天地有情

[LaTeX] figsize --- グラフィックスを自動サイズ設定する

figsize --- グラフィックスを自動サイズ設定する

§1 はじめに

従来,複数のグラフィックスを並べ,且つ 図に異なる見出しを付けるパッケージとして subfigure がありました.
今回,紹介する figsizeパッケージは graphicxパッケージを使用して,グラフィックスの自動サイズ設定を有効に
します.(動的に正しいグラフィックス サイズを計算します)

1.1 ダウンロード

CTAN(http://www.ctan.org/pkg/figsize)から入手できます.

1.2 インストール

texmf-local側にインストールすれば良いと思います.

取り敢えず,
C:\w32tex\share\texmf-local\tex\latex 下に figsize.sty を配置します.
C:\w32tex\share\texmf-local\doc 下に figsize.pdf を配置します.

その後, mktexlsr を実行します.

1.3 マニュアル

コマンドラインから texdoc figsize.pdf を実行してください.


§2.LaTeX2e 文書での指定方法

プリアンブルに
  \usepackage{figsize} を記述します.

2.1 基本的なコマンド

動的にグラフィックの幅と高さを定義する figsizeパッケージは、目的のレイアウトを指定できるようにします.

  \SetFigLayout[<extra space for long captions>]{<rows>}{<columns>}

● どのページにも収まる必要があり,グラフィックスの <rows> と <columns> の数を指定します.

● 長いキャプションを持っている場合,ページ上許容されるべきであるか パッケージに伝えることができ,
  graphicxパッケージのコマンドを使用してグラフィックを含みます.--- \includegraphics{filename}

● \SetFigLayoutは{2}{3}アルゴリズムは,2段、3列 に収まるように コマンド \includegraphics{...} と
  挿入されたグラフィックスのサイズが自動設定されます.

● \SetFigLayout{}{} が発行されるとパッケージは、2つの新しい相対的な長さ \figwidth と \figheight を
  再定義します.

§3.サンプル

(1)ソースファイル --- 画像2段3列の例

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass{ltjsarticle}
\usepackage{graphicx}
\usepackage{figsize}
%
\begin{document}
\begin{figure}
\SetFigLayout{2}{3}
\subfigure[A1 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}}
\hfill
\subfigure[A2 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}}
\hfill
\subfigure[A3 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}} \\
\subfigure[B1 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}}
\hfill
\subfigure[B2 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}}
\hfill
\subfigure[B3 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}}
\caption{Donald-duck の絵}\label{fig:1}
\end{figure}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

figsize01.png




(2)上ソースファイルにおいて \SetFigLayout{1}{6} を指定の例

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\begin{figure}
\SetFigLayout{1}{6}
\subfigure[A1 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}}
\subfigure[A2 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}}
\subfigure[A3 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}}
\subfigure[A4 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}}
\subfigure[A5 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}}
\subfigure[A6 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}}
\caption{Donald-duck の絵}\label{fig:1x}
\end{figure}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

   画像サイズが自動的に設定されています.画像サイズは \figwidth と \figheight に設定されています.
   (\the\figwidth および \the\figheight で設定値を参照できます)

figsize01x.png




(3)上ソースファイルにおいて \SetFigLayout{2}{4} (8画像)を指定の例

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\begin{figure}
\SetFigLayout{2}{4}
\subfigure[A1 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}}
\hfill
\subfigure[A2 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}}
\hfill
\subfigure[A3 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}}
\hfill
\subfigure[A4 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}} \\
\subfigure[B1 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}}
\hfill
\subfigure[B2 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}}
\hfill
\subfigure[B3 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}}
\hfill
\subfigure[B4 subfigure.]{\includegraphics{donald.jpg}}
\caption{Donald-duck の絵}\label{fig:2}
\end{figure}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

figsize02.png




(4)上ソースファイルにおいて \SetFigLayout{1}{2} (2画像)を指定の例

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\begin{figure}
\SetFigLayout{1}{2}
\subfigure[A1 subfigure.]{\includegraphics{tiger.pdf}}
\subfigure[A2 subfigure.]{\includegraphics{golfer.pdf}}
\caption{Tiger \& Golfer}\label{fig:3}
\end{figure}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

figsize03.png




(5)上記と同様であるが,用紙を A5 サイズとした例

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a5paper]{ltjsarticle}
\usepackage{graphicx}
\usepackage{figsize}
%
\begin{document}
\begin{figure}
\SetFigLayout{1}{2}
\subfigure[A1 subfigure.]{\includegraphics{tiger.pdf}}
\subfigure[A2 subfigure.]{\includegraphics{golfer.pdf}}
\caption{Tiger \& Golfer}\label{fig:3}
\end{figure}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

   A4 → A5 サイズダウンに伴い画像も自動的に縮小されます.

figsize04.png



(EOF)

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  1. 2015/07/30(木) 08:59:26|
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