天地有情

[LaTeX] Veen --- Venn図で遊ぼう!

§1 はじめに

更新版: 2017/05/11 (全面書き換え・修正)

LaTeX において, Venn図を描くスタイルファイルを2つ紹介します.

(1)venndiagram.sty
(2)venn.sty

§2 venndiagram.sty

venndiagramパッケージは,単純な2集合と3集合のVennダイアグラムの生成を支援します.
パッケージにはTikZパッケージが必要です.

(1) インストール

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

(2) マニュアル

コマンドラインから texdoc venndiagram を実行するか,
上記に同梱の venndiagram.pdf をお読み下さい

(3) 使い方

■ プリアンブルに
  \usepackage {venndiagram}
  を記述します.

■ 環境・コマンド

(a) 2集合の場合

   \begin{venndiagram2sets}[<options>] ~ \end{venndiagram2sets}

(b) 3集合の場合

   \begin{venndiagram3sets}[<options>] ~ \end{venndiagram3sets}

  <options> の指定方法
オプションは key=value の形式です.複数オプションの場合はカンマ(,)で区切って指定します.
(通常は デフォルト設定 のままで利用できます.ラベル名称をユーザ側で設定したいときに使います.)

venn01.png


(c) コマンド

  下記のコマンドが定義されています.
  
cmd01.png
  
cmd02.png
  
(d) 書式のサンプル

  sample.tex

  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
  %% 文字コード:UTF-8
  \documentclass{scrartcl}
  \usepackage{venndiagram}
  \usepackage{luatexja}
  \begin{document}
   \begin{venndiagram2sets}[<options>] %% または,\begin{venndiagram3sets}
     :
     :
   \end{venndiagram2sets}        %% または,\end{venndiagram3sets}
  \end{document}
  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 ★クラスファイルは scrartcl を使っていますが,(js)article でも構いません.
 ★文字コードは UTF-8 としています.

■ コンパイルの仕方(lualatex を使用しています.)
  luajitlatex sample.tex
  または
  lualatex sample.tex

■ コンパイルの結果
  正しくコンパイルできたら sample.pdf が生成されます.

(4) サンプル

オプションの使い方
      例えば,\begin{venndiagram2sets}[オプション指定]\end{venndiagram2sets}のように記述します.

venn02.png


(a) 和集合 の例を示します.

venn03.png

(b) option [tikzoptions={scale=2,thick}] の例を示します.

venn04.png

(c) option [shade=blue] の例を示します.

venn05.png






§3 venn.sty

(1) インストール

必要に応じて, http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/texindex.html#b から
ダウンロードしてください.

(2) マニュアル

特に,ありません.

(3) 使い方

■ プリアンブルに
  \usepackage {venn}
  を記述します

■ コマンド


(a) 1集合の場合
   \vennone{label}

(b) 2集合の場合
   \venntwo[<options>]{label1}{label2}

c) 3集合の場合
   \vennthree[<options>]{label1}{label2}{label{3}

(d) <options> の指定方法
  
  PSTricks のオプションが指定できます.


(4) サンプル

  sample2.tex

  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
  %% 文字コード:UTF-8
  \documentclass{jsarticle}
  \usepackage{venn}
  \begin{document}
  1集合の場合
  \begin{center}
   \vennone{$A$}
  \end{center}
  %
  2集合の場合(積集合の例)
  \begin{center}
   \venntwo[\rput(.5,.5){\tiny $A\cap B$}]{$A$}{$B$}
  \end{center}
  %
  3集合の場合(積集合の例)
  \begin{center}
   \vennthree[\rput(.5,.5){$A\cap B$}]{$A$}{$B$}{$C$}
  \end{center}
  \end{document}
  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■ コンパイルの仕方
  (1) platex-utf8 sample2.tex %%sample2.dvi が生成される
  (2) dvips sample2.dvi    %%sample2.ps が生成される
  (3) ps2pdf sample2.ps    %%sample2.pdf が生成される

venn06.png

スポンサーサイト
  1. 2013/12/25(水) 09:52:05|
  2. LaTeX Tools
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<tcolorbox.sty を使ってみた | ホーム | bclogo.sty の使い方 備忘録>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://konoyonohana.blog.fc2.com/tb.php/60-ffdd4846
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)