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天地有情

[LaTeX] eqexpl --- 式の説明を揃える

§1 はじめに

eqexpl は数式の構成要素について完全にフォーマットされた説明を適用して
術語・用語・記号などのリストを作成するツールです.

類似のパッケージとして,拙著ブログ「nomencl --- 専門用語リストの作成」も
ご一読ください.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/eqexpl )から
ダウンロードしてください.

TeXLive には標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc eqexpl を実行するか,
上記に同梱の eqexpl.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {eqexpl}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \begin{eqexpl} ~ \end{eqexpl}

  例:

\begin{eqexpl}
   \item パラメータを記述
   \item 〃
   \item 〃
\end{eqexpl}


(詳細は,サンプルをご覧ください.)


§3 サンプル

eqexpl01.png

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a4paper,11pt]{jsarticle}
\usepackage{newtxmath}
\usepackage{eqexpl}
\parindent0pt
%
\begin{document}
伝達関数$G(s)$において$s$を$j\omega$に置き換えた$G(j\omega)$
を周波数伝達関数という。また、周波数$\omega$を$0$から$\infty$
まで変化させたときの$|G(j\omega)|$をゲイン特性といい、$\phi$
の変化を位相特性という。

\bigskip

\begin{eqexpl}[3cm]
  \item {$G(s)$} 伝達関数
  \item {$G(j\omega)$} 周波数伝達関数
  \item {$g(j\omega)$} ゲイン特性
\item {$\phi$} 位相特性
\end{eqexpl}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

\begin{eqexpl}[3cm]:項目全体を右側へ[3cm]に設定している.
 
 



eqexpl02.png

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\begin{document}
\begin{equation*}
E = m c^2
\end{equation*}
%
\eqexplSetDelim{$\to$}
\begin{eqexpl}[3cm]
  \item {$E$} 等価エネルギー
  \item {$m$} 質量
  \item {$c$} 光の速度 ($ c \approx 3 \times 10^8 m/s$)
\end{eqexpl}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

\eqexplSetDelim{$\to$}:デフォルトの --- を \to(→)に変更している.


(EOF)

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  1. 2019/07/13(土) 12:42:58|
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