天地有情

Microsoft Mathematics の使い方

Microsoft Mathematics の使い方

§1.はじめに

世の中には,たくさんの[数式ツール]が存在します.
フリーソフトでは GNUPLOT が有名ですが,今回紹介するのは
Microsoft社の[Microsoft Mathematics]です.このソフトはMS社のダウンロードセンタから
入手することができます.

Microsoft Mathematics Add-in を使用すると,Word 文書で 2 次元グラフおよび 3 次元グラフの作成,
数値計算,等式または不等式の計算,代数式の簡約を簡単に行うことができます.
このソフトもMS社のダウンロードセンタから入手することができます.

http://www.microsoft.com/ja-jp/download/default.aspx


§2.利用する前に

標準のインストール先は自分の場合は次の通りでした.
"C:\Program Files\Microsoft Mathematics\MathApp.exe"

MathApp.exeのショートカットをDeskTop上におき,クリックすると次のロゴが表示され起動します.

openning


暫くすると,[ホーム]メニューとなり,操作可能な状態となります.

01


画面右上の[?]マークをクリックすると,[ヘルプ情報]が得られますので,先ずはこれを読んでください.


§3.事前操作

今回は[グラフ作成]に特化して説明します.あらかじめ,次の操作をしておきます.

■ 前述の[ホーム]メニュー画面において,[R 実数],角度は[RAD ラジアン]を選択します.
(注:角度は[DEG 度]でも可能です)

■ データは[マウス]あるいは[キーボード]から入力できます.

    (1)[マウス]入力の場合:
       メニューから[表示]→[電卓パッド]をクリックすると,次の画面が表示され,
       [マウス]から入力できます.

02
    
    
    (2)[キーボード]入力の場合:
       上記の[電卓パッド]をもう一度クリックすると消えて,[キーボード]からの入力となります.

今回は[キーボード]からの入力で説明しますので,メニュー[ホーム]に戻り,[グラフ]タブをクリック
します.

03



§4.例題1(2-D 直交座標)

次の式をグラフ表示させます.

  y=sin(πx)/(πx)

(1)[方程式と関数]欄で[2-D],[直交座標]を選択します.
(2)1の欄をクリックすると入力モードとなり, y=sin(πx)/(πx)  と記述して Enter します.
    (注: pi と入力すると自動的に π に)なります)
   2の欄は空白のまま,あるいは[削除]をクリックすると削除されます.
   それから,[グラフ]をクリックします.

04


(3)グラフが表示されます.x軸のレンジを変更したいため,左上の[表示]をクリックします.

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(4)新しく現れたメニューから[プロット範囲]をクリックし,x軸範囲 -2~2 を -6~6
    に変更し[OK]します.

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(5)左上の[エクスポート]をクリックし,[グラフを画像として保存]をクリックします.

07


画像の種類は .png, .jpg, .bmp, .gif, .emf が選択できます.
今回は .png としました.

(6)最後に,[ファイル]→[名前を付けて保存]します.
    今回は 例題1.gcw で保存しました.
    (注:ファイルの拡張子は .gcw です)
    


§5.例題2(2-D 直交座標:媒介変数)

媒介変数(t)によるグラフを作成します.
    x=sin(7t) cos(t)
    y=sin(5t) sin(t)

(1)先ず,メニュー[ホーム]において
    ● R 実数
    ● RAD ラジアン
    ● キーボード
   を選択し,[グラフ]タブをクリックします.

(2)メニュー[形式]が表示され,左欄から[媒介変数表示]を選択します.
    [媒介変数表示]欄において,
    ● 2-D
    ● 直交座標
    を選択し,
    x=の欄をクリックして,sin(7t) cos(t) を入力
    y=の欄をクリックして,sin(5t) sin(t) を入力
    続いて,[グラフ]をクリックします.

(3)完成したグラフを示します.

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§6.その他

画面右上の[?]マークをクリックし,[ヘルプ情報]を表示すると基本的な操作演習を
行うことができます.

20


左端の[+]をクリックすると詳細が表示されます.

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  1. 2013/07/26(金) 12:43:09|
  2. 便利ツール
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convbkmkコマンドの使い方 覚え書き

convbkmkコマンドの使い方 覚え書き

W32TeX に収録されている convbkmk.exe は,
LaTeXで作成した日本語文書を,dvipsを用いてPDF化する際,
[しおり]が文字化けしないようにするために使われます.
サンプルで説明します.

§1 サンプル

========= piyo.tex ==========
\documentclass{jarticle}
\usepackage[dvips]{hyperref}
\begin{document}
\section{序文}
ちょっとだけよ.

\section{はじめての一歩}
\LaTeX2e を始めました.

\section{おわりに}
兎に角,終わります.
\end{document}
=============================

§2 コンパイルの仕方
2つの方法例を挙げます.どちらかで コンパイル します.
勿論,どちらを使った場合でも同じ結果が得られます.

■ その1:

(1) platex piyo[.tex]      --- .dvi生成
(2) dvips -Ppdf piyo[.dvi]    --- .ps生成
(3) convbkmk -g piyo.ps     --- piyo-convbkmk.ps生成
(4) ps2pdf piyo-convbkmk.ps piyo.pdf   --- piyo.pdf生成

■ その2:

(1) platex piyo[.tex]      --- .dvi生成
(2) dvips -Ppdf -z -f piyo[.dvi] | convbkmk -g > piyo.ps  --- .ps生成
(3) ps2pdf piyo.ps piyo.pdf    --- .pdf生成

(注)コマンドのヘルプ情報はコマンドラインで次のように操作します.

    dvips --help
    convbkmk --help
    ps2pdf --help


§3 コンパイル結果の表示
[しおり]に文字化けがないことを確認します.

piyo.png





  1. 2013/07/20(土) 11:14:39|
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