天地有情

Internet Speed Tracker を駆除した話 --- AdwCleanerを使う

1.いきさつ:

Internet Speed Tracker ツールバーは,悪意のある有害な可能性のあるプログラムのカテゴリ
に分類され,システムに脅威を与えるものではなく,ユーザの日常の作業を妨げるといったよ
うな低レベルの脅威ですが,困ったもんです.迷惑ソフトのひとつです.

自分は通常 ブラウザとして,Mozilla Firefox を利用しています.ある日,突然トップページ
をInternet Speed Trackerに乗っ取られてしまいました.これは迷惑ソフトですので何とか駆除
しなければなりません.

2.対策:

先ず,ネットで「Internet Speed Tracker」を検索したところ,この被害で困惑されている方々
が多数おられました.そこから得られた情報をもとに,AdwCleaner という駆除ソフト(フリー)
を使えばよいことが分かりました.

3.AdwCleaner とは

各種アドウェアの検出に特化した,非常駐型のシンプルなセキュリティソフトです.システムの内部
に潜伏する アドウェア / PUP / ツールバー / ブラウザハイジャッカー を検索し,検出されたもの
を一括して駆除することができます.

4.どから入手するのか

「k本的に無料ソフト・フリーソフト」というサイトがあり,以下のアドレスから入手できます.

http://www.gigafree.net/security/AdwCleaner.html

AdwCleaner についての丁寧な説明が付いていますので,詳細は割愛させて頂きます.

5.最後に:

AdwCleaner でスキャンされ検出された削除すべきファイルやレジストリがリストアップされます.
一括して削除すればOKです.最後に再起動して,ブラウザを起動するともとのトップページが表示
されました.めでたしめでたし.何らかの参考になれば幸いです.

(EOF)
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  1. 2016/11/12(土) 08:47:43|
  2. 便利ツール

wkhtmltopdf の使い方

wkhtmltopdf の使い方

1.概要

wkhtmltopdfはその名の通り,Webkitのレンダリングエンジンを用いて,HTMLをPDFに変換するというソフトウェアです.
ちょっとしたドキュメントを作る際に,手軽に利用出来ます.

※ Webkit とはアップルが中心となって開発されているオープンソースのHTMLレンダリングエンジン群の総称である.
HTML,CSS,JavaScript,SVG,MathMLなどを解釈する.(ウィキペディアより)

2.ダウンロード

次のサイトからOSに合ったものをダウンロードする.

http://code.google.com/p/wkhtmltopdf/


3.使い方

■ 最も簡単な例:

  (1) wkhtmltopdf input.html output.pdf

  (2) wkhtmltopdf index.html sample.html output.pdf

■ WebページもPDFにできる.

   wkhtmltopdf http://www.asahi.com/ output.pdf

■ 用紙サイズの変更(デフォルトはA4サイズ)

   wkhtmltopdf -s B5 input.html output.pdf

■ コマンドオプション

コンソールから次のコマンドを打ち込むとオプションリストが表示される.

   wkhtmltopdf --help

Synopsis:
   wkhtmltopdf [GLOBAL OPTION]... [OBJECT]...

Global Options:
****************************************************************************************
  --collate            Collate when printing multiple copies
                   (default)
  --no-collate           Do not collate when printing multiple
                   copies
  --copies         Number of copies to print into the pdf
                   file (default 1)
-H, --extended-help         Display more extensive help, detailing
                   less common command switches
-g, --grayscale           PDF will be generated in grayscale
-h, --help              Display help
-l, --lowquality           Generates lower quality pdf/ps. Useful to
                    shrink the result document space
-O, --orientation     Set orientation to Landscape or Portrait
                    (default Portrait)
-s, --page-size         Set paper size to: A4, Letter, etc.
                    (default A4)
-q, --quiet              Be less verbose
  --read-args-from-stdin       Read command line arguments from stdin
  --title            The title of the generated pdf file (The
                    title of the first document is used if not
                    specified)
-V, --version             Output version information an exit
****************************************************************************************

EOT





  1. 2014/06/27(金) 09:59:00|
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[Windows][diff][patch] Windows用の diff & patch コマンドでのパッチの適用 ~備忘録~

Windows用の diff & patch コマンドでのパッチの適用 ~備忘録~

§1.概要

diff/patchコマンドを使うとファイルの変更を別のファイルに簡単に適用できます.

今回,使用した diff/patch コマンドのバージョンは次の通りです.

  diff.exe ーーー ”diff - GNU diffutils version 2.7”
  patch.exe ーーー”patch 2.5.4”

§2.作業手順

パッチ作業は次の順で行います.

  1)diffコマンドで変更前/後ファイルの 差分(パッチ)ファイル を作成
  2)変更前ファイルに対して patchコマンド で 差分(パッチ)ファイル を適用

§3.コマンド説明

コマンドについて説明します.

● diff --help で詳細を確認できます.
  オプションとしては通常,「-u」または「-c」が使われます.
   「-u」は unified 形式で出力.
   「-c」は context 形式で出力.

● patch --help で詳細を確認できます.
  オプションとしては通常,「-u」「-c」が使われます.意味は diff の場合と同じです.
  対象がカレント・ディレクトリの場合は,-uオプション以外は使わなくてもよいと思われます.

§4.差分(パッチ)ファイルの作成とパッチ(patch)の適用

  1)パッチファイルの作成には diff コマンドを使用します.

   diff -u(または -c) 変更前ファイル名  変更後ファイル名 > 差分(パッチ)ファイル名

※ -u(または -c)オプションを付けると,差分(パッチ)ファイル自体にパッチの対象となる
  ファイルの情報が含まれます.次項で述べる patch コマンドでは,わざわざユーザが
  変更前ファイル名を指定する必要はありません.

  2)patchコマンドの適用

   patch [-u(または -c)] [適用するファイル名] < パッチファイル名

※ [適用するファイル名]は前述のとおり省略できます.パッチファイルの情報として,
  先頭の行「--- ファイル名」のファイルにパッチが適用されます.

※ 【重要なこと】パッチファイル名 の改行コードは 標準では[LF]となっています.
         Windowsの場合は必ず[CRLF] に変更します.
         もし,変更しなかった場合は次のようなメッセージが出て失敗します.

*************************************************************
missing header for unified diff at line 4 of patch
can't find file to patch at input line 4
Perhaps you should have used the -p or --strip option?
File to patch:
*************************************************************


§5.簡単なサンプル

例として以下のような2ファイル(test,test.new)を元にパッチファイルを作成してみます.

1)サンプルファイルの作成

■ test ファイル(変更前ファイル)
-----------------------------
1.あいうえお   %%「か」行なし
2.さしすせそ
3.たちつてと   %%「な」行なし
4.はひふへほ
5.まみむめも

-----------------------------

■ test.new ファイル(変更後ファイル)
-----------------------------
1.あいうえお
2.かきくけこ
3.さしすせそ
4.たちつてと
5.なにぬねの
6.はひふへほ   %%「ま」行なし

-----------------------------

※ 【重要なこと】各ファイルの[最終行]は改行してから,保存します.

2)操作

    diff -u test test.new > test.patch
 
    出力された test.patch の改行コードを[CRLF]に変更しておきます.
 次に,
    patch -u < test.patch

test.patch の内容
※ ファイルの見方の説明は §6.補足説明 を参照してください.
---------------------------------------
--- test Fri Mar 07 12:40:59 2014
+++ test.new Fri Mar 07 12:41:08 2014
@@ -1,5 +1,6 @@
1.あいうえお
-2.さしすせそ
-3.たちつてと
-4.はひふへほ
-5.まみむめも
+2.かきくけこ
+3.さしすせそ
+4.たちつてと
+5.なにぬねの
+6.はひふへほ
---------------------------------------

3)パッチ後の元のファイル test の内容

---------------------------------------
1.あいうえお
2.かきくけこ
3.さしすせそ
4.たちつてと
5.なにぬねの
6.はひふへほ
---------------------------------------

※ 上記の更新された test の内容を 変更前ファイル に戻したい場合には次の 「-R 」オプションを使います.

  patch -R < test.patch

§6.補足説明

パッチファイル test.patch の見方について説明します.

1行目: --- test は変更前(比較元)ファイル名と,そのファイルの作成日付である.

2行目: +++ test.new は変更後(比較先)ファイル名と,そのファイルの作成日付である.

3行目: @@ -R +R @@
     変更箇所の範囲情報は2つの範囲についての情報を含んでいる.一方はマイナス記号が頭に
     付いた元ファイルにおける変更箇所を示すものであり,もう一方はプラス記号が頭に付いた
     変更後のファイルにおける変更箇所を示している.範囲を示す R は l,s という形式となり,
     l は変更箇所の開始行,s はそれぞれのファイルにおける変更箇所の行数を示している.

4行目以降: 中盤の部分が比較しているテキストで,その中の「-」および「+」がついている行は
    二つのファイの相違点である.さらに冒頭の二行に「---」および「+++」が付加されている
    ことから類推すれば,「-」がついている行は比較元のファイルにのみ存在する行であること,
    逆に「+」が付加されている行は比較先にのみ存在する行であることがわかる.
    頭に何も書かれていない行は両者に共通している行である.

この項は(http://d.hatena.ne.jp/den8/20100622/1277226958)を参考にしました.

--おわり--
  1. 2014/03/07(金) 15:44:39|
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[elapsedtime][timeit] プログラム実行時間の計測コマンド

プログラム実行時間の計測コマンド

■ コマンド

Windows におけるプログラムの実行時間を計測するコマンドを調べたところ
次の2つがありました.

elapsedtime.exe
     このコマンドはWindowsに標準搭載されています.

timeit.exe     このコマンドは WindowsXP には標準搭載されているようです.
     必要な場合には『Windows Server 2003のリソースキット』に含まれており,
     以下からダウンロードします.
     (http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=17657)
 
 
■ 使い方

● elapsedtime.exe

     texworks というプログラムが立ち上がるまでの経過時間を調べてみます.
     コマンドラインから次のように入力します.
 
     C:\Users\xxx\Desktop> elapsedtime texworks
 
--------------------------------------------
     Elapsed time = 450 milliseconds
--------------------------------------------
 
 
● timeit.exe

     上記と同様に texworks というプログラムについて実行時間などについて調べてみます.
     コマンドラインから次のように入力します.
 
     C:\Users\xxx\Desktop> timeit texworks

プログラムが終了すると、次のように実行したプログラムに関する統計値が表示されます.

--------------------------------------------
Version Number: Windows NT 6.1 (Build 7601)    ………OSバージョン
Exit Time: 12:04 am, Monday, February 24 2014  ……終了時間
Elapsed Time: 0:00:00.405        …………………開始から終了までの経過時間
Process Time: 0:00:00.358        …………………処理時間
System Calls: 8255            …………………システム・コールの回数
Context Switches: 1417            …………………コンテキスト切り替えの回数
Page Faults: 3141            …………………ページ・フォルトの回数
Bytes Read: 1378451           …………………ディスクからの読み出しバイト数
Bytes Written: 0              …………………ディスクへの書き込みバイト数
Bytes Other: 9000            …………………そのほかのデータ転送バイト数
--------------------------------------------

この中で大切なのは「Elapsed Time」と「Process Time」です.

「Elapsed Time(経過時間)」は,プログラムを起動してから終了するまでの実際の経過時間です.
この例では 405msec かかっていることがわかります.

「Process Time(処理時間)」は,プログラムの実際の処理時間です.つまり実際にCPUを占有して,
動作していた時間の総計を表わします.この例では 358msec かかっていることがわかります.

あと,4回実行して,合計5回の平均の実行時間を求めるには次のようにします.

     C:\Users\xxx\Desktop> timeit texworks …2回目
     C:\Users\xxx\Desktop> timeit texworks …3回目
     C:\Users\xxx\Desktop> timeit texworks …4回目
     C:\Users\xxx\Desktop> timeit texworks …5回目
     C:\Users\xxx\Desktop> timeit -k texworks…指定したキーのデータだけを表示させる(-k option要)

--------------------------------------------
Average for texworks key over 5 runs …………5回の実行における平均値

Version Number: Windows NT 6.1 (Build 7601)
Exit Time: 9:00 am, Monday, January 1 1601
Elapsed Time: 0:00:00.408 …………………平均実行時間.以下はすべて平均値
Process Time: 0:00:00.371
System Calls: 8838
Context Switches: 1489
Page Faults: 3192
Bytes Read: 1379189
Bytes Written: 35123
Bytes Other: 11600
--------------------------------------------

このtimeit.exeコマンドでは,実行した結果をログ・ファイルに記録し,その平均値を計算して表示するとい
機能を持っています.timeit.exeを実行すると,その結果が(デフォルトでは)カレント・ディレクトリにあ
timeit.datというファイルに記録されます.そして何もパラメータを付けずにtimeit.exeを実行すると,現在
timeit.datファイルに記録されているデータに基づいて,プログラムごとの平均値が表示されます.
また、キー名を指定すれば,そのキーに属するデータだけを表示することもできるます(「キー」とは実行し
プログラムの名称のこと).詳しくは timeit /? で表示されるヘルプ・メッセージを参照してください.
 
(参考文献:timeitコマンドでアプリケーションの実行時間を測定する)
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/422timecmd/timecmd.html


(追)texworks などのアプリを実行した後,終了させるには
   timeit cmd /c "texworks"
   のように cmd /c を付加し"texworks"のように,実行ファイルを("...")ダブルコーテーションで囲みます.
   (詳細は cmd /? で表示されるヘルプ・メッセージを参照してください)

== おわり ==
  1. 2014/02/24(月) 13:35:19|
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画像の圧縮・最適化ユーティリティ

画像の圧縮・最適化ユーティリティ

WEBサイト上で利用する画像ファイルなどは,減色したり画像サイズを小さくしたりと工夫を凝らすわけですが,
画質とファイルサイズのバランスをとるのは結構難しいものです.

画質を劣化させず,ファイルサイズを小さくしてくれるWindows用のツールを紹介します.

(1)画像の圧縮・最適化ユーティリティの種類

下表にまとめてあります.

画像UTL.png


(2)使い方

(a) PNGGauntlet
入力ファイルを Drag-Drop するだけです.

gaunt.png


(b) PNGOUT
入力ファイルを指定するだけです.

pngout.png


(c) carmine
入力ファイルを Drag-Drop するだけです.

carmine.png


(d) Caesium
入力ファイルのホルダーを指定するだけです.

Caesium.png

(3)入手先とインストール

次のサイトからダウンロードおよびインストールを実行してください.

(a) PNGGauntlet
http://pnggauntlet.com/

(b) PNGOUT.exe
http://advsys.net/ken/utils.htm#pngout

(c) carmine
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se279366.html

(d) Caesium
http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/art/se492943.html


(注意)
上記の(a) PNGGauntlet は,(b) PNGOUT というコマンドラインで利用する画像最適化ソフトの
単なるフロントエンドです.








  1. 2013/10/13(日) 10:00:18|
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mklink コマンドを使ってみよう ----- 備忘録

mklink コマンドを使ってみよう ----- 備忘録

Windows におけるファイルやディレクトリに対するリンクの作成には mklink コマンドが使われます.

(1)使い方

C:\Users\Desktop> mklink/?

---------------------------------------------------------------------------------
シンボリック リンクを作成します.

MKLINK [[/D] | [/H] | [/J]] リンク ターゲット

/D ディレクトリのシンボリック リンクを作成します.既定では,
ファイルのシンボリック リンクが作成されます.
/H シンボリック リンクではなく,ハード リンクを作成します.
/J ディレクトリ ジャンクションを作成します.
リンク 新しいシンボリック リンク名を指定します.
ターゲット 新しいリンクが参照するパス (相対または絶対)
を指定します.
---------------------------------------------------------------------------------

わかり易く書くと

mklink 【オプション】 【作るリンク】 【実ファイルパス|実ディレクトリパス】

mklinkでは /H をつければハードリンクで,デフォルトならシンボリックリンクとなります.
さらに,Windowsではファイルのシンボリックリンクとディレクトリのシンボリックリンクが
区別されています.(下記を参照)

(2)オプションの説明

/H : ハードリンク
・Windows 3.1 以降で使用可能
・1 つのファイルに対して複数のリンク(パス)を付けることができる.
・片方のリンクで開いたファイルを変更すると,他のリンクで開いているものも更新される.
・ディレクトリ(フォルダ)に張ることはできない.
・ドライブをまたいでリンクを張ることはできない.

/J : ジャンクション
・Windows 2000 以降で使用可能
・ハードリンクとは異なり,ディレクトリにリンクを張ることができる.
・標準ではファイルにリンクを張ることはできない.
・ハードリンクとは異なり,ドライブをまたいでリンクを張ることができる.
・ネットワークドライブにはリンクが張れない.

デフォルト: シンボリックリンク
・Windows Vista 以降で使用可能
・ジャンクションの強化版で,UNIX のシンボリックリンクと同等の機能をもつ.
・ファイル,ディレクトリ,ネットワークドライブなど,ほとんどの対象にリンクが張れる.
・ディレクトリへのリンクは /D オプションを付けます.
・ファイルへのリンクはオプションなしです.

(3)サンプル

■ ファイルのシンボリックリンクを作成する
a.txtファイルにa_slink.txtシンボリックリンクを作成する

mklink a_slink.txt a.txt

■ ディレクトリのシンボリックリンクを作成する
aディレクトリにa_dlinkを作成する

mklink /d a_dlink a

■ ファイルのハードリンクを作成する
a.txtファイルにa_hlink.txtハードリンクを作成する

mklink /h a_hlink.txt a.txt





  1. 2013/10/07(月) 13:30:32|
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画像コマンドの使い方

画像コマンドの使い方

W32TeXの[bin]ホルダ下には次のような画像変換コマンド(.exe)が存在します.
どのような機能をもつのかはコマンド名でおおよそわかります.

・bmp2png    bmp → png Converter
・png2bmp    png → bmp Converter
・dvipng     dvi → png Converter
・latex2png   latex source → png Converter
・dvigif     dvi → gif Converter
・png2pdf    png → pdf Converter
・tiff2png    tiff → png Converter
・cjpeg     bmp,gif,ppm → jpg Converter
・djpeg     jpg → bmp,gif,ppm Converter
・jpeg2ps    jpg → ps/eps Converter
・png22pnm    png → ppm Converter
・ps2pdf     ps/eps → pdf Converter
・pstopdf    ps → pdf Converter
・epstopdf    eps → pdf Converter
・ps2eps     ps → eps Converter
・pstops     ps → ps Converter
・bmeps     png,jpg,pnm → eps Converter
・sam2p     gif,jpg,png → ps,pdf Converter

以下はこれらコマンドの一般的な使用法の説明です.

(1)bmp2png   bmp から png への画像変換.

c:\> bmp2png --help
-----------------------------------------------
Usage: bmp2png [-switches] inputfile(s) ...
or: ... | bmp2png [-switches] | ...

List of input files may use wildcards (* and ?)
Output filename is same as input filename, but extension .png

Switches (case-insensitive) :
-0..-9 Compression level (default: -6)
-I Create interlaced PNG files
-F type[,...] Specify filter type(s) used to create PNG files
type: none,sub,up,average(avg),paeth,all,auto(default)
-O name Specify name for output file
-D dir Output files into dir
-E Delete input files after successful conversion
-T Set the timestamp of input file on output file
-Q Quiet mode
-L Log errors to .\B2PERROR.LOG file
-----------------------------------------------
例:
a) bmp2png infile.bmp > outfile.png
b) bmp2png -O infile.bmp outfile.png

(2)png2bmp   png から bmp への画像変換.

c:\> png2bmp --help
-----------------------------------------------
Usage: png2bmp [-switches] inputfile(s) ...
or: ... | png2bmp [-switches] | ...

List of input files may use wildcards (* and ?)
Output filename is same as input filename, but extension .bmp

Switches (case-insensitive) :
-O name Specify name for output file
-D dir Output files into dir
-E Delete input files after successful conversion
-T Set the timestamp of input file on output file
-Q Quiet mode
-L Log errors to .\P2BERROR.LOG file
-----------------------------------------------
例:
a) png2bmp infile.png > outfile.bmp
b) png2bmp -O infile.png outfile.bmp

(3)dvipng   dvi から png への画像変換.
(4)latex2png   latexソース(.tex)から png への画像変換.
(5)dvigif   dvi から gif への画像変換.

使い方は 
PNG画像を生成する2つのコマンドの使い方 ー備忘録ー
http://konoyonohana.blog.fc2.com/をご参照下さい.

(6)png2pdf   png から pdf への画像変換.

c:\> png2pdf --help
-----------------------------------------------
Usage:
png2pdf -h
png2pdf --help

shows this help text.

png2pdf -v
png2pdf --version

shows version information

png2pdf -c
png2pdf --configure

sets permanent options. See below for options you can set

png2pdf -C
png2pdf --show-configuration

shows the current set of permanent options.

png2pdf -u
png2pdf --unconfigure

removes the permanent options.

png2pdf -r
png2pdf --reset

temporarily overrides the permanent options.

Options:
--------
-p
--pdf

specifies the PDF level. Maybe 1.2, 1.3 or 1.4.

-m
--mix-background

mixes against the background contained in the file's background
chunk or against the specified background color if the file
doesn't have a background chunk.

-s
--mix-specified[=bool]

sets the background specified in the -m option to have
higher priority than the background from the file's background chunk.

-i
--image-mask[=bool]

writes an image mask based on the PNG file's alpha channel
if available.

-a
--transparency[=bool]

writes transparency data based on the PNG file's alpha channel
if available.

-l
--invert-levels[=bool]

inverts the decision level for image mask creation. Normally
only pixels having 0 opacity are masked out. This option
masks all pixel having opacity in range 0...254.

-t
--alpha-transparency[=bool]

treats the alpha channel data as transparency. By default the
alpha channel is treated as opacity data.

-f
--file-time-check[=bool]

When running on a directory we do it in make style. A new PDF
file is created only for those PNG files which are newer
than the appropriate PDFs.
-----------------------------------------------
例:
a) png2pdf -c -p 1.4
sets PDF format level to 1.4.
b) png2pdf -m 255,255,255 x.png x.pdf
converts x.png to x.pdf. If x.png has a background chunk the color
from that chunk is used for color mixing, otherwise we mix
against a white background.
c) png2pdf -m 204,204,255 -s x.png x.pdf
converts x.png to x.pdf mixing against a light blue background
regardless whether or not there is a background chunk in the file.


(7)tiff2png    tiff から png への画像変換.

c:\> tiff2png --help
-----------------------------------------------
Usage: tiff2png [-verbose] [-force] [-destdir ] [-compression ]
[-gamma ] [-interlace] [-invert] [-faxpect] [...]

Read each and convert to PNG format (by default, in same directory as
corresponding TIFF). Suffixes will be changed from .tif or .tiff to .png.

-force overwrite existing PNGs if they exist
-destdir create PNGs in destination directory
-compression set the zlib compression level to (0-9)
-gamma write PNGs with specified gamma (e.g., 0.45455)
-interlace write interlaced PNGs
-invert invert grayscale images (swaps black/white)
-faxpect convert fax with 2:1 aspect ratio to square pixels
-----------------------------------------------

例:
a) tiff2png infile.tiff

(8)cjpeg   bmp,gif,ppm から jpg への画像変換.
c:\> cjpeg --help
-----------------------------------------------
usage: cjpeg [switches] [inputfile]
Switches (names may be abbreviated):
-quality N Compression quality (0..100; 5-95 is useful range)
-grayscale Create monochrome JPEG file
-optimize Optimize Huffman table (smaller file, but slow compression)
-progressive Create progressive JPEG file
-targa Input file is Targa format (usually not needed)
Switches for advanced users:
-dct int Use integer DCT method (default)
-dct fast Use fast integer DCT (less accurate)
-dct float Use floating-point DCT method
-restart N Set restart interval in rows, or in blocks with B
-smooth N Smooth dithered input (N=1..100 is strength)
-maxmemory N Maximum memory to use (in kbytes)
-outfile name Specify name for output file
-verbose or -debug Emit debug output
Switches for wizards:
-baseline Force baseline quantization tables
-qtables file Use quantization tables given in file
-qslots N[,...] Set component quantization tables
-sample HxV[,...] Set component sampling factors
-scans file Create multi-scan JPEG per script file
-----------------------------------------------

例:
a) cjpeg xxx.bmp yyy.ppm → xxx.jpg , yyy.jpg を得る.

(9)djpeg     jpeg から bmp,gif,ppm への画像変換.
   
c:\> djpeg --help
-----------------------------------------------
usage: djpeg [switches] [inputfile]
Switches (names may be abbreviated):
-colors N Reduce image to no more than N colors
-fast Fast, low-quality processing
-grayscale Force grayscale output
-scale M/N Scale output image by fraction M/N, eg, 1/8
-bmp Select BMP output format (Windows style)
-gif Select GIF output format
-os2 Select BMP output format (OS/2 style)
-pnm Select PBMPLUS (PPM/PGM) output format (default)
-rle Select Utah RLE output format
-targa Select Targa output format
Switches for advanced users:
-dct int Use integer DCT method (default)
-dct fast Use fast integer DCT (less accurate)
-dct float Use floating-point DCT method
-dither fs Use F-S dithering (default)
-dither none Don't use dithering in quantization
-dither ordered Use ordered dither (medium speed, quality)
-map FILE Map to colors used in named image file
-nosmooth Don't use high-quality upsampling
-onepass Use 1-pass quantization (fast, low quality)
-maxmemory N Maximum memory to use (in kbytes)
-outfile name Specify name for output file
-verbose or -debug Emit debug output
-----------------------------------------------
例:
a) djpeg -colors 256 -bmp infile.jpg > outfile.bmp
JPEGファイル形式から256色のBMPファイルに変換する

(10)jpeg2ps   jpeg から ps,eps への画像変換.

c:\> jpeg2ps --help
-----------------------------------------------
usage: jpeg2ps [options] jpegfile > epsfile
-a auto rotate: produce landscape output if width > height
-b binary mode: output 8 bit data (default: 7 bit with ASCII85)
-h hex mode: output 7 bit data in ASCIIHex encoding
-o output file name
-p page size name. Known names are:
a0, a1, a2, a3, a4, a5, a6, b5, letter, legal, ledger, p11x17
-q quiet mode: suppress all informational messages
-r resolution value (dots per inch)
0 means use value given in file, if any (disables autorotate)
-----------------------------------------------
例:
a) jpeg2ps infile.jpg > outfile.eps
b) jpeg2ps infile.jpg > outfile.ps

(11)png22pnm   png から ppm への画像変換.

c:\> png22pnm --help
-----------------------------------------------
usage: [-verbose] [-alpha | -mix | -rgba] [-background color] ...
... [-gamma value] [-text file] [-time] [pngfile]
-----------------------------------------------
例:
a) png22pnm infile.png > outfile.ppm
  ※ .ppm画像表示は IrfanView を利用するとよい.

(12)ps2pdf   ps/eps から pdf への画像変換.

c:\> ps2pdf --help
-----------------------------------------------
Usage: ps2pdf input.ps [output.pdf]
or: ps2pdf [options...] input.[e]ps output.pdf

option:
-sPAPERSIZE=(a4など)
-dEPSCrop
-dPDFA
-sProcessColorModel#DeviceCMYK
-----------------------------------------------
例:
a) ps2pdf infile.ps
b) ps2pdf infile.ps outfile.pdf
c) ps2pdf infile.eps outfile.pdf
d) ps2pdf infile.(e)ps > outfile.pdf

(13)pstopdf   ps/eps から pdf への画像変換.

c:\> pstopdf --help
-----------------------------------------------
PsToPdf | --convert convert ps into pdf
PsToPdf | --request handles exa request file
PsToPdf | --watch watch folders for conversions (untested)
-----------------------------------------------
例:
a) pstopdf infile.ps
※ Ghostscriptの最新version(9.10)が不整合のようでエラーになりました.

(14)epstopdf    eps から pdf への画像変換.

c:\> epstopdf --help
-----------------------------------------------
Usage: epstopdf [OPTION]... [EPSFILE]

Convert EPS to PDF, by default using Ghostscript.

Options:
--help display this help and exit
--version display version information and exit

--outfile=FILE write result to FILE
--(no)compress use compression (default: true)
--(no)debug write debugging info (default: false)
--(no)embed embed fonts (default: true)
--(no)exact scan ExactBoundingBox (default: false)
--(no)filter read standard input (default: false)
--(no)gs run ghostscript (default: true)
--(no)hires scan HiResBoundingBox (default: false)
--gscmd=VAL pipe output to VAL (default: gswin32c)
--res=DPI set image resolution (default: [use gs default])
--autorotate=VAL set AutoRotatePages (default: None)
Recognized VAL choices: None, All, PageByPage;
for EPS files, PageByPage is equivalent to All.
--restricted use restricted mode (default: false)

例:
all equivalently producing test.pdf:
a) epstopdf test.eps
b) cat test.eps | epstopdf --filter >test.pdf
c) cat test.eps | epstopdf -f -o=test.pdf

Example to look for HiResBoundingBox and produce corrected PostScript:
* epstopdf -d --nogs --hires test.ps >testcorr.ps
-----------------------------------------------

(15)ps2eps   ps から eps への画像変換.

c:\> ps2eps --help
-----------------------------------------------
ps2eps [-f] [-q] [-N] [-O] [-n] [-P] [-c] [-b] [-C] [-m] [-B] [-E] [-s ]
[-R +|-|^] [-t ] [-l] [-g] [-d] [-H] [-h|--help] [-g] [-a] [-W] [-L] [-V
|--version] [--] [psfile1] [psfile2] [...]
Options:
-f, --force force overwriting existing files
-q, --quiet quiet operation (no output while processing files)
-N, --noinsert do not insert any postscript code
-O, --preserveorientation do not filter Orientation: header comment
-n, --nofix do not try to fix postscript code
-P, --removepreview remove preview image (smaller file, but no preview)
-F, --fixps fix postscript code unconditionally
-c, --comments preserve document structure comments
-b, --binary treat postscript as binary, do not modify characters

-C, --clip insert postscript code for clipping
-m, --mono use black/white bitmap as base for calculation
-s, --size= page size (a0-a10,letter,...) or in format XxY[cm|in] (default:cm),
where X and Y are numbers
use --size=list to list pre-defined page sizes
-R, --rotate= rotate resulting EPS. : +=+90 (clockw.),-=-90 (counter-clockw.) ^=180 degrees
-t, --translate specify x,y offset (may be negative) in postscript points (1/72 dpi)
-r, --resolution specify dpi resolution to render with ghostscript (default 144)
-l, --loose expand the original bounding box by one point in each direction
-B, --ignoreBB do not use existing bounding box as page size for rendering
-E, --ignoreEOF do not use %%EOF as hint for end of file
-g, --gsbbox use internal bbox device of ghostscript
-H, --no-hires do not use a HiResBoundingBox
-h, --help help information
-L, --license show licensing information
-V, --version show version information
-d, --debuggs show ghostscript call
-a, --accuracy improve accuracy during rendering (maybe slower)
-W, --warnings show warnings about sanity of generated eps file
-- all following arguments are treated as files
(allows filenames starting with -)
-----------------------------------------------
例:
a) ps2eps infile.ps > outfile.eps
b) ps2eps *.ps

(16)pstops   ps から eps への画像変換.

c:\> pstops
-----------------------------------------------
Usage: pstops [-q] [-b] [-wwidth] [-hheight] [-dlwidth] [-ppaper]
[infile [outfile]]
-----------------------------------------------
例:
a) pstops infile.ps > outfile.ps
b) pstops infile.ps outfile.ps
※ Ghostscriptの最新version(9.10)が不整合のようでエラーになりました.

(17)bmeps   png,jpg,pnm から eps への画像変換.

c:\> bmeps --help
-----------------------------------------------
bmeps [options] [ [ ] ]

Options
-------
-p select one of the following
1 (PS level 1)
2 (PS level 2 = default)
3 (PS level 3)
-b BoundingBox file only
-c turns color printing on
-g turns color printing off (default)

-e combine the follogin characters to specifiy
8 ASCII-85-encoding instead of ASCII-Hex
r runlength encoding
f flate encoding

-t choose one of the following
png
jpg
pnm

-d draft mode only
Draft mode means the program reads only header information
from the bitmap file and prints a dummy image.

-a
o alpha channel is opacity, not transparency
t alpha channel is transparency, not opacity
l alternated transparency trigger level
m mix foreground- and background color
sd,d,d specify background color i.e. s128,128,255
PNG supports transparency channels, having values from
0 ... 2^n-1. EPS supports simple yes/no decisions to mask
pixels, so the alpha channels value must be mapped to
"use pixel" or "mask pixel". The standard behaviour is
to mask only pixels which have no opacity at all.
The alternated trigger level uses only pixels having full
opacity.

-s print DSC comments

-o use showpage operator

-u undefine /pstr and /inputf, use
separated dictionary

-r force garbage collection via "1 vmreclaim"

-q use resolution information from the PNG file's
pHYs chunk (if available).
-----------------------------------------------
例:
a) bmeps -t png infile.png > outfile.eps
b) bmeps -t jpg infile.jpg outfile.eps
c) bmeps -c -t jpg infile.jpg outfile.eps

(18)sam2p   gif,jpg,png から ps,eps への画像変換.


使い方は 
画像変換ツール sam2p 覚え書き
http://konoyonohana.blog.fc2.com/blog-entry-26.htmlをご参照下さい.





  1. 2013/09/17(火) 07:17:08|
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PNG画像を生成する2つのコマンドの使い方 ー備忘録ー


PNG画像を生成する2つのコマンドの使い方 ー備忘録ー

W32TeX で配布されている latex2png.exedvipng.exe の使い方の備忘録です.

c:/w32tex/bin下に latex2png.exe および dvipng.exe が存在し,適切に実行すると
PNG画像が生成されます.

■ latex2png.exe はLaTeX ソースファイル(.tex)からPNG画像を生成します.
■ dvipng.exe はDVIファイル(.dvi)からPNG画像を生成します.

§1.コマンドラインからのヘルプの表示.

■ C:\> latex2png --help
Create a png from a single page latex source by using dvipng.
Usage: latex2png Resolution latexfile[.tex]
Example: latex2png 144 latexfile

■ C:\> dvipng --help
This is dvipng 1.14 Copyright 2002-2010 Jan-Ake Larsson
Usage: dvipng [OPTION]... FILENAME[.dvi]
Options are chosen to be similar to dvips' options where possible:
-d # Debug (# is the debug bitmap, 1 if not given)
-D # Output resolution
-l # Last page to be output
-o f Output file, '%d' is pagenumber
-O c Image offset
-p # First page to be output
-pp #,#.. Page list to be output
-q* Quiet operation
-T c Image size (also accepts '-T bbox' and '-T tight')
-v* Verbose operation
- Interactive query of options

These do not correspond to dvips options:
-bd # Transparent border width in dots
-bd s Transparent border fallback color (TeX-style color)
-bg s Background color (TeX-style color or 'Transparent')
--depth* Output the image depth on stdout
--dvinum* Use TeX page numbers in output filenames
-fg s Foreground color (TeX-style color)
--follow* Wait for data at end-of-file
--freetype* FreeType font rendering (preferred, default on)
--gamma # Control color interpolation
--gif Output GIF images (dvigif default)
--height* Output the image height on stdout
--nogs* Don't use ghostscript for PostScript specials
--nogssafer* Don't use -dSAFER in ghostscript calls
--norawps* Don't convert raw PostScript specials
--palette* Force palette output
--picky When a warning occurs, don't output image
--png Output PNG images (dvipng default)
--strict When a warning occurs, exit
--t1lib* T1lib font rendering (default on)
--truecolor* Truecolor output
-Q # Quality (T1lib and PK subsampling)
--width* Output the image width on stdout
-z # PNG compression level

# = number f = file s = string * = suffix, '0' to turn off
c = comma-separated dimension pair (e.g., 3.2in,-32.1cm)

§2.latex2png.exe の簡単な例題

================ sample.tex ===============
\documentclass{article}
\pagestyle{empty}
\begin{document}
\[ \left( \int_0^\infty \frac{\sin x}{\sqrt{x}} dx \right)^2=
\sum_{k=0}^\infty \frac{(2k)!}{2^{2k}(k!)^2} \frac{1}{2k+1}=
\prod_{k=1}^\infty \frac{4k^2}{4k^2 -1}= \frac{\pi}{2} \]
\end{document}
============================================

(注意)欧文クラスを使います.和文クラスは使えません.
    したがって,文書中に日本語の記述はできません.

(1)コンパイル:
   引数の Resolution を 80, 100, 120 にして 3つの png を作成してみます.
   次のように操作します.(PNGファイル名を適宜,リネームします)

   C:\> latex2png 80 sample.tex   → (sample80.png)
   C:\> latex2png 100 sample.tex   → (sample100.png)
   C:\> latex2png 120 sample.tex   → (sample120.png)

(2)これらのPNG画像をLaTeX文書に取り込み,PDF にしたものを貼り付けたのが次の図です.

l2p.png

例えば,Resolution=120 は 120dpi の意味ではない.PNGフォーマットには”解像度”の概念はありません.
恐らくPNGフォーマットの補助チャンク pHYs (物理的なピクセル寸法)に書き込まれ,サイズ(W×H)が設定
されるものと推測されます.
解像度はペイント(mspaint.exe)で表示し,プロパティを調べると Windows標準の 96dpi です.
(72dpi を標準とするものも存在します)深く考えなくてもよさそうです.

※ latex2png は次に述べる dvipng のオプション -D resolution だけを有効にした,特化された
  コマンドと考えられます.

§3.dvipng.exe の簡単な例題

前述の sample.tex を例にとり,説明します.
このコマンドは latex で一旦,sample.dvi ファイルを生成する必要があります.

(1)コンパイル:
   C:\> latex sample.tex (sample.dviが生成される)
   C:\> dvipng sample.dvi
      各自確認して頂ければわかりますが,余白ができてしまいます.この余白を取り除く
      には "-T tight" オプションを付加します.
   C:\> dvipng -T tight sample.dvi
      さらには,前景色(-fg オプション),背景色(-bg オプション)などを付加することができます.

(2)余白なし,前景色を赤色とした場合は次のようになります.
   C:\> dvipng -T tight -fg "rgb 1.0 0.0 0.0" sample.dvi

(注)Windowsのコンソール(cmd.exe)を利用される場合は "...." (ダブルコーティション)としてください.

dp.png


※ オプションが多数ありますので各自ご確認して頂ければ幸いです.

■ 和文クラスを利用する場合は次のサイトを参考にしてください.

[電脳世界の奥底にて] http://zrbabbler.sp.land.to/pxtosb.html

■ dvipng と同様な使い方をする dvigif.exe も使ってみてはどうでしょう.

  1. 2013/09/13(金) 14:36:44|
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統計解析ツール「R」事始め

統計解析ツール「R」事始め

概要:
R (または R言語) はオープンソース・フリーソフトウェアの統計解析向けのプログラミング言語及び
その開発実行環境です.

R言語はニュージーランドのオークランド大学のRoss IhakaとRobert Clifford Gentlemanにより作られた.
現在ではR Development Core Team(S言語開発者であるJohn M. Chambersも参画している.)により
メンテナンスと拡張がなされています.

§1.入手とインストール
*R-Tips http://cse.naro.affrc.go.jp/takezawa/r-tips/r.html のセットアップの項を参照
または
(Windowsユーザーのための R/Tinn-R)
http://blue.zero.jp/yokumura/intro2R.html

を参照してください.
現時点での最新バージョンは次の通りです.

*R: Version 3.0.1
*Tinn-R: Version 2.4.1.7
R専用エディタであるが必須ではない.使い慣れたエディタを使えばよいです.

また,以下のようなR の統合開発環境も用意されています.

*R-Studio IDE:Version 0.97
http://rstudio.org/

§2.特徴
R言語 はベクトル処理言語です.
R-wikipediaでは次のように述べられています.

■R言語は,「ベクトル処理」と呼ばれる実行機構により,柔軟な処理を簡便な記法で実現する.
R言語で言う「ベクトル」とは数学的用語のベクトルとはやや異なり「構造を持ったデータ集合」という「リスト」
に近い意味をもちます.
数学的ベクトル・行列のみならず,配列・リスト・テーブル(データフレーム)・集合・時系列などといった複雑な
構造を持ったデータも宣言無く変数に納められます.

■ベクトルは複数の要素を持ち得るが,例えば,リストの要素が更にテーブルや時系列の配列などであるといった
「入れ子構造」であってよい.このおかげで複雑なデータ構造が他愛もなく構築・管理できます.

■予約語としてRに組込まれた演算も関数もベクトルを扱える.ユーザー定義関数をベクトル対応にするための
関数もあります.

■ベクトル処理に拠って演算も関数も特別な制御を要さずベクトルの全要素に作用するため,
プログラム全体の制御構造が単純化して意味が明瞭になるという効用が期待できます.

重要:
R言語を初めて使われる方々は,次のサイトを参考にしてください.
平易かつ丁寧に説明されています.

R-Tips http://cse.naro.affrc.go.jp/takezawa/r-tips/r.html

上記内容をpdfにしたものがこちら.
統計解析フリーソフト R の備忘録 PDF
http://cse.naro.affrc.go.jp/takezawa/r-tips.pdf


§3.どのようなことが出来るのでしょうか?

*次のような演算処理や統計解析および描画などが出来ます.
    ・ベクトル
    ・行列・配列・リスト
    ・関数(予約関数,ユーザ定義関数)
    ・プログラミング(if,for,while,repeatなど)
    ・数値演算
    ・データフレーム(テーブルの作成,読み込み)
    ・グラフィックス
    ・統計解析

§4.Potato Tips (チョットした情報)
 *コメント記号はシャープ #
 *変数名は大文字と小文字で区別される
 *変数名の削除は rm() コマンドで行う
 *代入記号
     次の4種類が用意されています.
     ・x <- 100      通常,利用される
     ・100 -> x
     ・assign("x",100)
     ・x=100       非推奨
 *作業ディレクトリ
     ・setwd("c:/temp")  dir変更
     ・getwd        カレントdir確認
 *関数について調べるときは ?関数名  を入力する.あるいは help(関数名) 
 * ??文字列 でその文字が含まれている関数やパッケージが検索される
 *特定のパッケージの中の関数について調べる
      help(関数名, package="パッケージ名")
 *式中の空白は無視される
 *式と式の間をセミコロン”;”で区切ると,複数の式を1行にまとめて書ける
 *式の入力を途中で止めるときは,Escを押す
 *代入の式を丸カッコで囲むと,代入と表示が同時に行われる. e.g. (x <- 10)
 *Rのパッケージを使う
      install.packages("")でインストール
      library()で使えるようになる
      R本体がアップデートされた場合,パッケージはインストールしなおす必要がある

 *ファイル名は .r で終わるようにし, もちろん, 意味のある名前にする

 *デモの見方
     demo() と打つと,デモ可能な一覧が出てきます.demo(graphics) などとする
 *コンソール画面をクリアにすには [Ctrl + L] で行える

§5.始動と終了

*始動操作
次の3つの方法のいずれかで起動させます.
(1)デスクトップにあるアイコン[R]をクリックする.
(2)スタートメニューのプログラムから R 3.0.1を選択する.
(3)インストール先の x:\R-3.0.1\bin\i386\Rgui.exe をクリックする.

初期起動画面を示します.

r01.png


(注)画面冒頭のメッセージは通常は日本語で表示されるはずですが Windows7 にインストールした
   バージョン3.0.1は英語になっていました.

コンソール画面の” >” (入力促進記号:プロンプトと言います)の後ろに式を入力します.
5+8=13
sqrt(5)=2.236068
を計算してみました.

r02.png


R では実数,複素数,文字列,論理数などの基本的データを一つずつ単独で扱う代わりに,
同じ型のデータをいくつかまとめたベクトルと呼ばれる形で取り扱っています.

よって,例では数値や文字列を一つずつ単独で扱っているかのように説明してきましたが,
実際には R はこれらの基本的データを,要素の個数が一つだけのベクトルとして扱っていたわけです.

例えば,以下の計算は要素が一つのベクトル同士の足し算を行っていることになります.上の例では
5 + 8 だから単に 13 と返せばよいだけのはずだが,よく見ると [1] が前についています.
これは 1×1 のベクトル (5) と 1×1 のベクトル (8) の足し算を行って,結果として 1×1 のベクトル (13)
が返ってきたことになる.[1] は『ベクトルの一つ目の要素』という意味です.

*終了操作
次の4つの方法のいずれかで終了させます.
(1)> quit()
(2)> q()
(3)画面右上のクロスマーク[X]をクリックする
(4)メニュー[File]--[Exit]を選択する

すると[Save workspace image?]→ [いいえ]を選択して終了します.

r03.png



(注)作業スペースというのは,Rを起動してから終了するまでに行った計算式全体の保存のことですが,
   後述のエディタにスクリプト(計算式)を書き,ファイル名を xxx.r として,それを保存します..

§6.R と エディタの連携

R を起動して [File]--[New script]を選択すると『R Editor』が開きます.

r04.png


ここに一行ずつ(一つの命令を複数行に分けて書いても可)命令を書き込んでいきます.

r05.png


コンソールと異なりRエディタでは入力しただけでは命令は実行されません.
入力した動作をコンソールへ送信する方法は2種類あります.

1.[F5キー]: Rエディタ上でカーソルが今存在している1行のみが送信されます.送信後,カーソルは次の行へ移ります.
2.範囲を指定して[F5キー]: 選択している範囲の命令が送信されます.

[F5キー]の代わりに[Ctrlキー]+[R]でも同様です.全選択のショートカット([Ctrlキー]+[A])と組み合わせ,
[Ctrlキー]を押したまま[A]→[R]

と操作すると楽に全ての命令をコンソールへ送信することができます.

このように,エディタから送信した場合でもコンソールへ直接入力したのと同様に1行1行命令は解釈され,
実行されます.

(注意)[Edit]--[GUI preferences...]を開くと『Rgui Configuration Editor』でコンソールの環境を
     調整できます.ウインドウ構成は
     シングル ドキュメント インターフェイス (SDI) とマルチドキュメント インターフェイスの両方 (MDI)
     のいずれかを選択できます.上図は SDI を選択したものです.
     MDI を選択すると,マウス操作あるいはアイコンでコンソールへ送信操作できますが割愛します.


§7.グラフ表示を試みる

R Editor を起動させ,次の式を記述します.

=====================================
sin_curve <- function(x){sin(pi*x)/(pi*x)}
plot(sin_curve,-10,10)
dev.copy(pdf, file="sample.pdf")
dev.off()
=====================================

1行目:ユーザ定義関数 sin_curve をfunction命令で定義.
2行目:plot関数で sin_curve を -10[rad]~10[rad]の範囲で描画を指定.
3行目:dev.copy命令で sample.pdf を出力.
4行目:必要な出力がすべて終ったらすぐにデバイスを閉じる.


上記の4行を選択(ハイライト:マウスで黒染)後,[F5]キーを押して R コンソール に送信します.

r06.png


同時に,sin_curve のグラフが表示されます.

r07.png


R がサポートしている作図デバイスを呼び出す関数は help("Devices") で調べることが出来ますが,
代表的なデバイス関数には以下のようなものがあります.

bmp, pdf, png, jpg, ps(eps)

ここで得られたグラフ画像は Word や LaTeX などの文書に貼り付けることができます.

  1. 2013/09/07(土) 11:53:44|
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Microsoft Mathematics の使い方

Microsoft Mathematics の使い方

§1.はじめに

世の中には,たくさんの[数式ツール]が存在します.
フリーソフトでは GNUPLOT が有名ですが,今回紹介するのは
Microsoft社の[Microsoft Mathematics]です.このソフトはMS社のダウンロードセンタから
入手することができます.

Microsoft Mathematics Add-in を使用すると,Word 文書で 2 次元グラフおよび 3 次元グラフの作成,
数値計算,等式または不等式の計算,代数式の簡約を簡単に行うことができます.
このソフトもMS社のダウンロードセンタから入手することができます.

http://www.microsoft.com/ja-jp/download/default.aspx


§2.利用する前に

標準のインストール先は自分の場合は次の通りでした.
"C:\Program Files\Microsoft Mathematics\MathApp.exe"

MathApp.exeのショートカットをDeskTop上におき,クリックすると次のロゴが表示され起動します.

openning


暫くすると,[ホーム]メニューとなり,操作可能な状態となります.

01


画面右上の[?]マークをクリックすると,[ヘルプ情報]が得られますので,先ずはこれを読んでください.


§3.事前操作

今回は[グラフ作成]に特化して説明します.あらかじめ,次の操作をしておきます.

■ 前述の[ホーム]メニュー画面において,[R 実数],角度は[RAD ラジアン]を選択します.
(注:角度は[DEG 度]でも可能です)

■ データは[マウス]あるいは[キーボード]から入力できます.

    (1)[マウス]入力の場合:
       メニューから[表示]→[電卓パッド]をクリックすると,次の画面が表示され,
       [マウス]から入力できます.

02
    
    
    (2)[キーボード]入力の場合:
       上記の[電卓パッド]をもう一度クリックすると消えて,[キーボード]からの入力となります.

今回は[キーボード]からの入力で説明しますので,メニュー[ホーム]に戻り,[グラフ]タブをクリック
します.

03



§4.例題1(2-D 直交座標)

次の式をグラフ表示させます.

  y=sin(πx)/(πx)

(1)[方程式と関数]欄で[2-D],[直交座標]を選択します.
(2)1の欄をクリックすると入力モードとなり, y=sin(πx)/(πx)  と記述して Enter します.
    (注: pi と入力すると自動的に π に)なります)
   2の欄は空白のまま,あるいは[削除]をクリックすると削除されます.
   それから,[グラフ]をクリックします.

04


(3)グラフが表示されます.x軸のレンジを変更したいため,左上の[表示]をクリックします.

05


(4)新しく現れたメニューから[プロット範囲]をクリックし,x軸範囲 -2~2 を -6~6
    に変更し[OK]します.

06


(5)左上の[エクスポート]をクリックし,[グラフを画像として保存]をクリックします.

07


画像の種類は .png, .jpg, .bmp, .gif, .emf が選択できます.
今回は .png としました.

(6)最後に,[ファイル]→[名前を付けて保存]します.
    今回は 例題1.gcw で保存しました.
    (注:ファイルの拡張子は .gcw です)
    


§5.例題2(2-D 直交座標:媒介変数)

媒介変数(t)によるグラフを作成します.
    x=sin(7t) cos(t)
    y=sin(5t) sin(t)

(1)先ず,メニュー[ホーム]において
    ● R 実数
    ● RAD ラジアン
    ● キーボード
   を選択し,[グラフ]タブをクリックします.

(2)メニュー[形式]が表示され,左欄から[媒介変数表示]を選択します.
    [媒介変数表示]欄において,
    ● 2-D
    ● 直交座標
    を選択し,
    x=の欄をクリックして,sin(7t) cos(t) を入力
    y=の欄をクリックして,sin(5t) sin(t) を入力
    続いて,[グラフ]をクリックします.

(3)完成したグラフを示します.

10


§6.その他

画面右上の[?]マークをクリックし,[ヘルプ情報]を表示すると基本的な操作演習を
行うことができます.

20


左端の[+]をクリックすると詳細が表示されます.

  1. 2013/07/26(金) 12:43:09|
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