天地有情

[LaTeX] coloring --- 名前によって自動的に色を定義する(\definecolorは不要)

coloring --- 名前によって自動的に色を定義する(\definecolorは不要)

§1 はじめに
coloringパッケージは,名前によって自動的に色を定義することができます.
パッケージを使用すると,色を使用する前に \definecolor を記述する必要がありません.

1.1 インストール

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc coloring を実行してください.


§2 使い方

(1)プリアンブルに
  \usepackage {coloring} を記述します.
  自動的に xcolor,etoolbox,xparse,l3regex がロードされます.
  
(2)Gray Colors の記述例

\textcolor{gray2}{Text}
  パッケージ内部では,自動的に \definecolor{gray2}{gray}{0.2} が定義されます.
  記述例:
  ・\textcolor{gray1}{Text} --- 配色比率 0.1
  ・\textcolor{gray5}{Text} --- 配色比率 0.5
  ・\textcolor{grayx}{Text} --- 配色比率 1.0 (1.0 は x で表します.以下同様)

(3)RGB Colors の記述例
\colorbox{rgb37x}{Text}
    パッケージ内部では,自動的に \definecolor{rgb37x}{RGB}{0.3,0.7,1.0} が定義されます.

  記述例:
  ・\colorbox{rgb000}{Text} --- RGB配色比率 0.0,0.0,0.0 (黒)
  ・\colorbox{rgbxxx}{Text} --- RGB配色比率 1.0,1.0,1.0 (白)
  ・\colorbox{rgb37x}{Text} --- RGB配色比率 0.3,0.7,1.0

(4)HSB Colors の記述例
\colorlet{mycolor}{blue59}
 \colorbox{mycolor}{Text}
    パッケージ内部では,自動的に \definecolor{blue59}{HSB}{240,0.5,0.9} が定義されます.
    なお,出力するときは,\colorbox{mycolor}{Text}とします.
    H(hue:色相)=240, S(saturation:彩度), B(brightness:輝度)を表し,Hについては以下を参照ください.

coloring01A.png


HSB色を使用するときは、プリアンブルに次の行を追加することができます.
  \substitutecolormodel{HSB}{RGB}

  記述例:
  ・ \colorlet{mycolorA}{magenta59} ---- H=300 ,S=0.5, B=0.9
    \colorbox{mycolorA}{Text}
  ・ \colorlet{mycolorB}{cyan47} ------- H=180 ,S=0.4, B=0.7
    \colorbox{mycolorB}{Text}
  ・ \colorlet{mycolorC}{green3x} ------ H=120 ,S=0.3, B=1.0
    \colorbox{mycolorC}{Text}


§3 サンプル

coloring02.png



(EOF)

スポンサーサイト
  1. 2016/05/16(月) 07:14:24|
  2. LaTeX Tools