天地有情

[LaTeX] pagenote.sty --- もう一つのエンドノート(その1)

pagenote.sty --- もう一つのエンドノート(その1)

§1 はじめに

pagenoteパッケージ は別のページに植字されていることを除いては,footnotesと類似のノートを提供します.
これらは,多くの場合,endnotes と呼ばれています.

エンドノートは,多くの場合,footnotes の代わりに使用され,メインテキストの流れを中断しないように使われ,
pagenoteパッケージは,このようなノートを提供します.

通常,文書の最後に置かれていますが,代わりに,各章の最後に置くこともできます.

なお,本パッケージは中間ファイルをもち .ent の拡張子をもっています.

1.1 インストール

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされていますので,インストール作業は必要ありません.
すぐに利用できる状態にあると思われます.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc pagenote を実行してください.

§2 LaTeX2e 文書での指定方法

2.1 書式

プリアンブルに
  \usepackage[<options>]{pagenote}
  を記述します.


2.2 <options>

continuous :
デフォルトではノート番号は,文書内の各メイン部門でリセットされます.
[continuous]オプションが使用される場合,番号付けは,文書全体に連続します.

page :
デフォルトでは,ページ番号がノート内の参照には使用できません.
[page]オプションを使用すると,ページ番号の利用が可能です.

2.3 書式のサンプル

  書式のサンプルを示します.
  
  sample.tex
  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
  %% 文字コード:UTF-8
  \documentclass{ltjsarticle}
  \usepackage[<options>]{pagenote}
  \begin{document}
   ・・・・・・
  \end{document}
  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

  ★クラスファイルは ltjsarticle を使っていますが,scrartcl や article でも構いません.
  ★文字コードは UTF-8 とします.

■ コンパイルの仕方
(クラスファイルが ltjsarticle の場合)

  luajitlatex sample.tex
  または
  lualatex sample.tex

■ コンパイルの結果
  正しくコンパイルできたら sample.pdf が生成されます.

§3 コマンド

3.1 \makepagenote

\makepagenoteコマンドはpreambleに入れておく必要があります.これは .ent file を設定します.

3.2 \printnotes, \printnotes*
\printnotesコマンド:
\printnotes 発行後,これ以上のノートが収集されません,全てが終わった後で,それを使用しています.

*バージョンは,その後のメモの新しいセットが .ent file に保存することができます.
例えば,各章の最後に \printnotes* を入れることができます.

§4 サンプル

pagenote01.png


【説明】

02行目:pagenote.sty を登録.オプション[continuous,page]を指定.
03行目:後注のタイトルを「Notes」→「ノート」に変更可能.(必要に応じて処置する)
04行目:後注のsection番号を非表示にできる.(必要に応じて処置する)
05行目:\makepagenote で.ent ファイルを設定.
08行目:\pagenote{...} 後注を生成.
25行目:\printnotes 後注をプリントアウト.

結果:

pagenote02.png


(EOF)

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  1. 2015/04/21(火) 09:32:44|
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