天地有情

[LaTeX] kvmacros --- カルノー図を描く

kvmacros --- カルノー図を描く

§1 はじめに

カルノー図は、論理式(論理代数,ブール代数)を簡略化するために使用されます.
最大10個までの変数とカルノー図を組版することができます。実際には 3~4個の変数が実用的です.

1.1 インストール

http://www.ctan.org/pkg/karnaugh からダウンロードの上,インストールしてください.

(注)TeXLive/W32TeX などには標準配布されている karnaughmap.sty があります.
   本編では(個人的に)使い易い kvmacros を利用しています.

1.2 マニュアル

 上記の karnaugh.zip を解凍し kvdoc.pdf をお読みください.

§2 LaTeX2e 文書での指定方法

2.1 書式

プリアンブルに
   \input kvmacros[.tex] を記述しますが,
    リネームして kvmacros[.sty] でも構いません.その場合には,
   \usepackage{kvmacros} を記述します.本編では,こちらの方を使っています.

2.2 マクロの説明

  ■ \karnaughmap{#1}{#2}{#3}{#4}{#5}

    #1: 変数の数
    #2: 関数の識別子
    #3: 変数の識別子リスト
    #4: 関数の値のリスト
    #5: 汎用(関数の値のグルーピングなどに使われる:後述)(空白可)

    例:\karnaughmap{4}{f(a,b,c,d):}{abcd}{1110011001100110}{}

kvmap01.png


  ■ \kvunitlength=<length> length default=8mm
    マス目を大きくするには,
    \kvunitlength=15mm などのように指定します.

  ■ \kvindex
    マス目の(番号)インディクスを表示します.(default)

  ■ \kvnoindex
    マス目の(番号)インディクスを非表示にします.

2.3 グルーピングの説明

カルノー図の内側に何かを描きたい場合は,すでに言及した5番目(#5)のパラメータを使用することができます.
例えば,これは論理機能を簡素化する方法を表示したい場合に便利です.

kvmap02.png



§3 例題演習

カルノー図の例題演習は ここに あります.

(EOF)
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  1. 2015/11/15(日) 09:54:46|
  2. LaTeX Tools

[Beamer] foiltex を beamer にエミュレートする

foiltex を beamer にエミュレートする

§1 はじめに

プレゼンテーションツールとして従来,foiltex,prosper,seminar,texpower,powerdot
などがあります.最近は Beamer を利用するのが盛んなようです.標準LaTeX では,
\texmf-dist/tex/latex/beamer 下に [emulation]ディレクトリが存在し,次のプレゼンテーション文書を
beamer にエミュレートすることができる .sty が用意されています.

● foiltex  (\beamerfoils.sty)
● prosper  (\beamerproster.sty)
● seminar  (\beamerseminar.sty)
● texpower  (\beamertexpower.sty)

§2 サンプル

既存の foiltexファイル を beamer にエミュレートする例を取り上げてみます.

2.1 foiltex のサンプル

ソースファイル: foil-test.tex



【注】
  1行目:クラスファイルは foils.cls を使います.

2.2 コンパイルと結果

(1)コンパイル
   ptex2pdf -l foil-test

(2)結果
foil-test01.png

2.3 beamer へのエミュレート

ソースファイル: beamer-test.tex (foil-testを一部修正したもの)



【注】
  1行目:クラスファイルは beamer.cls を使い,以下を追記します.
  2行目:\mode    --- 追記
  3行目:\usetheme{Madrid}     --- 追記
  4行目:\useoutertheme{shadow}   --- 追記
  5行目:\usepackage{beamerfoils}  --- 追記
 36行目:\endfoil          --- 追記

2.4 コンパイルと結果

(1)コンパイル
   ptex2pdf -l beamer-test

(2)結果

beamer-test01.png


(EOF)
  1. 2015/11/03(火) 09:01:29|
  2. Beamer