天地有情

動画をLaTeX文書に埋め込む(1)

動画をLaTeX文書に埋め込む(1)

動画をLaTeX文書に埋め込むには,先ずは動画を作成しなければなりません.
方法の一つとして,次のリンクにアクセスして見てはどうでしょうか.

http://www.gigafree.net/media/recording/camstudio.html

動画を作成したら,これを埋め込むための LaTeX文書 を作成します.
動画の拡張子は .swf です.出来上がりの動画を[sample.swf]とします.

※ 動画の拡張子は .avi でも同様に処理できます.
  [動画をLaTeX文書に埋め込む(2)]を参照してください.


さて,今回は pdflatex を使用しますが,lualatex を使う例は
動画をLaTeX文書に埋め込む(3)]を参照してください.

● LaTeX文書のサンプル
(pdflatex で処理します)

----------------------------------------------------------
%% ファイル名:TEST.tex
%% 文字コード:Shift JIS

01: \documentclass{article}
02: \usepackage{movie15}
03: \usepackage[pdftex]{graphicx}
04: \usepackage[pdftex]{hyperref}
05: \usepackage{ums}
06: \input jpdftextounicode
07: \pdfgentounicode=1
08:
09: \begin{document}
10: \section{動画のテスト}
11: ムービテストを行います.
12:
13: \bigskip
14:
15: \includemovie[text=(sample)]{7cm}{7cm}{sample.swf}
16: \end{document}
----------------------------------------------------------

● 説明

01行目: クラスファイルは欧文に限ります.(日本語クラスファイルは利用できません)
02行目: ムービ用パッケージ(必須)
03行目: グラッフィクス用パッケージ. オプション指定は[pdftex](必須)
04行目: ハイパーリンク用. オプション指定は[pdftex](必須)
05行目: 文書に日本語が混在する場合には必須.(unicode変換)
06行目: 同上.
07行目: 同上.
なお,欧文のみなら05~07行は不要です.
※ 06~07行目は次と置き換えできます.
06: \pdfmapline{=msmin@Unicode@ <ipam.ttf}
07: \pdfmapline{=msgoth@Unicode@ <ipag.ttf}
09行目: 本文開始.
15行目: 動画(.swf)の取り込み.(必須)
16行目: 本文終了.

● コンパイルの仕方

次の順序でコンパイルします.

(1)topdftex TEST.tex sample.tex
(2)pdflatex sample
(3)pdflatex sample
(4)pdflatex sample
※ (2)~(4)ワーニング情報が出なくなるまで繰り返す.

なお,欧文のみの場合は(1)の操作は不要です.

※ コンパイルの仕方については[pdflatex(日本語対応)備忘録]をも参照してください.

● 仕上がり

コンパイルが終了すると sample.pdf が生成されます.
表示するには [Adobe Reader XI ]を使ってください.([SumateraPDF] では表示できません)

PDFを開き,(sample)をクリックします.すると,
[セキュリティ上の問題が発生する可能性をふせぐため,...]
という注意が示されますので,右端の[オプション]をクリックして[今回のみこの文書を信頼する]を
選択します.再び,(sample)をクリックすると動画が開始されます.

以下は動画の一場面を表示しています.

movie



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  1. 2013/04/15(月) 13:25:19|
  2. pdflatex
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