
  データファイル内の 「すべてのデータ値は負ではない」ことに注意することが重要です.


§3 サンプル

(1)データファイル作成

%%data1.dat (折れ線1)

[0.0] [0.0]
[0.1] [0.1]
[0.2] [0.1]
[0.3] [0.2]
[0.4] [0.2]
[0.5] [0.4]
[0.6] [0.5]
[0.7] [0.8]
[0.8] [0.9]
[0.9] [1.0]
[1.0] [0.2]

 
 
%%data2.dat (折れ線2)

[0.0] [0.8]
[0.1] [0.9]
[0.2] [1.0]
[0.3] [0.8]
[0.4] [0.7]
[0.5] [0.5]
[0.6] [0.3]
[0.7] [0.2]
[0.8] [0.1]
[0.9] [0.2]
[1.0] [0.3]

 
 
%%data3.dat (sin カーブ)

[0.0] [1.0000000]
[0.1] [0.6909830]
[0.2] [0.4122150]
[0.3] [0.1909830]
[0.4] [0.0489435]
[0.5] [0.0000000]
[0.6] [0.0489435]
[0.7] [0.1909830]
[0.8] [0.4122150]
[0.9] [0.6909830]
[1.0] [1.0000000]
[1.1] [1.3090200]
[1.2] [1.5877900]
[1.3] [1.8090200]
[1.4] [1.9510600]
[1.5] [2.0000000]
[1.6] [1.9510600]
[1.7] [1.8090200]
[1.8] [1.5877900]
[1.9] [1.3090200]
[2.0] [1.0000000]

 
 

%%data4.dat (cos カーブ)

[0.0] [0.0000000]
[0.1] [0.0489434]
[0.2] [0.1909830]
[0.3] [0.4122147]
[0.4] [0.6909830]
[0.5] [1.0000000]
[0.6] [1.3090169]
[0.7] [1.5877852]
[0.8] [1.8090169]
[0.9] [1.9510565]
[1.0] [2.0000000]
[1.1] [1.9510565]
[1.2] [1.8090169]
[1.3] [1.5877852]
[1.4] [1.3090169]
[1.5] [1.0000000]
[1.6] [0.6909830]
[1.7] [0.4122147]
[1.8] [0.1909830]
[1.9] [0.0489434]
[2.0] [0.0000000]

 
 
(2)文書ファイル作成

● 折れ線グラフ(1)--- pst-2dplot01.tex

pst-2dplot01.png



● 折れ線グラフ(2)--- pst-2dplot02.tex (preamble部は上と同じ)

pst-2dplot02.png



● sin/cos カーブ -------- pst-2dplot03.tex (preamble部は上と同じ)

pst-2dplot03.png


(注)すべての点の座標は「負」でないことに注意します.
   y=sin(pi(x-1))+1,
   y=cos(pi(x-1))+1
   x=0~2 で計算します.(x=-1~1をx=0~2とする)
   
   (data3.dat , date4.datを参照)


(3)コンパイル

  次の手順で行います.
  
  (1) latex pst-2dplot??.tex
  (2) latex pst-2dplot??.tex
  (3) dvips pst-2dplot??.dvi
  (4) ps2pdf ??.ps ??.pdf
  
  (?? は 01か 02 または 03)
  


(EOF)

  1. 2019/04/12(金) 13:36:30|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] graphviz --- LaTeX文書の中にgraphviz(dot / neato)グラフを描く

§1 はじめに

graphvizにはdotとneatoプログラムが含まれています.これはグラフの仕様を読み,それをグラフィカルに描画します.
PostScriptやPDFを含む,さまざまなグラフィック形式がサポートされています.

なお,参考として『 [便利ツール] Doxygen でドキュメントを作成 』の ”Graphvizでグラフ生成”の項があります.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/graphviz )から
ダウンロードしてください.

TeXLive には標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc graphviz を実行するか,
上記に同梱の graphviz.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage[options] {graphviz}
  を記述します.

[options]:
  ・ps --- psファイルを出力する.(デフォルト)
  ・pdf--- pdfファイルを出力する.
  ・singlefile---すべての有向グラフを単一のファイル(tmpmaster.graphviz)に書き込み,
   そのファイルを個々のドットファイルに分割し,dot単位で処理する.

2.2 コマンド

\digraph(dot:有向グラフ) および \neatograph(neato:無向グラフ) コマンドは3つの引数を取ります.

● \digraph[<i>]{<n>}{<g>}

● \neatograph[<i>]{<n>}{<g>}

[<i>]
  グラフ(ps,pdf)ファイルをインクルードする\includegraphicsコマンドのパラメータ[これはオプションです]
  例えば 'scale = 0.5'

{<n>}
  グラフの名前. filename.dotが作成され,ps/pdfファイルがドットから生成されます.

{<g>}
  dot / graphviz言語で指定されたグラフ.例えば、 'rankdir = LR; a-> b-> c; '


§3 サンプル

注意:
● コンパイル手順(2回繰り返す)
  pdflatex --shell-escape filename.tex
  pdflatex --shell-escape filename.tex

● 本パッケージは日本語には対応しておりません.


(1)digraph の例

digraph01.png



digraph02.png



digraph03.png




(2)neatograph の例

neatograph01.png




(3)どうしても日本語したい場合

注意:

Graphviz :dot言語で記述されたグラフの構造を画像ファイルへ出力しますが,必要に応じて,
      下記からダウンロードしてください.
      https://graphviz.gitlab.io/_pages/Download/Download_windows.html

先ず,次に示す sampleX.dot (拡張子は .txt でも可)を作成します.

sampleX.dot
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
digraph g{
rankdir=LR;
graph [fontname = "IPAexGothic"];
node [fontname = "mikachan-PB"];
edge [fontname = "IPAexGothic"];
"水星" -> "金星" -> "地球";
}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

次に,コマンドラインで dotコマンドで処理します.

  dot -T png sampleX.dot -o sampleX.png

pdfを出力したければ,

  dot -T pdf sampleX.dot -o sampleX.pdf とします.


結果は以下の通りです.

sampleXXX.png



(EOF)

  1. 2019/03/27(水) 13:41:05|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] fbox --- \fbox の拡張バージョン

§1 はじめに

このパッケージは,LaTeX標準の \fbox を再定義してあり,オプションの引数が使用できます.

例えば,\fbox[lt]{foo}のように,l)eft、r)ight、t)op、および b)ottom の任意の組み合わせに
することができます.
大文字,または小文字と大文字の組み合わせを使用することもできます.

同類のパッケージとして,「efbox --- \fbox の拡張バージョン」 もご一読ください.


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/fbox )から
ダウンロードしてください.


1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc fbox を実行するか,

上記に同梱の fbox.pdf をお読み下さい.


§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {fbox}

  を記述します.

§3 サンプル
fbox01.png


(EOF)
  1. 2019/03/20(水) 14:31:32|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] dirtytalk --- 引用符をより簡単にタイプセットするためのパッケージ

§1 はじめに

dirtytalkパッケージはコマンド \say{...} を使って引用符をタイプセットするマクロを提供します.
引用符グリフはマクロによって挿入されます. ネストした引用符は検出されます.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/dirtytalk )から
ダウンロードしてください.

TeXLive には標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc dirtytalk を実行するか,
上記に同梱の dirtytalk.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {dirtytalk}
  を記述します.


§3 サンプル

クォーテーションマークとかぎ括弧は,その使用法がほぼ同じです.

かぎ括弧にも,一重と二重があり,一般的には一重を使用し,入れ子にする場合や特別な場合(書名などを示す)に,
二重を使用しています.クォーテーションマークも基本的には同じです.

入れ子の場合の対応は,
「 」→ " "
『 』→ ' 'となります.以下のサンプルをご覧ください.

dirtytalk01x.png


(EOF)


  1. 2019/03/10(日) 08:05:14|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] arydshln --- array/tabular形式で破線を描画する

§1 はじめに

arydshlnパッケージは,array/tabular形式の環境で破線を描画するためのものです.
水平線は\hdashlineと\cdashlineによって描かれ,垂直線は ':'を使ってプリアンブルの一部として指定できます.
破線の形状は、スタイルパラメータまたはオプションの引数によって制御できます.

このパッケージは、array、colortab、longtable、およびcolortblと互換性があります.
( This file has version number v1.76, last revised 2019-02-21.)

\usepackageの順序は以下とします.逆にすると不思議なエラーが発生するようです.

\usepackage{array}
\usepackage{longtable}
\usepackage{colortab}
\usepackage{colortbl}
\usepackage{arydshln}

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/arydshln )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

なお,
arydshlnパッケージは,最新バージョン(v1.76)であることを確認してください.
それ以前のバージョンは,互換性などで不具合があります.


1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc arydshln-man を実行するか,
上記に同梱の arydshln-man.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {arydshln}
  を記述します.

2.2 コマンド

● 垂直の破線を描く
  (1)縦線を引くために「|」を使用するのと同じように,ダッシュ線で区切られた列の区切り文字として
     プリアンブルで「」を使用します.

  (2)通常の ':'の代わりに、<gap>のスペースで区切られた<dash>のダッシュセグメントを含むダッシュラインが
     表示されます.破線の形状を明示的な指定を与えることができます.
     
     ;{<dash>/<gap>}を指定.
     

● 水平な破線を描く
  (1)\hlineおよび\clineの対応物として \hdashline および \cdashline を使用します.
  (2)以下のように \hdashline および \cdashline のオプション引数を通して明示的な形状指定
     を与えることができます.
     
     \hdashline[<dash>/<gap>]
     \cdashline{<col1>-<col2>}[<dash>/<gap>]



§3 サンプル

例1:

arydshln01.png


例2:

arydshln02.png


例3:

arydshln03.png

(EOF)

  1. 2019/03/01(金) 08:18:12|
  2. LaTeX Tools
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