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dvipdfmx,dvipdfm,dvipdfmo コマンド 備忘録

dvipdfmx,dvipdfm,dvipdfmo コマンド 備忘録

dvipdfm(x),dvipdfmo コマンドに関する備忘録です.

W32TeXの[bin]ホルダ下にある dvipdfm(x),dvipdfmo コマンド の一般的な使用法の説明です.
これらのコマンドはいずれも .dvi 入力ファイルを PDF に変換します.

■ 開発の経過
Mark Wicksさん による dvipdfm 0.13.2c を元九州大学の平田さん (S. Hirata) が
日本語をサポートするように拡張されたものが dvipdfmo.exe です.

以前、開発版と呼んでいたものは平田さんから、平田さんを含む
dvipdfmx project team に引き継がれ、Jin-Hwan Cho さんによって活発に機能の
充実化が計られています.

dvipdfm.exe 自体は、より新しい dvipdfmx.exe と同じもので、名前が違うだけです.

(1)使い方

i) ソースファイルの例(foo.tex)
-------------------------------
\documentclass{jsarticle}
\usepackage[option]{graphicx}
\begin{document}
   : %(和文混在の文章想定)
   :
\includegraphics{...} %画像は .png または .jpg を想定
   :
   :
\end{document}
-------------------------------

ii) ソースファイルにはプレアンブル部に次を記述します.
\usepackage[option]{graphicx} ----- [option] 部は次の通りです.

■ [option] 部を [dvipdfmx] とした場合のコンパイル
   (a) platex foo.tex
   (b) dvipdfmx foo.dvi または dvipdfm foo.dvi または dvipdfmo foo.dvi
     (この3つの内,いずれを利用しすると foo.pdf が生成されます.)

■ [option] 部を [dvipdfm](xなし) とした場合のコンパイル
   (a) platex foo.tex
      ! LaTeX Error: File `./xxx.bb' not found.
      となります.
      対応策として,\usepackage{mediabb}を付加します.
      そうすると,
   (b) dvipdfmx foo.dvi または dvipdfm foo.dvi または dvipdfmo foo.dvi
     (この3つの内,いずれを利用しすると foo.pdf が生成されます.)

(2)結論

   [option] 部を [dvipdfmx] とし,
   (a) platex foo.tex
   (b) dvipdfmx foo.dvi または dvipdfmo foo.dvi
   とするのが妥当のようです.

 ※ 文書に和文が混在すると,dvipdfmo を使うと pdf容量が小さくなる傾向があります.

(3)生成された PDF の[プロパティ]

   (気にする必要はないと思います)
   
   (a) dvipdfmx あるいは dvipdfm で生成されたものは
     変換:dvipdfmx 20130923
     pdf バージョン 1.5
    
   (b) dvipdfmo で生成されたものは
     変換:dvipdfm 0.13.3 TL-j-p1d
     pdf バージョン 1.5
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  1. 2013/10/07(月) 09:24:06|
  2. LaTeX Tools
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