天地有情

[LaTeX] listofsymbols --- シンボルのリストの作成と操作

§1 はじめに

listofsymbols は,記号のリスト(表記法または命名法とも呼ばれる)を自動的に作成し,
記号を論理的に扱う,コマンドを提供します.さらに,シンボルのすべての定義を別々の
ファイルに保存することもできます.

このパッケージは,nomencl.sty と formula.sty のパッケージの多かれ少なかれの組合わせ
です.しかし,シンボルのリストを作成するという概念は,それが命名する方法とは異なります.

nomencl.sty については,拙著ブログ( http://konoyonohana.blog.fc2.com/blog-entry-200.html )

formula.sty については,拙著ブログ( http://konoyonohana.blog.fc2.com/blog-entry-209.html )

をご覧ください.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( http://www.ctan.org/pkg/listofsymbols )から
ダウンロードしてください.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc listofsymbols を実行するか,
上記に同梱の listofsymbols.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage [options] {listofsymbols}
  を記述します.

2.2 コマンド

listofsymbols00.png


§3 サンプル

【注意】
● コンパイルは,2回実行してください.
● コンパイル時に生成される中間ファイルはソースファイルを修正したとき,
  削除してから再度,コンパイルを行ってください.
  中間ファイルとは *.sym,*.syc,*.sub,*.suc,*.aux です.

(1)基本例(basic)

オプション [draft] と [final] を指定している.

listofsymbols01A.png


listofsymbols01B.png





(2)類似例

listofsymbols02A.png


listofsymbols02B.png


【注意】

option[final]にした場合は,
文書で使用されていない記号や,"下付き文字" のリストから削除されます.

(EOF)
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  1. 2016/12/29(木) 04:26:49|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] lmake --- 繰返し的な動作をするリストを処理する

§1 はじめに

パターンに合ったフレーズのリストをタイプセットし易くします.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( http://www.ctan.org/pkg/lmake )から
ダウンロードしてください.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc lmake を実行するか,
上記に同梱の lmake.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {lmake}
  を記述します.

2.2 コマンド

lmake00.png


§3 サンプル

(1)\lcmd の例

lmake01.png


最後の例では \vct\phi でなく,\vctphi です.
リスト内の項目がマクロの場合は,バックスラッシュは取り除かれます.


(2)\lmake の例

lmake02.png


(EOF)
  1. 2016/12/28(水) 04:17:04|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] fixmath --- ギリシャ文字のボールド・イタリック体

§1 はじめに

fixmath.sty は wasパッケージにバンドルされています.
fixmath は,太字のギリシャ文字がイタリック体で書式設定されます.
太字のイタリック文字のための新しい数学アルファベット \mathbold を提供します。

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( http://www.ctan.org/pkg/was )から
ダウンロードし fixmath を解凍してください.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc fixmath を実行するか,
上記に同梱の fixmath.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

プリアンブルに
  \usepackage {fixmath}
  を記述します.

§3 サンプル

【注】fixmath は CMフォントに対応しています.

fixmath00.png


fixmath01.png


(EOF)
  1. 2016/12/26(月) 04:12:31|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] flafter --- 図表を文章末尾に配置

§1 はじめに

LaTeX のフロート環境は,その位置を自動的に決定しますが,図や表を
文章中に現れる前より前に出力してしまう場合があります.図や表を,
原稿中で記述した箇所よりも後で出力するには flafter パッケージを使います.

1.1 インストール

必要に応じて,http://hayato1224.web.fc2.com/LaTeX/flafter.sty から
ダウンロードしてください.

1.2 マニュアル

特にありません.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {flafter}
  を記述します.

2.2 コマンド

プリアンブル部に登録するだけです.(\usepackage{flafter})

§3 サンプル

flafter01A.png


flafter01B.png


(EOF)
  1. 2016/12/24(土) 10:10:08|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] forarray --- リストと配列構造を処理

§1 はじめに

LaTeXのリストや配列構造を処理するための機能を提供します. 配列にはTeXやLaTeXのコマンドだけでなく
文字も含めることができ,配列のネストが可能であり,配列は周囲の環境と同じ中括弧内で処理されます.
配列レベルは,ユーザーが定義した文字または制御シーケンスで区切ることができます.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( http://www.ctan.org/pkg/forarray )から
ダウンロードしてください.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc forarray を実行するか,
上記に同梱の forarray.pdf をお読み下さい.


§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {forarray}
  を記述します.

2.2 コマンド

forarray00.png


§3 サンプル

(1)\ForEach ベーシック

forarray01.png


(2)\ForEach ネスチング

forarray02.png


(3)\ForArray ベーシック

forarray03.png



(EOF)
  1. 2016/12/22(木) 04:20:47|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] background --- 文書のページ上の背景素材の配置

§1 はじめに

このパッケージは,文書のページに背景資料を配置する機能を提供します.
ユーザーは,表示される背景素材のさまざまな側面(コンテンツ、位置、色、不透明度)を制御できます.
すべての配置と属性の設定は,キー値を設定することによって制御されます.

背景素材は,必要に応じて何度も変更することができ,すべてのページまたは特定のページで
表示することができます.

パッケージはeverypageパッケージを利用し,属性制御に pgf/tikzを使用しています.

類似のものとして,draftwatermark (拙著ブログ: http://konoyonohana.blog.fc2.com/blog-entry-321.html )
をご一読ください.

1.1 インストール

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc background を実行するか,
上記に同梱の background.pdf をお読み下さい.


§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage [option] {background}
  を記述します.
  なお,[option] の設定は,コマンド \backgroundsetup でもできます.
  オプションなしで実行すると,"Draft"が60°傾斜で表示されます.
  
  \backgroundsetup の利点は,プリアンブルだけでなく,
  文書の本文に必要な回数だけ使用できることです.

2.2 コマンド

background00.png


§3 サンプル

注意】コンパイルは
    (1)pdflatex または lualatex で行います.
    (2)適切な位置に背景素材を取得するには,ドキュメントを2回処理する必要があります.




(1)背景にテキストを配置した例

background01A.png


background01B.png





(2)背景に画像を配置した例

background02A.png


background02B.png

(EOF)
  1. 2016/12/19(月) 06:50:13|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] pmbb --- poor man's blackboard symbols

§1 はじめに

以下のような記号を含む「poor man's blackboard symbols」の黒板文字を使うことができます.

1.1 インストール

必要に応じて, http://mechanics.civil.tohoku.ac.jp/bear/bear-collections/style-files/pmbb-sym.sty から
ダウンロードしてください.

1.2 マニュアル

特にありません.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {pmbb-sym}
  を記述します.

2.2 サンプル

pmbb00.png


(EOF)
  1. 2016/12/18(日) 04:40:04|
  2. LaTeX Tools

[jLaTeX] eclcalen --- メモ付きカレンダーの作成

§1 はじめに

簡単なメモ付きのカレンダーを作成します.

【留意】本パッケージは NTT jlatex を利用します.ご注意ください.
    クラスファイルは j-article など j-xxx を使います.
    コンパイル方法は末尾に記載あります.

1.1 インストール

必要に応じて,( http://hayato1224.web.fc2.com/LaTeX/eclcalen.sty )から
ダウンロードしてください.

1.2 マニュアル

特にありません.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {rawfonts,eclcalen}
  を記述します.

§3 サンプル

eclcalen01A.png


eclcalen01B.png


【注意】
(1)コンパイル方法
   (a) jlatex -code=■ foo.tex --- foo.dviを生成する

     ■は sjis/jis/euc/ascii のいずれかを設定します.
     W32TeX では デフォルトは (Shift JIS) に設定されています.
     したがって,-code=sjis は不要です.

   (b) dvips foo[.dvi] --- foo.ps を生成する
   (c) ps2pdf foo.ps ----- foo.pdfを生成する

※ foo.dvi を開くときは, dviout -ntt foo.dvi とします.(-ntt オプション付き)

(2)コンパイル不調のときは,
   fmtutil -byfmt jlatex
   で再フォーマットして,リトライしてみてください.

(EOF)
  1. 2016/12/17(土) 04:17:17|
  2. jLaTeX

[LaTeX] sepnum --- 数値のカンマの種類と位置を指定

§1 はじめに

小数点の両側(整数部と小数部)に3桁ごとに"区切り記号"をもつ数字を出力するコマンドを提供します.
また、\sepnumformというコマンドもあります.これは,\sepnumをLATEXカウンターで使用します.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( http://www.ctan.org/pkg/sepnum )から
ダウンロードしてください.


1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc sepnumを実行するか,
上記に同梱の sepnum.pdf をお読み下さい.


§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {sepnum}
  を記述します.

2.2 コマンド

sepnum00.png


§3 サンプル

sepnum01.png


(EOF)
  1. 2016/12/16(金) 04:16:53|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] booktabs --- テーブルに横罫線を引く

§1 はじめに

欧米など横書き文化圏では,テーブルも横罫線が使われます.日本人好みの
格子状の罫線は使われません.

マニュアルによれば,
(1)垂直線を使用しない
(2)二重線を使用しない
が,ガイドラインとなっています.

1.1 インストール

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc booktabs を実行するか,
上記に同梱の booktabs.pdf をお読み下さい.


§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {booktabs}
  を記述します.

2.2 コマンド

booktabs00.png


§3 サンプル

booktabs01.png





その他
■■■■■■■■■■■■■■
(1)booktabsとlongtableパッケージの両方を読み込んだ場合,booktabsのruleコマンドはlongtable内で
   正確に使用できます.

(2)booktabsは,colortblパッケージと互換性があります.colortblパッケージがロードされている場合,
   \arrayrulecolorコマンドは色付きのruleを生成します.
■■■■■■■■■■■■■■
(EOF)
  1. 2016/12/15(木) 04:10:30|
  2. LaTeX Tools
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