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天地有情

[LaTeX] pst-vectorian - 装飾品を描画する

§1 はじめに

パッケージはPSTricksを使用して装飾品を描画します.
psvectorian.styパッケージで提供される196個の装飾品の一覧はマニュアル示されています.
 
 
類似のパッケージとして,「pgfornament --- PGF/TikZによるベクトル装飾の描画」があります.ご一読ください.


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/pst-vectorian )から
ダウンロードしてください.

TeXLiveには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc psvectorian を実行するか,
上記に同梱の psvectorian.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {psvectorian}
  を記述します.

2.2 コマンド

点(x,y)でのパターン(装飾品)の表示は,次のようにpstricksのマクロ \rput を使って行われます.

● \rput[refpoint]{angle}(x,y){\psvectorian[options]{number}}

  マクロ \psvectorian[options]{number} は要求された number に対応するパターンを描きます.
  numberは1から196の間でなければなりません.
 
● options

・scale=<スケール>  0から1の間の数値(デフォルトは1)
・opacity=<番号>  不透明度は,0から1の間の数値(デフォルトは1)
・width = <数値+単位> 幅を指定.高さが指定されていない場合は,比率が保持される.
・height= <数値+単位> 高さを指定.幅が指定されていない場合,比率は保持される.
・color = <色> パターンの色を設定する.
        デフォルトでは,色は\psvectorianDefaultColorマクロで定義されている.
        このマクロはユーザーが再定義できます.パッケージをロードするときには黒色.
・flip=<真/偽> 実際には,パターンは軸対称であり、軸は水平で,バウンディングボックスの中心を通る.
        デフォルト値はfalse.
・mirror=<真/偽> 実際には,パターンは軸対称であり、軸は垂直で、境界ボックスの中心を通る.
         デフォルト値はfalseです。

§3 サンプル

コンパイル:
(a) platex foo.tex
(b) dvips foo.dvi
(c) ps2pdf foo.ps foo.pdf



(1)

psvectorian01.png




(2)

psvectorian02.png




(3)

psvectorian03.png





(EOF)
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  1. 2019/06/15(土) 08:54:06|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] intopdf --- ハイパーリンクを使用してPDF以外のファイルをPDFに埋込む

§1 はじめに

intopdfパッケージは,あなたのPDF文書に任意のファイルを添付して本文から
それにリンクすることを可能にするコマンド \attachandlink を定義します.
エンジンpdflatex と lualatex がサポートされています.


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/intopdf )から
ダウンロードしてください.

TeXLiveには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc intopdf を実行するか,
上記に同梱の intopdf.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {intopdf}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \attachandlink [<filespec>] {<filename>} [<mime-type>] %
         {<Description>} {<link text>}


  テキスト<link text>が挿入され、ドキュメントに添付されているファイル<filename>にリンクします.

  * <Description>はファイルの説明である必要があり,添付ファイルのセクション
   および場合によってはマウスオーバーツールチップにPDFビューアによって表示されます.

  * <MIMEタイプ>は<ファイル名>のMIMEタイプである必要があります.


  * <filespec>を使用して,PDFビューアに表示されるファイル名を指定することができます.
   これが指定されていない場合は,デフォルトの<ファイル名>になります.


§3 サンプル

(1)ソースファイル (intopdf01.tex)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a4paper,12pt]{ltjsarticle}
\usepackage{intopdf}
\begin{document}
jsclasses.pdfのマニュアルは,
\attachandlink{C:/w32tex/share/texmf-dist/tex/platex/jsclasses/jsclasses.pdf}[jsclasses]%
{Japanese new document class}{ここに}添付されています.
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

(2)コンパイル

luajitlatex intopdf01.tex (2回繰り返す)

(3)結果

   コンパイル結果,intopdf01.pdf が生成され,
   Acrobat Reader DC で開いた結果です.(PDFビュアーによっては,表示が異なる場合があります.)

===============================================
intopdf01.png
===============================================


● {ここに}にマウスオーバーすると,{Japanese new document class}が表示されます.

● {ここに}をダブルクリックすると,jsclasses.pdfのマニュアルが表示されます.(表示は割愛します)


(EOF)

  1. 2019/06/07(金) 11:45:13|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] adigraph --- 有向グラフの作成

§1 はじめに

adigraphパッケージは,拡張有向グラフを簡単に描く手段を提供します.

類似のパッケージとして,"graphviz --- LaTeX文書の中にgraphviz(dot / neato)グラフを描く" もお読みください.


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/adigraph )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc adigraph を実行するか,
上記に同梱の adigraph.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {adigraph}
  を記述します.

2.2 コマンド

● グラフ生成宣言

  \NewAdigraph{グラフ名}{
    ノード名と配置仕様(x,y指定);}{
    ノード間接続仕様;
    }
  
● グラフ出力宣言

  \グラフ名{ }

● 簡単な例

adigraph00.png



§3 サンプル

例1:

adigraph01.png



例2:

adigraph02.png




例3:

adigraph03.png




例4:

adigraph04.png



(EOF)

  1. 2019/06/01(土) 08:52:00|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] stabular --- Multipage tabular

§1 はじめに

目的:改ページを許可して表形式環境を改善します.

類似のパッケージとして,「bigtabular --- ページ境界で分割可能」もご一読ください.



1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/stabular )から
ダウンロードしてください.

stabularパッケージはsttoolsバンドルの一部です.
TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc stabular を実行するか,
上記に同梱の stabular.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {stabular}
  を記述します.

2.2 コマンド

改ページを行うには、\\コマンドの後に \noalign{\eject} を挿入するだけです.


§3 サンプル

stabular01.png


 
 
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a4paper]{jsarticle}
\usepackage{stabular}
\pagestyle{empty}
%
\begin{document}
\vspace*{14cm}
\begin{stabular}{|l|l|l|l|}
\hline
001 & 神武天皇 & 002 & 綏靖天皇 \\
003 & 安寧天皇 & 004 & 懿徳天皇 \\
005 & 孝昭天皇 & 006 & 孝安天皇 \\
007 & 孝霊天皇 & 008 & 孝元天皇 \\
009 & 開化天皇 & 010 & 崇神天皇 \\
011 & 垂仁天皇 & 012 & 景行天皇 \\
013 & 成務天皇 & 014 & 仲哀天皇 \\
015 & 応神天皇 & 016 & 仁徳天皇 \\
017 & 履中天皇 & 018 & 反正天皇 \\
019 & 允恭天皇 & 020 & 安康天皇 \\
021 & 雄略天皇 & 022 & 清寧天皇 \\
023 & 顕宗天皇 & 024 & 仁賢天皇 \\
025 & 武烈天皇 & 026 & 継体天皇 \\
\noalign{\eject} % 改頁コマンド
027 & 安閑天皇 & 028 & 宣化天皇 \\
029 & 欽明天皇 & 030 & 敏達天皇 \\
031 & 用明天皇 & 032 & 崇峻天皇 \\
033 & 推古天皇 & 034 & 舒明天皇 \\
035 & 皇極天皇 & 036 & 孝徳天皇 \\
037 & 斉明天皇 & 038 & 天智天皇 \\
039 & 弘文天皇 & 040 & 天武天皇 \\
041 & 持統天皇 & 042 & 文武天皇 \\
043 & 元明天皇 & 044 & 元正天皇 \\
045 & 聖武天皇 & 046 & 孝謙天皇 \\
047 & 淳仁天皇 & 048 & 称徳天皇 \\
049 & 光仁天皇 & 050 & 桓武天皇 \\
051 & 平城天皇 & 052 & 嵯峨天皇 \\
053 & 淳和天皇 & 054 & 仁明天皇 \\
055 & 文徳天皇 & 056 & 清和天皇 \\
057 & 陽成天皇 & 058 & 光孝天皇 \\
\hline
\end{stabular}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


(EOF)

  1. 2019/05/19(日) 13:45:13|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] rulerbox - 箱の周りに定規を描く

§1 はじめに

rulerboxは箱の周りに定規を描くためのLaTeXパッケージです.マクロ \rulerbox を提供します.
これは,電子文書で何かの絶対サイズを表示したり,印刷物で相対的な縮尺を指定したりするときに便利です.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/rulerbox )から
ダウンロードしてください.

TeXLive には標準でインストールされています.


1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc rulerbox を実行するか,
上記に同梱の rulerbox.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {rulerbox}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \rulerbox [<edges>] {<content>}
はオプションのパラメータも受け付け,ルーラで装飾するエッジを指定します.
  「<edges>」は,それぞれ上端,下端,左端,右端を制御する,t, b, l, r の任意のサブセットです.

・ \rulerunit:定規の最小数,つまり定規内の隣接する目盛り間の距離.デフォルトは1mm.
・ \rulersep:ボックスの端と定規の間の距離.デフォルトは3pt.
・ \rulerwidth:定規の最長 tickの長さ. デフォルトは7pt.
・ \rtickrule:定規の tick lines の幅.デフォルトは0.4pt.



§3 サンプル
rulerbox01.png


(EOF)
  1. 2019/05/14(火) 05:55:27|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] mboxfill --- 空きスペースをパターンで埋める

§1 はじめに

mboxfillパッケージは,TeXのleadersコマンドにアクセスするに便利な手段を提供します.
ボックスサイズ,パターンオブジェクト,およびリーダーの種類を定義すると,mboxfillは
塗りつぶしパターンを作成します.このパッケージはコマンド \mboxfill を実装しています.
(このパッケージは ncctools バンドルの一部です.)

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/mboxfill )から
ダウンロードしてください.

a. 上記から ncctools.zip を解凍する.
b. ncctools/source/ncctools.ins から mboxfill.sty を入手する.
c. ncctools/doc から mboxfill.pdf を入手する.
d. mboxfill.sty と mboxfill.pdf を適宜適切に配置する.
e. その後,mktexlsr を実行する.


1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc mboxfill を実行するか,
上記に同梱の mboxfill.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {mboxfill}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \mboxfill [<width>] [<leader-type>] {<pattern>}

 ・<width> リーダーとして使用されるボックスパターンの幅を指定する.
  省略された場合,パターン幅が使用される.
  このパラメータには,\width, \height, \depth, および \totalheightマクロを使用できる.
  calcパッケージがロードされている場合は,長さ式も使用できる.
  
 ・<leader-type> 使用するリーダーの種類を指定します。c は\cleadersを
  xは\xleadersを意味し,空の値(デフォルト)は\leadersを意味する.
  
 ・\xleadersが使用されると,塗りつぶし領域の両側から少しのスペースが残ります.
  このスペースを削除するには,<leader-type>の特別な値,sを使用する.
  
 ・<pattern>を使って水平方向の空きスペースを埋める.


§3 サンプル

mboxfill01X.png



(EOF)

  1. 2019/05/08(水) 08:43:50|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] pst-text --- PSTricksでのテキストと文字の操作

§1 はじめに

pst-textは,パスに沿ってテキストをプロットし,文字を操作するためのPSTricksベースのパッケージです.

このパッケージはRokickiのdvipsプログラムのために書かれたもので,
すべてのdvipsドライバで正しい結果が保証されるわけではないことに注意してください.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/pst-text )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc pst-text を実行するか,
上記に同梱の pst-text.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {pst-text}
  を記述します.

2.2 コマンド

● テキスト操作用のマクロ

  \pstextpath[position](x,y){グラフィックオブジェクト}{テキスト}
  
  [position]:パスを参照するテキストの配置を指定する.
      l:textはパスの先頭から始まる.(default)
      c:テキストはパスの中央に対称的に配置される.
      r:テキストはパスの終端で終わる.
      パスはテキストで埋められ,オーバーフローしたテキストはすべて消えるため,
      optionは効果がありません.
  (x,y) : オフセットであり,特定の文字をパスに対してx方向とy方向に変換する値を示します.
      (x,y)は直交座標で,xとyの次元は現在のスケールを表します.
      デフォルトは(0,\TPoffset)です.ここで,\TPoffsetは -0.7ex の長さに設定されています.
  {グラフィックオブジェクト}:パスを作成する任意のオブジェクト(\pscircle, \pspolygonなど)
  
  {テキスト}: 設定するテキスト.英数字のみで構成されるが,日本語も可能なようです.
  
  
● 円上にアウトラインテキストを書くマクロ

  \psCircleText[オプション][(x,y)]{テキスト}
  
  [オプション]: NimbusSanL-Regu として事前定義されたフォントTextfont.
       PostScriptフォントでなければなりません.日本語は不可.
       
       fontsize: 24ptに定義済み.
       fillcolor: red!40 と定義されている.

● \psWarp[オプション][(x,y)]{テキスト}
  
  [オプション]: 同上.
  
  
§3 サンプル

コンパイル:
  --------------------------
  (1) platex %1[.tex]
  (2) dvips %1[.dvi]
  (3) ps2pdf %1.ps %1.pdf
  --------------------------
  
 
 
(1)\pstextpath(1)

pst-text01.png


※ 半径2cmの円に沿ってテキストが描かれます.

※ 円線の消去は \psset{linestyle=none} とします.
 
 
(2)\pstextpath(2)

pst-text02.png


※ (x,y)=(0,2ex) 円の内側にテキストが描かれます.
 
 
(3)\pstextpath(3)

pst-text03.png


※ (x,y)=(0,-2.5ex) 円の外側にテキストが描かれます.
 
 
(4)\pspolygon

pst-text04.png


※ 四角形に沿ってテキストが描かれます.

※ 補助線として,showgrid でグリッド表示しています.
 
 
(5)\psCircleText

xpst-text05.png


※ 円上にアウトラインテキストを描いています.

※ 日本語は出来ません.
 
 

(6)\psWarp

pst-text06.png



※ 歪むテキストを描いています.

※ 日本語は出来ません.




(EOF)
  1. 2019/05/05(日) 08:38:28|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] contour --- テキストの周囲に色付きの輪郭を印刷する

§1 はじめに

contourパッケージは,テキストの周りに色付きのボックスを必要とせずに,
与えられたテキストの周りに色付きの輪郭を生成します.

デフォルトでは,元のテキスト位置を囲む円の中に,同じテキストが均等に16, 32,
または指定された回数で印刷されます.(輪郭がコピー回数により濃度が変わる)


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/contour )から
ダウンロードしてください.

TeXLive には標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc contour を実行するか,
上記に同梱の contour.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {contour}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \contour{<color>}{<text>}
  16コピーのテキストを生成します.
  
● \contour*{<color>}{<text>}
  *variantは32コピーを生成します.
  
● \contour[<number>]{<color>} {<text>}
  <number>が与えられると,与えられたコピー数がテキストの周りに生成されます.
  <number>が数字ではなく auto の場合,コピー数はフォントサイズに応じて自動的に計算されます.
  この動作を実現するために,パッケージオプション auto を使用することもできます.
  \usepackage [auto] {contour} , [outline]を使用する場合,コピー数は無視されます.


§3 サンプル

contour01.png

 
 
 
 コンパイル: ptex2pdf -l foo.tex
 
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[12pt]{scrartcl} %or jsarticle
\usepackage{contour}
\usepackage{times}
\begin{document}
\Huge
\color{yellow}

\contour{black}{色は匂えど}

\contour{black}{Default}

\normalsize\contour[auto]{black}{normalsize}

\Large\contour[auto]{black}{Large}

\LARGE\contour[auto]{black}{LARGE}

\huge\contour[auto]{black}{huge}

\Huge\contour[auto]{black}{Huge}

\fontsize{30}{36}\selectfont\contour[auto]{black}{30pt font}

\fontsize{50}{60}\selectfont\contour[auto]{black}{50pt font}

\fontsize{50}{60}\selectfont\contour{black}{あいうえお}

\LARGE\contour[auto]{black}{Change \textcolor{red}{color} inside contour}

\contour[auto]{black}{Printing copies}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

(EOF)
  1. 2019/04/27(土) 10:43:40|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] forloop --- LaTeXでの繰り返しマクロ

§1 はじめに

forloopパッケージは,LaTeXマクロプログラミングで繰り返しを行うためのコマンド \forloop を提供します.

類似のパッケージとして,「pgffor --- \foreach文で ループを簡潔に利用する」 も一読ください.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/forloop )から
ダウンロードしてください.

TeXLiveには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc forloop を実行するか,
上記に同梱の forloop.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {forloop}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \forloop[<step>]{<counter>}{<initial value>}{<condition>}{<code>}

§3 サンプル

forloop01.png


(EOF)
  1. 2019/04/19(金) 14:33:01|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] pst-2dplot --- 2D曲線を描くためのPSTricksパッケージ

§1 はじめに

Pst-2dplotは,2次元曲線をプロットするための使いやすく直感的なツールを提供する
pstricksパッケージです.

pst-2dplotによって導入された主な環境は,両方の軸にグリッド線,タグ番号,およびラベルを描画
する「pstgraph環境」です.


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/pst-2dplot )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc pst-2dplot を実行するか,
上記に同梱の pst-2dplot.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {pst-2dplot}
  を記述します.

2.2 コマンド

● pstgreaph環境

  \begin{pstgraph}[key=value](x0,y0) ~ \end{pstgraph}
  
  ボックスの左下隅と右上隅の座標は,それぞれ(0,0)と(x0,y0)です.
  
● key=value は直接設定することも,\setpstgraphマクロを介して,次の構文で設定することもできます.
  \setpstgraph{key1=value1, key2=value2, . . . }
  
  x軸とy軸のラベルは,直接設定することも,\pstlabelマクロを介して設定することもできます.
  このマクロの構文は次のとおりです.
  
  \pstlabel{x-label}{y-label}
  
● ファイルdata-fileにデータを描画するために使用される \pstfileplot です.
  このマクロの構文は次のとおりです.
  
  \pstfileplot[key=value]{data-file}
  
  (x0,y0),(x1,y1),(x2,y2),... プロットする曲線上の点は,データファイルは
  次の形式でなければなりません.

  [x0] [y0]
  [x1] [y1]
  [x2] [y2]
  ...
  ...
  
  データファイル内の 「すべてのデータ値は負ではない」ことに注意することが重要です.


§3 サンプル

(1)データファイル作成

%%data1.dat (折れ線1)

[0.0] [0.0]
[0.1] [0.1]
[0.2] [0.1]
[0.3] [0.2]
[0.4] [0.2]
[0.5] [0.4]
[0.6] [0.5]
[0.7] [0.8]
[0.8] [0.9]
[0.9] [1.0]
[1.0] [0.2]

 
 
%%data2.dat (折れ線2)

[0.0] [0.8]
[0.1] [0.9]
[0.2] [1.0]
[0.3] [0.8]
[0.4] [0.7]
[0.5] [0.5]
[0.6] [0.3]
[0.7] [0.2]
[0.8] [0.1]
[0.9] [0.2]
[1.0] [0.3]

 
 
%%data3.dat (sin カーブ)

[0.0] [1.0000000]
[0.1] [0.6909830]
[0.2] [0.4122150]
[0.3] [0.1909830]
[0.4] [0.0489435]
[0.5] [0.0000000]
[0.6] [0.0489435]
[0.7] [0.1909830]
[0.8] [0.4122150]
[0.9] [0.6909830]
[1.0] [1.0000000]
[1.1] [1.3090200]
[1.2] [1.5877900]
[1.3] [1.8090200]
[1.4] [1.9510600]
[1.5] [2.0000000]
[1.6] [1.9510600]
[1.7] [1.8090200]
[1.8] [1.5877900]
[1.9] [1.3090200]
[2.0] [1.0000000]

 
 

%%data4.dat (cos カーブ)

[0.0] [0.0000000]
[0.1] [0.0489434]
[0.2] [0.1909830]
[0.3] [0.4122147]
[0.4] [0.6909830]
[0.5] [1.0000000]
[0.6] [1.3090169]
[0.7] [1.5877852]
[0.8] [1.8090169]
[0.9] [1.9510565]
[1.0] [2.0000000]
[1.1] [1.9510565]
[1.2] [1.8090169]
[1.3] [1.5877852]
[1.4] [1.3090169]
[1.5] [1.0000000]
[1.6] [0.6909830]
[1.7] [0.4122147]
[1.8] [0.1909830]
[1.9] [0.0489434]
[2.0] [0.0000000]

 
 
(2)文書ファイル作成

● 折れ線グラフ(1)--- pst-2dplot01.tex

pst-2dplot01.png



● 折れ線グラフ(2)--- pst-2dplot02.tex (preamble部は上と同じ)

pst-2dplot02.png



● sin/cos カーブ -------- pst-2dplot03.tex (preamble部は上と同じ)

pst-2dplot03.png


(注)すべての点の座標は「負」でないことに注意します.
   y=sin(pi(x-1))+1,
   y=cos(pi(x-1))+1
   x=0~2 で計算します.(x=-1~1をx=0~2とする)
   
   (data3.dat , date4.datを参照)


(3)コンパイル

  次の手順で行います.
  
  (1) latex pst-2dplot??.tex
  (2) latex pst-2dplot??.tex
  (3) dvips pst-2dplot??.dvi
  (4) ps2pdf ??.ps ??.pdf
  
  (?? は 01か 02 または 03)
  


(EOF)

  1. 2019/04/12(金) 13:36:30|
  2. LaTeX Tools
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