天地有情

[LaTeX] graphbox --- graphicxオプションを拡張してグラフィックの配置を改善する

§1 はじめに

Graphboxパッケージは,標準グラフィックスLaTeX2εパッケージの拡張で,
\includegraphicsに追加のオプション引数を付加して"現在の位置"に対する
グラフィックスの配置を改善します.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( http://www.ctan.org/pkg/graphbox )から
ダウンロードしてください.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc graphbox を実行するか,
上記に同梱の graphbox.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {graphbox}
  を記述します.

2.2 コマンド

graphbox00.png


§3 サンプル

graphbox01.png


(EOF)
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  1. 2017/06/23(金) 09:52:27|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] keyfloat --- floatを生成するためのkey/valueインタフェースを提供する

§1 はじめに

keyfloatパッケージは,image,figures,任意の内容の文章などを作成するための
key/value形式のユーザーインターフェイスを提供します.

なお,LaTeX標準のfigure環境,table環境 を簡素化したもので,多くの修飾パラメータ
が用意されています.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( http://www.ctan.org/pkg/keyfloat )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc keyfloat を実行するか,
上記に同梱の keyfloat.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {keyfloat}
  を記述します.

2.2 環境・コマンド

keyfloat00.png


§3 サンプル

(1)\keyfig---(1)

keyfloat01.png


(2)\keyfigbox

keyfloat02.png


(3)\keytab

keyfloat03.png


(4)keyfigure環境

keyfloat04.png


(5)keytable環境

keyfloat05.png


(6)\keyfig---(2)

keyfloat06.png


(7)keyflots環境

keyfloat07.png


(EOF)

  1. 2017/06/22(木) 08:48:59|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] bardiag --- 棒グラフを描画するためのLaTeXパッケージ

§1 はじめに

bardiagパッケージの主な目的,LaTeX で棒グラフの描画を可能にし,簡単にすることです.
bardiagパッケージは PSTricks に基づいています.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( http://www.ctan.org/pkg/bardiag )から
ダウンロードしてください.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc bardiag を実行するか,
上記に同梱の bardiag.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {bardiag}
  を記述します.

2.2 コマンド

bardiag00.png


§3 サンプル

サンプルのコンパイルは,以下の手順で実行してください.

(a) platex xxx[.tex]
(b) dvips xxx[.dvi]
(c) ps2pdf xxx[.ps] xxx[.pdf]


(1)標準的な棒グラフ

bardiag01.png


  \bardiagrambegin{diagwidth}{diagheight}{bottomheight}{dbar}{dx}{xunit}{yunit}
  
  diagwidth,diagheight,dbar,dx は長さではなく,実数です.
  それらは xunit と yunit を使って自動的に長さに変換されます.(図の拡大縮小が可能となる)
  bottomheight は長さを指定します.
  \bardigramend{xラベル}{yラベル}
  \baritem{caption}{value}{color} 色を使って高さの値のバーを描画し,
  その下にキャプションを表示します.
  \bitweenticks{value} 目盛り間隔を指定します.

  横向きのバーグラフにするには,
  \renewcommand{\bdorientation}{\bdhor} を付加します.
  
  カラーは bardaig.cfg で定義済みのものも利用できます.

(2)凡例を付加した棒グラフ

bardiag02.png


  凡例は
  \diagLegendbegin ~ \diagLegendend の間に \diagLegenditem を利用します.
  Legend の位置は \diagLegendbegin{Xupleft}{Yupleft}{width} の引数で決められます.

(3)項目をグループ化した棒グラフ

bardiag03.png


  グループ化は
  \subbaritem{caption}{value}{color}を使用して行われます.

(4)棒グラフの積み上げ

bardiag04A.png


bardiag04B.png


  \subtopbaritem を利用します.

(5)3Dフレームを作る

bardiag05.png


  フレームは,\frameTD を使用して3次元で行うことができます. ただし、デフォルト値は0ですが,
  \renewcommand{\frameTD}{1}
  で3Dフレームを強制することができます.

(6)棒グラフの3D
bardiag06.png


  \renewcommand{\ ActiveBarPrimitive}{\barTDRect}
  で 棒グラフの3D ができます.


(EOF)

  1. 2017/06/20(火) 09:51:22|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] longfbox --- 標準的なCSS属性を使用して"枠付きボックス"を作成する

§1 はじめに

longfboxパッケージには,標準のCSS属性を使用してカスタマイズできるフレーム付きボックスが
用意されています.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( http://www.ctan.org/pkg/longfbox )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc longfbox を実行するか,
上記に同梱の longfbox.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {longfbox}
  を記述します.

2.2 コマンド・環境

 ● \lfbox[<options>]{<content>}
 
 ● \begin{longfbox}[<options>]]<content> ~ \end{longfbox}
 
 ● \newfboxstyle{<name>}{<options>}
   使用されるオプションを指定するために使用できる新しいスタイルを定義.
 
 ● \fboxset{<options>}
   現在のスコープに対してオプションを設定できる.
  
 ● <options>] は CSS属性(CSS 2.0対応) を指定する.
  (例)
  border-width=2pt,
  border-radius=15pt,
  border-top-left-radius=30pt,
  border-left-width=8pt,
  border-left-color=teal,
  border-right-style=double,
  border-style=dotted,
  margin-right=6em,
  padding=1.5em,
  background-color=floralwhite,
  background-clip=padding-box,
  

§3 サンプル

以下のサンプルは,次の手順でコンパイルします.

  a) platex filename.tex
  b) dvips filename.dvi
  c) ps2pdf filename.ps filename.pdf


(1)\lfbox の例

longfbox01.png


(2)longfbox環境 の例

longfbox02A.png



(3)CSS属性を利用した例

longfbox02B.png


(EOF)

  1. 2017/06/19(月) 07:39:14|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] cutwin --- パラグラフ内に窓を開け,その中に素材をタイプセット

§1 はじめに

cutwinパッケージは,段落からウィンドウを切り取り,ウィンドウ内にテキストやその他の素材をタイプセットする
機能があります. ウィンドウは矩形,または任意の形状です.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( http://www.ctan.org/pkg/cutwin )から
ダウンロードしてください.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc cutwin を実行するか,
上記に同梱の cutwin.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {cutwin}
  を記述します.

2.2 コマンド

cutwin00.png


§3 サンプル

※ 試行錯誤で繰り返し実行することがあるかもしれません.

(1)cutout環境でテキストを入力した例

cutwin01.png


windowはデフォルトでは center に配置されます.
右側に配置したければ,\opencutright を宣言します.((3)を参照)


(2)cutout環境で図形を入力した例

cutwin02.png


図形は picture環境となります.


(3)cutout環境で\opencutrightを使った例

cutwin03.png


windowの配置は右側になります.このとき, は無視されます.


(4)shapedcutout環境で任意図形を入力した例

cutwin04.png


\mycut で逆三角形になるようにカットアウトしています.


(EOF)
  1. 2017/06/16(金) 12:02:23|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] getmap --- ドキュメントで使用する 地図画像 をダウンロードする

§1 はじめに

getmapパッケージの目的は,地図画像の可能な限り単純な提供です.
(OpenStreetMap,Google Maps,Google Street View がサポートされています.)
なお,今回は OpenStreetMap(osm)は複雑なため除外してあります.

最も単純なケースでは,アドレス(緯度,経度)の指定で十分です.
パッケージは \write18 機能を使用してマップをロードします.
イメージは,外部のLuaスクリプトによってダウンロードされます.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( http://www.ctan.org/pkg/getmap )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc getmap を実行するか,
上記に同梱の getmap.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {getmap}
  を記述します.

2.2 コマンド

getmap00.png


§3 サンプル

【注意】
・LaTeXファイル(.tex)では,日本語はサポートされていません.
・コンパイルは pdflatex filename.tex で処理してください.(lualatex でも可)
・コンパイルすると filename.pdf と 同時に png(または jpg)が生成されます.



3.1 mode=gm(Google Maps) の例

(1)経度・緯度を指定して地図画像を得る.

   北緯 35.658581, 東経 139.745433 (東京都港区芝公園付近)
   mode=gm (google map)

getmap01.png


※ 同時に生成される "minatoku.png" も参照してください.(以下,同様)

※ Google Earth を開くと,目的地が"度分秒"で表示されます.
   {北緯N,東経E}は"度分秒"表記を"10進数"表記に変換します.
   ここに,変換表( http://www.benricho.org/map_latlng_10-60conv/#10to60 )があります.


(2)場所を指定して地図画像を得る.

   墨田区 スカイツリー
   mode=gm

getmap02.png



(3)場所を指定して地図画像を得る.

   大阪 通天閣
   mode=gm

getmap03.png



3.2 mode=gsv(Google Street View) の例

(1)場所を指定して地図画像を得る.

   水戸市 偕楽園
   mode=gsv

getmap04.png



(2)場所を指定して地図画像を得る.

   浅草 浅草寺
   mode=gsv

getmap05.png



(EOF)

  1. 2017/06/14(水) 07:39:19|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] graphicxbox --- 背景としてグラフィックイメージを挿入する

§1 はじめに

graphicxboxパッケージは \graphicxbox と \fgraphicxbox の2つの新しいコマンドを定義しています.
これは標準LaTeXカラーパッケージの \colorbox と \fcolorbox の仲間です.

\graphicxbox コマンドは背景色ではなく背景としてグラフィックイメージを挿入しますが,
\fgraphicxbox は同じことを行いますが,ボックスの周りに色付きの枠を描画します.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( http://www.ctan.org/pkg/graphicxbox )から
ダウンロードしてください.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc graphicxbox を実行するか,
上記に同梱の graphicxbox.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {graphicxbox}
  を記述します.

2.2 コマンド

■ \graphicxbox[<Graphicx options>]{<graphic>}{<box content>}

  最初のパラメーターはオプションで,\includegraphics コマンドに渡されます.
  \includegraphics の scale, widthまたはheightパラメータは使用しないでください.
  このパッケージは,minipageなどの幅と高さを使用してグラフィックスの寸法を
  ボックスに合わせて設定します.

■ \fgraphicxbox[<model>]{<specification>}[<Graphicx options>]{<graphic>}{<box content>}

  このコマンドは \graphicxbox と同じですが,\fcolorboxと同様に枠をカラー囲みます.
  最初の2つのパラメータは,カラー指定である \fcolorbox で使用されるものと同じものです.
  次の3つの目のパラメータは \graphicxbox と同じです.


§3 サンプル


(1)\graphicxbox の例

graphicxbox01.png


(2)\fgraphicxbox の例

graphicxbox02.png



(EOF)
  1. 2017/06/13(火) 07:02:40|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] dpfloat --- ダブルページへの画像配置サポート

§1 はじめに

開かれた本に並んで表示されるように,フルページの2つの図表をフォーマットする
ことがあります.
最初の図表は左側(偶数ページ)に,2番目の図表は右側(奇数ページ)に表示する
必要があります.

LaTeX は,連続した2つの図表がこのように出てくることを保証する方法はありません.
パッケージdpfloatでは,図表を偶数ページに表示する指定ができるため,
ダブルページの図表をフォーマットすることができます.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( http://www.ctan.org/pkg/dpfloat )から
ダウンロードしてください.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc dpfloat を実行するか,
上記に同梱の dpfloat.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {dpfloat}
  を記述します.

2.2 コマンド

■ leftfullpage環境 \begin{leftfullpage} ~ \end{leftfullpage}

■ fullpage環境   \begin{fullpage} ~ \end{fullpage}


§3 サンプル

dbfloat01.png

\documentclass[a6paper,12pt,papersize]{jsarticle}%{jsbook}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage{dpfloat}
%
\begin{document}
最初の図形は左側(偶数ページ)に,2番目の図形は右側(奇数ページ)に表示します.
\begin{figure}[p]
\begin{leftfullpage}
This is the left side figure\\
\includegraphics[width=6cm]{tiger.pdf}
\end{leftfullpage}
\end{figure}
%
\begin{figure}[p]
\begin{fullpage}
This is the right side figure\\
\includegraphics[width=6cm]{golfer.pdf}
\end{fullpage}
\end{figure}
\end{document}

(EOF)
  1. 2017/06/10(土) 11:16:35|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] spalign --- 行列や配列の簡素な記述方法

§1 はじめに

spalignパッケージの目的は,行列や配列などをタイプセットするのに必要なキーストロークの
数を減らすことです.
これは,アライメント区切り文字としてスペースを使用し,行末のインジケーターとしてセミコロン
を使用して,入力を軽減する機能を提供します.
多数の行列をタイプセットしなければならない人は,このパッケージで時間の節約が計られるはずです.
次は amsmath形式 と spalign形式 との違いを示します.

spalign00.png


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( http://www.ctan.org/pkg/spalign )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc spalign を実行するか,
上記に同梱の spalign.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {spalign}
  を記述します.

2.2 コマンド

"§3 サンプル" をご参照ください.

§3 サンプル

(1)\spalignmat コマンドの例

   コマンド仕様:\spalignmat[<column alignment>]{<text>}
   <column alignment>の配置に従って列が整列された行列を生成します.

spalign01.png



(2)\spalignarray コマンドの例

   コマンド仕様:\spalignarray{<alignment specifier>}{<text>}
   <alignment specifier>(配列指定子)を渡して配列環境を生成します.

spalign02.png


(3)\spalignvector コマンドの例

   コマンド仕様:\spalignvector [<column alignment>]{<text>}
   <column alignment>は上記の\spalignmatと同じです.

spalign03.png



(4)\spalignaugmatn コマンドの例

   コマンド仕様:\spalignaugmatn[<column alignment>]{<augmented columns>}{<text>}
   行列の右側から<augmented columns>に配置された垂直仕切線を持つ行列を生成します.

spalign04.png



(5)\spalignsys コマンドの例

   コマンド仕様:\spalignsys{<text>}
   変数が右揃えになるような単純な方程式のセットシステムです.

spalign05.png



(6)\spaligndelims コマンドの例

   コマンド仕様:\spaligndelims{<left-delim>}{<right-delim>}
   すべての行列マクロで使用される区切り文字を指定します.

spalign06.png


(EOF)


  1. 2017/06/08(木) 09:09:12|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] coseoul --- 文脈依存型のアウトライン要素

§1 はじめに

coseoulパッケージは,\chapter,\section などの代わりに使用できる "相対"コマンドを提供します.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( http://www.ctan.org/pkg/coseoul )から
ダウンロードしてください.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc coseoul を実行するか,
上記に同梱の coseoul.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {coseoul}
  を記述します.

2.2 コマンド

アウトライン要素がどのレベルで表示されるべきかを正確に指定する代わりに,
アウトライン階層内を上下するための相対的なコマンドを提供します.
提供されるコマンドは次のとおりです.

● \levelup{<title>}
ドキュメント階層内の1つのレベルに上がります.したがって、現在の位置の上に,
アウトライン要素 <title> を挿入します.

● \leveldown{<title>}
このコマンドは、ドキュメント階層の1つ下の階層に移動します。したがって、現在の位置の下に
アウトライン要素 <title> が挿入されます。

● \levelstay {<title>}
現在のドキュメント階層レベルにとどまっているので,現在のレベルと同じに
アウトライン要素 <title> を挿入します.

● \levelmultiup{<title>}{<levels>}
ドキュメント階層内の複数のレベルに上がります.したがって,現在のレベルと <levels> で
異なるレベルにアウトライン要素 <title> が挿入されます。

§3 サンプル

coseoul01.png


(注)\levelmultiup の箇所は 階層を1段上がるだけですので,
   \levelup を使っても構いません.


(EOF)

  1. 2017/06/06(火) 07:28:11|
  2. LaTeX Tools
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