天地有情

[LaTeX] delimseasy --- サイズ変更可能なデリミタコマンド

§1 はじめに

このパッケージは,一貫性があり覚えやすい,区切り文字の大きさと黒さを制御する
ためのコマンドを提供します.

大きなサイズのコマンドを追加するには 1~4個の "b" を,太字の場合は「B」を前に付けます.
これらのコマンドは,不完全なデリミタペアの可能性を減らし,一般にLaTeXのデフォルトより
も少ない文字を使用します.

1.1 インストール

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc delimseasy を実行するか,
上記に同梱の delimseasy.pdf をお読み下さい.


§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {delimseasy}
  を記述します.
  また,\usepackage{amsmath,amssymb}を付加してください.


2.2 コマンド

(1)基本的なデリミタコマンド

delimseasy01.png


コマンド末尾の 1~4個の"b"は次のコマンドに対応しています.

・b ----- \big
・bb ----- \Big
・bbb ----- \bigg
・bbbb ----- \Bigg

e.g. $\prn{x^2+1}$, $\prnb{x^2+1}$,
  
   $\prnbb{x^2+1}$, $\prnbbb{x^2+1}$, $\prnbbbb{x^2+1}$


(2)ボールドタイプ

上記の"基本的なデリミタコマンド"に対し,接頭辞 \B を付すと bold になります.

e.g. \Bprn, \Bprnb, ...

   \Bsqpr, \Bsqprb, ...
   など.

(3)片面区切りタイプ

上記の"基本的なデリミタコマンド"に対し,接頭辞 \L あるいは \R を付すと 片面区切り になります.

e.g. \Lprn → ( , \Lsqpr → [

   \Rprn → ) , \Rsqpr → ]
   など.

コマンド末尾に 1~4個の"b" を付すと bold になります.

e.g. $\Lprn{x^2+1}\Rprn$

   $\Lprnb{x^2+1}\Rprnb$


(4)接頭辞 \D を付すと \left ~ \right の代用 となる

対象となるのは以下です.(b,bb,bbb,bbbbは対象外です)

\Dprn, \Dsqpr, \Dngl, \Dabs, \Dnrm, \Dstgt

e.g. $\Dprn{x^2+1}$


(EOF)

スポンサーサイト
  1. 2016/12/08(木) 04:15:01|
  2. LaTeX Tools