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天地有情

[LaTeX] phfparen --- 括弧で囲まれた数式表現のより簡単な方法を提供

§1 はじめに

phfparenパッケージの基本マクロは \parenです.
マッチする区切り文字を解析し,そのサイズを調整することを含む括弧付きの式を処理します.

backtickのchar( ` バッククォート)は, \parenを指定するための省略表現です. 長い式を解消すると便利です.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/phfparen )から
ダウンロードしてください.

TeXLiveには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc phfparen を実行するか,
上記に同梱の phfparen.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {phfparen}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \paren <任意のサイズ引数> <開始区切り文字> ... <終了区切り文字>

    <任意のサイズ引数> \big, \Big, \bigg, \Bigg など
    
    <開始区切り文字>  (, [, <, {, \{
    <終了区切り文字>  ), ], >, }, \}
    デフォルトでは,上記の区切り文字のペアが認識されます.

  e.g. \log\paren\big( a + \sin(x) - y) ⇒ log(a + sin(x) - y)

● \paren の代わりに backtick文字( ` )(「Shift」+「@」)で入力を使用することができる.

  e.g. \log `\big( a + \sin(x) - y) ⇒ log(a + sin(x) - y)


● オプションのsize引数が * の場合、デリミタのサイズは \left(.... \right....)になり,
  自動的にサイズが決定される.

  e.g. \log `*( a + \sin(x) - y) ⇒ log(a + sin(x) - y)
  
§3 サンプル

phfparen01.png


(EOF)
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  1. 2017/12/10(日) 08:42:15|
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