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天地有情

[LaTeX] dashundergaps --- 下線,点線,または破線の問答用のギャップを生成する

§1 はじめに

dashundergapsパッケージを使用すると,テキストの素材を空白で置き換えることができます.

デフォルトでは,ギャップに下線が引かれ,その後に括弧内のギャップ番号が続きますが,
下線の代わりにダッシュまたはドット,ギャップ番号なし,またはそれらの異なる形式もあります.
また,通常は非表示のテキストを特別な形式で表示する『教師用モード』もあります.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/dashundergaps )から
ダウンロードしてください.

TeXLiveには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc dashundergaps を実行するか,
上記に同梱の dashundergaps.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {dashundergaps}
  を記述します.

§3 サンプル

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass{jsarticle}
\usepackage[T1]{fontenc}
\usepackage{dashundergaps}
\parindent0pt
%
\begin{document}
%\TeacherModeOn
作者は誰か\gap[w]{夏目漱石} 吾輩は猫である\\
\TeX の生みの親は\gap[u]{Donald.E.Knuth(クヌース)} 組版処理システム\\
\LaTeX の入門本\gap[-]{奥村 晴彦} 『\LaTeXe 美文書作成入門』\\
相対性理論を唱えた\gap[d]{アインシュタイン} $E=mc^2$
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【説明】
 (1)\gap[<style>]{<text>} ....<text>....

    パッケージによって提供されるメインコマンドは\gapで,ギャップを生成するために使用されます.
    \gap*コマンドはギャップ番号は付きません.
    マテリアルを含む必須の<text>引数が必要です.
    デフォルトでは、ギャップに下線が引かれていますが,変更できます.
    オプションの<style>引数は,特定の種類の下線を明示的に定義します.
     u = \uline, d = \uuline, w = \uwave, b = blank, - = \dashuline, . = \dotuline

 (2)『ファントムモード』と『教師用モード』
 
   ●『ファントムモード』では,下線(どのような形式のものでも)が
    評価シートの「記入ブロック」として機能します.
    
   ●サンプルファイルの実行結果
   
dashundergaps01.png


   
   ●『教師用モード』
    \TeacherModeOn, \TeacherModeOff
    ギャップの素材が表示される教師モードもサポートされています.
    これは,\gapが使用される場合に予想される回答を表示したり,
    フォームのサンプル入力を表示したりするために使用できます.
    
    教師モードは、\TeacherModeOnまたは\TeacherModeOffを使用して,
    ドキュメント内の任意の場所でオンまたはオフにできます。
    
   ●サンプルファイルの実行結果
      8行目の %\TeacherModeOn のコメント記号%を外して,コンパイルします.
   
   
dashundergaps02.png




(EOF)

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  1. 2020/02/22(土) 09:07:34|
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