天地有情

[LaTeX] specialFont --- 『こんなフォント』も使ってみる

使うチャンスの少ないフォントたちを集めてみました. 必要に応じてダウンロードして
ください.

(1)dsfont --- 数学的な doublestroke シンボル

   ダウンロード: https://www.ctan.org/tex-archive/fonts/doublestroke

自然数のための数学記号(N)・整数(Z)・有理数(Q)・実数(R)・複素数(C) を組版するための
Computer Modern Roman に基づいたフォントです.範囲はすべてのローマ大文字,'1'、'h'
と 'k'を含みます.フォントはMETAFONTソースとしておよびAdobeタイプ1形式の両方で利用
可能であり,その使用のための LaTeX マクロが用意されています.フォントは,黒板太字の
見本で表示されます.

   使い方: \usepackage[option]{dsfont}
        option:: sans (サンセリフ体)

   コマンド: \mathds

   サンプル:

specialFont01.png



(2)calrsfs --- 花文字 (calligraphic letters)

   ダウンロード: http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/calrsfs

   使い方: \usepackage{calrsfs}

   コマンド: \mathcal, \mathrsfs (どちらのコマンドを使っても同じです)

calrsfs.sty は英大文字の筆記体は数式モードで \mathcal で出力できます.\mathcal で
出力される文字のデザインはパッケージによって大きく変わります.
ここでは Ralf Smith's Formal Script を使います.

   サンプル:

specialFont02.png



(3)calligra --- 花文字 (calligraphic letters)

   ダウンロード: http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/fundus/calligra

手書きスタイルの calligraphic フォントです.フォントは METAFONT ソースとして供給
されます.


   使い方: \usepackage{calligra}

   コマンド: \calligra, \textcalligra

   サンプル:

specialFont03.png



(4)mathrsfs --- 数学でRSFSフォントをサポート

   所在: ../texmf-dist/tex/latex/jknappen/mathrsfs.sty

   使い方: \usepackage{mathrsfs}

   コマンド: \mathscr

   サンプル:

specialFont04.png



(5)eucal --- オイラースクリプト体を出力

   所在: ../texmf-dist/tex/latex/amsfonts/eucal.sty

   使い方: \usepackage{eucal}

   コマンド: \mathcal または \EuScript

   サンプル:

specialFont05.png



(6)mbboard --- 黒板太字フォントを出力
            (amsfontsの拡張)

   ダウンロード: https://www.ctan.org/tex-archive/fonts/mbboard

TeXテキスト または 数学モード で使用するための「黒板太字フォント」です.フォント
はMETAFONTで指定されています.フォントは,大文字 と 小文字のローマ(合字を含む)
文字,数字,および いくつかの数学,ギリシャ語とヘブライ語の文字をカバーしています.

   使い方: \usepackage{mbboard}

   コマンド: \mathbb または \textbb

   サンプル:

specialFont06.png



(7)dancers --- “The Dancing Men”

   ダウンロード: https://www.ctan.org/pkg/dancers

フォントはMETAFONTソースとして配布されています.

   使い方: \usepackage{eucal}

   コマンド: \font\DANCERS=dancers scaled 1000
         \DANCERS

   サンプル:

specialFont07.png


(EOF)
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  1. 2016/07/29(金) 04:27:30|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] adjustbox -- Graphics package を補完する汎用ボックス

§1 はじめに

パッケージは 「key = value」の オプション付加 を使用して箱入りのコンテンツを調整
するための,いくつかのマクロが提供され標準のグラフィックスパッケージを補完します.

1.1 インストール

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc adjustbox を実行するか,
上記に同梱の adjustbox.pdf をお読み下さい.


§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {adjustbox}
  を記述します.

2.2 コマンド

(1)Adjust Box Content

   ■ メインマクロ
     \adjustbox{<key=value, . . . >}{<content>}

   ■ 同上の環境版

     \begin{adjustbox}{<key=value, . . . >}
      <content>
     \end{adjustbox}

(2)Adjust Images

   ■ \adjustimage{<key=value, . . . >}{<image filename>}
       \includegraphicsの拡張として使用することができます.

   ■ \adjincludegraphics[<key/value pairs>]{<image filename>}
       \adjustimage似ていますが,\includegraphicsと同じ形式です.


§3 幾つかのサンプル

(注)オプションが多数ありますが,主なものだけを挙げています.

(1)option (minipage=, angle= )

adjust01.png


(2)option (tabular= )

adjust02.png


(3)option (margin=, bgcolor= )

adjust03.png


(4)option (cfbox= )

adjust04.png


(5)option (scale=, reflect )

adjust05.png


(6)option (fbox=, scale= )

adjust06.png



(EOF)
  1. 2016/07/27(水) 04:48:00|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] filecontents --- LaTeX標準の強化版

§1 はじめに

LaTeXの文書を処理するのに必要な情報をすべて一つのファイルにまとめておけば
役立つことが多い.このために,LaTeXには filecontents環境 が備わっています.

LaTeX標準の filecontents環境 には次のような短所が見受けられます.

(a) filecontents環境の記述場所が固定
  唯一,\documentclass宣言の前で使用することができます.

(b) 既存の生成ファイルの上書きを拒否.
  filecontents環境により生成されたファイルは,その後,環境内で修正を加えても
  修正は反映されません.即ち,上書きすることを拒否されます.修正を反映させる
  には一旦,生成された既存のファイルを削除しておく必要があります.

今回紹介する filecontents.sty は,上記の短所を解消してくれます.即ち,

(a) filecontents環境の記述場所が自由
  記述場所はどこでも可能です.プリアンブル部でも,\begin{document}内でも構いません.

(b)既存のファイルを上書きする.
  filecontents環境で修正を加えても修正は反映されます.即ち,上書きされます.


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( http://www.ctan.org/pkg/filecontents )から
ダウンロードしてください.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc filecontents を実行するか,
上記に同梱の filecontents.pdf をお読み下さい.


§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {filecontents}
  を記述します.

2.2 環境

\begin {filecontents} {file-name} ~ \end {filecontents}
  引数として,必須のファイル名 <file-name> を取ります.

(*付き環境もあります.これは、ファイルに余分なコメントを書き込みません)


§3 サンプル

filecontents01.png


(EOF)
  1. 2016/07/25(月) 04:09:45|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] reference --- 相互参照 のいろいろ

§1 はじめに

更新版: 2017/05/07(題目,他の部分修正)

reference --- 相互参照 のいろいろ

LaTeX では数式番号や図表番号などのように,カウンタの制御で自動的に
付けられる番号が多くあります.これらの番号は,それらに適当な
「参照ラベル」を付け本文の任意の場所で,その「参照ラベル」を入力
すると,そこに出力することができます.これが相互参照です.
念の為ですが,コンパイルは2回行います.

■ 主な参照番号には以下があります.

(a) 自動数式番号
(b) 部・章・節・段落の番号
(c) 図・表の番号
(d) 定理番号
(e) 脚注番号
(f) 箇条書き(enumerate)番号
(g) ページ番号

■ 「相互参照」パッケージの種類

次のようなパッケージが用意されています.

reference01.png

§2 使い方

(1)LaTeX標準の相互参照

■ \label, \ref の例

reference02A.png

■ \label, \pageref ページ参照の例

reference02B.png

(2)saferef.sty の相互参照

ダウンロード: http://www.ctan.org/pkg/saferef

マニュアル: 同梱の safe.pdf をお読みください.

「型付け」の参照を表現する手段を提供します.これにより,
ラベルの種類を強制することによってエラーを排除します.
\ref を\figureref, \sectionref, \eqrefなどに置き換えます.
例えば,\ref{figure:key}の代わりに\figureref{key}を入力します

LaTeX標準に比べ,より強い型を通じて,より安全な相互参照を可能にします.

下記サンプルは同梱の example.tex と同じです.

reference03.png

(3)varioref.sty の相互参照

ダウンロード: TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.
        (.../tex/latex/tools/varioref.sty)

マニュアル: コマンドラインから texdoc variorefを実行するか,
       上記に同梱の varioref.pdf をお読み下さい.
       (.../doc/latex/tools/varioref.pdf)

varioref.sty が提供する \vref や \vpageref は,参照先の位置によって出力を適当に変えて
くれ,参照先が分かりやすくなります(英語表示).出力文字列は日本語にカスタマイズ可能です.

varioref.sty をエディタで開いて,\DeclareOption{english} の箇所を参考に日本語化できます.
すでに,「LaTeX2e文典」(生田誠三著)に日本語化されたものがあり,その一部を修正したものを
varioref-ja.sty として以下に示します.ここでのサンプルは,この varioref-ja.sty を利用
しています.

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% varioref-ja.sty %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
\RequirePackage{varioref}
\renewcommand{\reftextbefore}{前ページ}
\renewcommand{\reftextfacebefore}{\reftextvario{前ページ}{左ページ}}
\renewcommand{\reftextafter}{次ページ}
\renewcommand{\reftextfaceafter}{\reftextvario{次ページ}{右ページ}}
\renewcommand{\reftextcurrent}{本ページ}
\renewcommand{\reftextfaraway}[1]{\pageref{#1}~ページ}
\newcommand{\pvref}[1]{\unskip\@vpageref[\reftextcurrent]{#1}の \ref{#1}}
\renewcommand{\vref}[1]{\unskip\@vpageref[\unskip]{#1}\hspace{0.4em}\ref{#1}}
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

reference04.png


■ varioref.sty を日本語化したものが varioref-ja.sty です.

■ \varioref.sty では現在ページが左(偶数)ページのとき,次ページにおける\vrefは
  "on the facing page" と出力されます.

■ 現在ページが右(奇数)ページのとき,次ページにおける\vrefは
  "on the following page" と出力されます.

(4)xr.sty の相互参照

ダウンロード: TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.
        (.../tex/latex/tools/xr.sty)

マニュアル: コマンドラインから texdoc xr を実行するか,
       上記に同梱の xr.pdf をお読み下さい.
       (.../doc/latex/tools/xr.pdf)

xr.sty を登録すると,外部の文書ファイルの参照ラベルが参照できます.

■ 参照する外部ファイルを AA.tex と BB.tex とし,各々コンパイルしておきます.

■ メインの main.tex プリアンブルで参照する文書ファイルを \externaldocument を使って宣言し,
  コンパイルします.

reference05.png

(5)titleref.sty の相互参照

ダウンロード: TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

マニュアル: コマンドラインから texdoc titleref を実行するか,
       上記に同梱の titleref.pdf をお読み下さい.

titleref.sty は chapter , section, caption などの "名称" を相互参照します.

reference06.png


セクションタイトルの文字列のみが表示されます.

(6)smartref.sty の相互参照

ダウンロード: http://www.ctan.org/pkg/smartref

マニュアル: 同梱の smartref-doc.pdf をお読みください.

smartref.sty は、\refコマンド の機能を拡張します.
正確には,ラベルが設定されるたびにラベルと一緒にカウンタの値がラベルと共に記録されてます.
これらのカウンタの値が \chapterref や \sectionref のようなコマンドを使用して呼び出すことができます.
以下にサンプルを示します.

reference07.png


■ プリアンブルに \addtoreflist{chapter} あるいは \addtoreflist{section} を宣言し,
  その後,すべての\labelは、それが発生した章節と一緒に記録されます.

■ \chapterref や \sectionref で参照はできます.

■ \byname は名前参照になります.(\usepackage[byname]{smartref}  bynameオプション要)

(7)prettyref.sty の相互参照

ダウンロード: TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

マニュアル: コマンドラインから texdoc prettyref を実行するか,
       上記に同梱の prettyref.pdf をお読み下さい.

Prettyrefは,ラベルの参照を作成し「自己識別」する方法を指定するコマンド \newrefformat を提供します.
事前定義の\newrefformatは次の通りです.識別は接頭辞のラベル名を使用して\labelコマンドで設定されます.

\newrefformat{eq}{\textup{(\ref{#1})}}
\newrefformat{lem}{Lemma \ref{#1}}
\newrefformat{thm}{Theorem \ref{#1}}
\newrefformat{cha}{Chapter \ref{#1}}
\newrefformat{sec}{Section \ref{#1}}
\newrefformat{tab}{Table \ref{#1} on page \pageref{#1}}
\newrefformat{fig}{Figure \ref{#1} on page \pageref{#1}}

使い方は例えば,テーブルにラベルを付ける \label{tab:1}
フォーマットされたものにアクセスするには,\prettyref{tab:1}
\pageref{tab:1} および \ref{tab:1} も,動作します.
以下にサンプルを示します.

reference08.png

■ 次のようにプリアンブルで\newrefformatを再定義することもできます.

\newrefformat{cha}{第 \ref{#1}章}
\newrefformat{sec}{第 \ref{#1}節}

(8)fancyref.sty の相互参照

ダウンロード: TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

マニュアル: コマンドラインから texdoc fancyref を実行するか,
       上記に同梱の fancyref.pdf をお読み下さい.

fanyref.sty はラベルの接頭辞が事前定義されています.再定義も可能です.

\newcommand*{\fancyrefchaplabelprefix}{chap}
\newcommand*{\fancyrefenumlabelprefix}{enum}
\newcommand*{\fancyrefeqlabelprefix}{eq}
\newcommand*{\fancyreffiglabelprefix}{fig}
\newcommand*{\fancyreffnlabelprefix}{fn}
\newcommand*{\fancyrefseclabelprefix}{sec}
\newcommand*{\fancyreftablabelprefix}{tab}

使い方は例えば,\label{tab:1},\label{fig:1},\label{sec:1}などのようにラベルを付けるます.
アクセスするには,\fref{fig:1}や \Fref{sec:1}などです.

\fref は文章内に使用し,小文字出力(例: "figure 1")であり,
\Fref は文の先頭で使用し,大文字出力(例: "Figure 1")です.

以下にサンプルを示します.

reference09.png

(9)cleveref.sty の相互参照

ダウンロード: http://www.ctan.org/pkg/cleveref

マニュアル: 同梱の cleveref.pdf をお読みください.

cleverefパッケージは、LaTeX相互参照機能を増強します.

■ よく使われるコマンド:

\cref は文章内に使用し,小文字出力(例: "figure 1")であり,
\Cref は文の先頭で使用し,大文字出力(例: "Figure 1")です.

\crefrange はラベルの範囲を参照したい場合に使用します.
e.g. \crefrange{eq1}{eq5} ---> eq.(1)~(5)

\cpagerefは ページ参照 \cpageref{<label>}
\cpagerefrange はページ範囲を参照

reference10.png

(10)refcheck.sty の相互参照チェック

refcheck.sty は \ref で \label を参照しているか否かをチェックします.

reference11.png

(EOF)
  1. 2016/07/21(木) 08:50:30|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] listliketab --- 表形式のリストをタイプセット

§1 はじめに

listliketabパッケージは,表形式を支援します.
表形式を使用する利点は,ユーザーがリスト内の各エントリに追加の列を追加できることです.


1.1 インストール

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc listliketab を実行するか,
上記に同梱の listliketab.pdf をお読み下さい.


§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {listliketab}
  を記述します.

2.2 コマンド

\storestyleof {}

リスト環境のパラメータを格納します.保存されたパラメータを使用して,表を作成します.
は itemize か enumerate です.

\storestyleofでリスト環境のスタイルを保存されたら,リストのような tablulars をタイプセットする準備が整います.
listliketab環境は以前に与えられたリストのそれと一致するようにtabularの内部および外部の間隔を調整します.
また,2つの新しいフィールドタイプを定義しています.

LとR

Lは,リストの左余白に対応する間隔を調整します.
Rは,リストの右マージンに対応する間隔を挿入し,通常のtabularsに比べtabularx環境でより有用です.

§3 サンプル

(1)itemize風リスト

listliketab01.png


(2)enumerate風リスト

listliketab02.png


(EOF)
  1. 2016/07/20(水) 04:26:14|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] tadangumi --- 多段組み いろいろ

§1 はじめに

更新版: 2017/05/13 (題目ほか一部修正)

多段組み関連のパッケージを集めました.
次のような種類が用意されています.

multicol01.png

§2 使い方・サンプル

(1)標準LaTeX 2段組
      --- \twocolumn, \twocolumn[テキスト], \onecolumn

multicol02A.png


multicol02B.png


■ 文書クラスオプション onecolumn あるいは twocolumn の宣言の有無に関係なく,文書ファイルの
  ある所で \onecolmun 命令を発行すると,そこで改ページされ新ページ以降はすべて1段組となります.

■ 文書クラスオプション onecolumn あるいは twocolumn の宣言の有無に関係なく,文書ファイルの
  ある所で \twocolumn 命令を発行すると,そこで改ページされ新ページ以降はすべて2段組となります.

■ 文書クラスオプション onecolumn あるいは twocolumn の宣言の有無に関係なく,文書ファイルの
  ある所で \twocolumn[テキスト] 命令を発行すると,そこで改ページされ新ページの上段に引数[...]内
  のテキストが両段ブチ抜きで出力されます.

■ 左段側で \newpage が発行されると,それ以降は右段側に移り,右段側で\newpage が発行されると
  改ページされます.

■ 段間の幅指定と罫線サイズは \columnsep= , \columnseprule= で指定できます.


(2)multicol.sty --- multicols環境
        (.../tex/latex/tools/multicol.sty)

multicol03.png


multicol03A.png


multicol03B.png


■ 標準LaTeX ではページの一部分だけを2段組にすることは不可能です.\twocolumn, \onecolumn コマンドが
  必ず新しくページを開始するためです.加えて,カラムが均等にならず不格好な結果になってしまいます.
  multicol パッケージには,これらの問題を解決できるように,multicols環境が定義されています.

(3)multicolpar.sty
      --- multicolpar環境

  ダウンロード: http://www.ctan.org/pkg/multicolpar

multicol04.png


multicol04A.png


multicol04B.png



(4)parallel.sty
    --- Parallel環境 (2段組用)

multicol05.png


multicol05A.png


multicol05B.png


■ footnote番号は左右通し番号です.(1, 2, 3, ...)
   ただし,[SeparatedFootnotes]を指定すると左右一対となります.(1と1. , 2と 2. など)

■ footnoteテキストは左側にまとめられます.


(5)vwcol.sty
    --- vwcol環境

( 詳細は拙著ブログ http://konoyonohana.blog.fc2.com/blog-entry-231.html をお読みください.)



(6)paracol.sty
    --- paracol環境

( 詳細は拙著ブログ http://konoyonohana.blog.fc2.com/blog-entry-171.html をお読みください.)

(EOF)
  1. 2016/07/17(日) 16:35:24|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] ruby --- ruby関連 いろいろ

§1 はじめに

更新版: 2017/05/07 (一部修正)

ruby --- ruby関連 いろいろ

ruby関連のパッケージを集めました.

次のような種類が用意されています.

ruby01.png

§2 使い方

(1)okumacro.sty --- \ruby, \kenten

ruby02.png


(2)nruby.sty --- \ruby, \boten, \sparse

ruby03.png


   (a) インストール: http://mechanics.civil.tohoku.ac.jp/bear/bear-collections/style-files/nruby.sty
   
   (b) マニュアル: スタイルファイルの末尾がマニュアルとなっています.
   
(3)furikana.sty --- \kana, \Kana, \KANA

ruby04.png


   (a) インストール: http://homepage3.nifty.com/xymtex/fujitas2/texlatex/

   (b) マニュアル: スタイルファイルの冒頭がマニュアルとなっています.

(4)pxrubrica.sty --- \ruby, \jruby, \truby,..

ruby05.png


   (a) インストール: texlive および w32tex では標準で配布されています.
   
   (b) マニュアル: コマンドラインから texdoc pxrubrica を実行します.
            あるいは,pxrubrica.pdf をお読みください.
            texdoc rubrica で簡単な例が示されています.
   
   (c) 分かり易く説明されたものに http://qiita.com/zr_tex8r/items/42466cbcbeb670a3a2dc があります.

(5)prruby.sty --- \ruby, \fruby, \uruby

ruby06.png



   注意:本パッケージは昔,ネット上に存在しましたが現在は見当たりません.以下を参考にしてください.
      なお,prruby のパッケージ名は適当に命名したものです.

======================ここから==========================-

% オリジナル:LaTeX スタイル・マクロ ポケットリファレンス
% -- ルビを振るマクロ --------------------------------------
% \ruby{☆}{★} \fruby{☆}{★}
% \uruby[○]{☆}{★}
% ☆=本文 ★=ルビ ○=オプション

\def\ruby#1#2{{%
\leavevmode\setbox0=\hbox{#1}\setbox1=\hbox{\tiny#2}%
\ifdim\wd0>\wd1\dimen0=\wd0%
\hbox{\@ifundefined{kanjiskip}{\kanjiskip=\fill}%
{\kanjiskip=\fill}\vbox{\hbox to\dimen0{\tiny\hfil#2\hfil}%
\nointerlineskip\hbox to\dimen0{\hfil#1\hfil}}}%
\else%
\dimen0=\wd1\dimen1=\wd1\skip0=\wd1 plus 2pt minus 0pt%
\advance\skip0 by-\wd0\relax%
\hbox{\vbox{\hbox to\dimen0{\tiny\hfil#2\hfil}%
\nointerlineskip\hbox to\dimen0{#1\hfil}}}\@killglue\kern-\skip0%
\fi}}%

\def\fruby#1#2{{%
\leavevmode\setbox0=\hbox{#1}\setbox1=\hbox{\tiny#2}%
\ifdim\wd0>\wd1\dimen0=\wd0\else\dimen0=\wd1\fi%
\hbox{\@ifundefined{kanjiskip}{\kanjiskip=\fill}%
{\kanjiskip=\fill}\vbox{\hbox to\dimen0{\tiny\hfil#2\hfil}%
\nointerlineskip\hbox to\dimen0{\hfil#1\hfil}}}}}%

\def\uruby{\@ifnextchar[{\@uruby}{\@uruby[u]}}
\def\@uruby[#1]#2#3{{%
\leavevmode\setbox0=\hbox{#2}\setbox1=\hbox{\tiny#3}%
\ifdim\wd0>\wd1\dimen0=\wd0\else\dimen0=\wd1\fi%
\if#1n#2(#3)\else%
\if#1f#2\footnote{#3}\else%
\if#1t\hbox{\@ifundefined{kanjiskip}{\kanjiskip=\fill}%
{\kanjiskip=\fill}\vbox{\hbox to\dimen0{\tiny\hfil#3\hfil}%
\nointerlineskip\hbox to\dimen0{\hfil#2\hfil}}}%
\else\hbox{\@ifundefined{kanjiskip}{\kanjiskip=\fill}%
{\kanjiskip=\fill}\vtop{\hbox to\dimen0{\hfil#2\hfil}%
\nointerlineskip\hbox to\dimen0{\tiny\hfil#3\hfil}}}%
\fi\fi\fi}}%

\endinput

======================ここまで==========================-

  1. 2016/07/14(木) 04:53:50|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] theorem 定理環境 いろいろ

§1 はじめに

更新版: 2017/05/10 (部分修正)

theorem 関連のパッケージを集めました.

「定理」は余分な空白を設けたりフォントを変えたりして,本文章と区別できるラベルの付いた
形式で使われます.定理,系,推論,定義,注記はどれも`「定理」のバリエーションです.
これらの構文のヘッダはラベルと番号で構成されており,同じラベルが付けられ項目の順番に
番号が付けられます.以下に4種のパッケージを示しますが,基本的にはは,同じ機能です.

次のような種類が用意されています.

theorem01.png

§2 使い方・サンプル

(1)オリジナルthorem(LaTeX標準:theorem)

theorem02.png



(2)thorem.sty(拡張版theorem)

theorem03.png



(3)amsthm.sty(AMSスタイル)

theorem04.png



(4)shadethm.sty(背景グレー)

theorem05.png

(EOF)
  1. 2016/07/12(火) 04:11:47|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] verbatim関連 --- 疑似タイプ入力(verbatim) いろいろ

§1 はじめに

更新版: 2017/05/11 (一部修正)

verbatim関連のパッケージを集めました.

次のような種類が用意されています.

verbatim01.png


§2 使い方・サンプル

(1)標準LaTeX verbatim --- verbatim環境

verbatim02.png


(2)alltt.sty --- alltt環境

verbatim03.png


(3)astyped.sty --- astyped環境

ダウンロード: http://www.ctan.org/pkg/astyped

verbatim04.png



(4)verbatimfiles.sty --- \verbatimfile, \verbatimlisting

ダウンロード: http://www.filewatcher.com/m/verbatimfiles.sty.1676-0.html

verbatim05.png



(5)moreverb.sty --- moreverb 環境とコマンド

verbatim06.png



(6)sverb.sty --- listing[*]環境, \verbinputコマンド
   (mdwtools bundle)

verbatim07.png



(7)misc.sty --- \verbfile, \listingコマンド

ダウンロード: http://tug.ctan.org/macros/latex/contrib/epic/misc.sty

※ misc.sty同名のものがあります.名称変更した方がよさそうです.

verbatim08.png


(8)fancyvrb.sty --- Verbatim環境

詳細は拙著ブログ ( http://konoyonohana.blog.fc2.com/blog-entry-165.html ) をご一読ください.

verbatim09.png



(9)verbasef.sty --- \VautoSubFコマンド

ダウンロード:( http://www.ctan.org/pkg/verbasef )

verbatim10.png


(10)verbdef --- \verbdefコマンド

verbatim11.png

(EOF)
  1. 2016/07/08(金) 04:29:50|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] textUTL --- 「テキスト整形」パッケージ

§1 はじめに

更新版: 2017/05/10 (改題,部分修正)

つぎのような「テキスト整形」パッケージが用意されています.
textUTL01.png

§2 使い方・サンプル

(1)scalefnt.sty --- 文字の拡大・縮小

ダウンロード: http://www.ctan.org/pkg/scalefnt

textUTL02.png


(2)textfit.sty --- 文字を指定サイズにフイット

textUTL03.png



(3)graphicx --- 文字の拡大・縮小・回転

textUTL04.png



(4)dashrule --- 破線を引く

textUTL05.png



(5)tracking --- 文字間隔の調整

ダウンロード: http://www.ctan.org/pkg/tracking

textUTL06.png



(6)truncate --- 文字列の切り詰め

textUTL07.png


(7)lettrine.sty --- 先頭文字の強調

詳細は拙著ブログ( http://konoyonohana.blog.fc2.com/blog-entry-204.html ) をお読みください.
textUTL08.png



(8)egdrop.sty --- 先頭文字の強調

ダウンロード: http://mechanics.civil.tohoku.ac.jp/bear/bear-collections/style-files/egdrop.sty

textUTL09.png



(9)dropping.sty --- 先頭文字の強調


ダウンロード: http://www.ctan.org/pkg/dropping

textUTL10.png



(10)dropcaps.sty --- 先頭文字の強調

ダウンロード: http://www.ctan.org/pkg/dropcaps

textUTL11.png


(11)textcase.sty --- 大文字・小文字変換

textUTL12.png



(12)at.sty --- テキストBOX 配置

詳細は拙著ブログ( http://konoyonohana.blog.fc2.com/blog-entry-201.html) をお読みください.

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(13)textpos.sty --- テキストBOX 配置

詳細は拙著ブログ( http://konoyonohana.blog.fc2.com/blog-entry-218.html ) をお読みください.

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(EOF)
  1. 2016/07/07(木) 04:33:42|
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