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天地有情

[LaTeX] auto-pst-pdf-lua --- LuaLaTeXとPostScriptコードの併用

§1 はじめに

このパッケージは,pst-pdfのラッパーであるauto-pst-pdfの
わずかに修正されたバージョンです.
パッケージでは,LuaLaTeXとPostScript関連のコードを一緒に使用することができます.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/auto-pst-pdf-lua )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc auto-pst-pdf-lua を実行するか,
上記に同梱の auto-pst-pdf-lua.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {auto-pst-pdf-lua}
  を記述します.

§3 サンプル
auto-pst-pdf-lua01.png


コンパイルは lualatex(または luajitlatex) で行います.

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass{article}
\usepackage{pst-poker}
\usepackage{auto-pst-pdf-lua}
\usepackage{luatexja}


\begin{document}
\textbf{(1) Lua codeを使用する例}

[1+2+3+ ... +10]の総計=
\directlua{
total=0
for i=1,10 do
total=total+i
end
tex.print(total)
}

\bigskip

\textbf{(2) PostScript codeの例}

\begin{postscript}
\crdAs \crdQd
\end{postscript}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

(EOF)
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  1. 2018/07/23(月) 13:20:27|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] adjmulticol --- マルチカラムおよびシングルカラム出力のマージンの調整

§1 はじめに

adjmulticolパッケージは,multicolパッケージの拡張機能で、マルチカラムおよびシングルカラムレイアウト
のマージンを変更するオプションを提供します.
adjmulticolパッケージは,両面印刷のための偶数と奇数のマージンの違いを理解しています.

同類のパッケージとして拙著ブログ( vwcol --- 段幅を指定した多段組.multicol.styの拡張 )をご一読ください.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/adjmulticol )から
ダウンロードしてください.

TeXLive などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc adjmulticol を実行するか,
上記に同梱の adjmulticol.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {adjmulticol}
  を記述します.

2.2 コマンド

● adjmulticols環境

\begin{adjmulticols}{<number>}{<inner margin>}{<outer margin>} ~ \end{adjmulticols}

<number>    列数
<inner margin> 左側の余白
<outer margin> 右側の余白

<inner margin>と<outer margin>は現在のテキスト領域のマージンから計算されるため,
負の値はテキスト領域の拡張を意味します.


§3 サンプル

(1)jsarticle の例

adjmulticol01.png



\documentclass[a4paper]{jsarticle}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage{adjmulticol}
\usepackage{bxjalipsum}
%
\begin{document}
(1)\verb|{adjmulticols}{2}{20pt}{20pt}|
\begin{adjmulticols}{2}{20pt}{20pt}
\jalipsum[1-2]{wagahai}
\end{adjmulticols}

\bigskip

(2)\verb|{adjmulticols}{1}{0pt}{0pt}|
\begin{adjmulticols}{1}{0pt}{0pt}
\jalipsum[4]{wagahai}
\end{adjmulticols}

\bigskip

(3)\verb|{adjmulticols}{3}{20pt}{20pt}|
\begin{adjmulticols}{3}{20pt}{20pt}
\jalipsum[6]{wagahai}
\end{adjmulticols}
\end{document}
 
 
 

(2)jsbook の例

adjmulticol02.png


\documentclass[a4paper]{jsbook}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage{adjmulticol}
\usepackage{bxjalipsum}
%
\begin{document}
(1)\verb|{adjmulticols}{2}{10pt}{-1.5in}|
\begin{adjmulticols}{2}{10pt}{-1.5in}
\jalipsum[1-2]{wagahai}
\end{adjmulticols}

\bigskip

(2)\verb|{adjmulticols}{1}{0pt}{0pt}|
\begin{adjmulticols}{1}{0pt}{0pt}
\jalipsum[4]{wagahai}
\end{adjmulticols}

\bigskip

(3)\verb|{adjmulticols}{3}{10pt}{-1.5in}|
\begin{adjmulticols}{3}{10pt}{-1.5in}
\jalipsum[6]{wagahai}
\end{adjmulticols}
\end{document}


(EOF)

  1. 2018/07/19(木) 13:37:14|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] topfloat --- ページの上部にフロートを移動する

§1 はじめに

Topfloatは,ページの上部に2つまでのフロート要素を移動するパッケージです.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/topfloat )から
ダウンロードしてください.

TeXLive などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc topfloat を実行するか,
上記に同梱の topfloat.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {topfloat}
  を記述します.

2.2 書式とコマンド

(1)1つの要素のフロートの場合

\begin{topfloat}{1}
\topI
<contents>
\endtopI
\tabcap or \figcap[width]{caption}
\end{topfloat}

(2)2つの要素のフロートの場合

\begin{topfloat}{2}
\topI
<contents>
\endtopI
\tabcap or \figcap[width]{caption}
%
\topII
<contents>
\endtopII
\tabcap or \figcap[width]{caption}
\end{topfloat}

\tabcapと\figcapコマンドは,[width]が0ptより大きいサイズに設定された場合,
キャプションの大きさを宣言するオプションのパラメータを許可します.
0ptを指定すると,キャプションが1行になるように幅が決まります.
何も指定しなければ,キャプションの幅はフロート要素の幅になります.

§3 サンプル

topfloat01.png


\documentclass[a5paper]{ltjsarticle}
\usepackage{graphicx}
\usepackage{topfloat}
\usepackage{lipsum}
%
\begin{document}
\lipsum[1]
\begin{topfloat}{2} % 2つのフロート要素をページ上部に設定する
\topI
\begin{tabular}{|c|c|c|}
\hline
4 & 9 & 2 \\ \hline
3 & 5 & 7 \\ \hline
8 & 1 & 6 \\ \hline
\end{tabular}
\endtopI
\tabcap{魔方陣}\label{tab:1}
%
\topII
\includegraphics[width=2cm]{tiger.pdf}
\endtopII
\figcap{虎の絵}\label{fig:1}
\end{topfloat}
\end{document}

(EOF)

  1. 2018/07/17(火) 14:39:30|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] tikzmarmots --- TikZでモルモットを描く楽しいパッケージ

§1 はじめに

tikzmarmotsパッケージは,TikZの画像で使用されるモルモット用のLaTeXパッケージです.
これらの小さな画像は,"tikzducks" の衣服やその他の属性を「借りる」ような方法で構築されています.
"tikzducks" については,拙著ブログ(tikzducks --- アヒルを使用するための楽しいパッケージ)
をご一読ください.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/tikzmarmots )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc tikzmarmots を実行するか,
上記に同梱の tikzmarmots.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {tikzmarmots} および \usetikzlibrary{marmots}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \marmot[<shape name>=<color name>]
  <shape name>は
  body, whiskers, blush, teeth
  などです.

§3 サンプル

(注)マニュアル(tikzmarmots-doc.pdf)に豊富なサンプルがあります.ご一読ください.
   ここでは,その一部を掲載します.

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass{ltjsarticle}
\usepackage{tikzducks}
\usetikzlibrary{ducks}
\usepackage{tikzmarmots}
\usetikzlibrary{marmots}
\usepackage[most]{tcolorbox}
%
\definecolor{duckblue}{RGB}{0,70,140}
\definecolor{marmotred}{RGB}{140,20,40}
%
\lstdefinestyle{marmotstyle}{%
language={[latex]TeX},
tabsize=2,
breaklines,
basicstyle=\footnotesize\ttfamily,
columns=fullflexible,
texcsstyle=*\color{duckblue}\bfseries,
keywordstyle=\color{red!60!black}\bfseries,
morekeywords={tikzpicture,scope,patterns,calc,pgfinterruptboundingbox},
moretexcs={marmot,path,definecolor,scalebox,foreach,node,draw,PassOptionsToPackage,%
usetikzlibrary,selectcolormodel,colorlet,includegraphics,tikzset,shade,duck},
}
%
\tcbset{%
colframe=marmotred,
arc=2mm,
fonttitle=\bfseries,
sidebyside,
listing options={style=marmotstyle},
center lower,
righthand width=6.5cm,
bottom=0pt,
top=0pt,
before lower={%
\setlength{\parskip}{0.5cm}%
\spaceskip=5\fontdimen2\font},
}
\lstset{style=marmotstyle}

\begin{document}

  <ここにモルモットの描画を作成する>

\end{document}

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


(1)基本的なモルモット(デフォルト)

tikzmarmots01.png


\begin{document}
\begin{tcblisting}{title={Basic marmot}}
\begin{tikzpicture}
\marmot
\end{tikzpicture}
\end{tcblisting}
\end{document}
 
 
 
(2)body の色を変更

この基本的なモルモットをカスタマイズするために,パッケージはpgfキーを使用します.
これらのキーは,例えば、body = <color name> でmarmotの色を変更するために使用できます.

tikzmarmots02.png


\begin{document}
\begin{tcblisting}{title={Blue marmot}}
\begin{tikzpicture}
\marmot[body=blue]
\end{tikzpicture}
\end{tcblisting}
\end{document}
 
 
 
(3)tikzducks(\duck)との組み合わせ

tikzmarmots03.png


\begin{document}
\begin{tcblisting}{title={Blue marmot \& duck}}
\begin{tikzpicture}
\marmot[body=blue]
\end{tikzpicture}
\begin{tikzpicture}
\duck[body=blue]
\end{tikzpicture}
\end{tcblisting}
\end{document}


(EOF)
  1. 2018/07/14(土) 10:04:55|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] pagecolor --- ページカラー(背景色)を設定する

§1 はじめに

このパッケージは \pagecolor というコマンドを提供しています.
これは現在のページ(背景)の色を提供します.

\thepagecolornoneコマンドは,ページの背景色が「none」以外の場合を除き,
\thepagecolorと同じ色を指定します.

ページの背景色が「none」の場合(\pagecolor{none}),
\thepagecolorは白で、\thepagecolornoneは「none」です.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/pagecolor )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc pagecolor を実行するか,
上記に同梱の pagecolor.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage[option] {pagecolor}
  を記述します.
  
  [option]は
  pagecolor={<some color>}  初期値の色を設定.デフォルトはpagecolor = {none}です.
  nopagecolor={<some color>} 初期値の色を設定.デフォルトはnopagecolor = {none}です.
                \nopagecolorはnopagecolorオプションで定義された色を使用して
                \pagecolorコマンドに置き換えられます.
                
                
2.2 コマンド

● \pagecolor{<some color>}   背景色を設定
● \thepagecolor  現在のページ(背景)の色を表示
● \restorepagecolor   復元する直前の背景色を設定
● \newpagecolor{<some color>}  新たに背景色を設定

\newpagecolor{<some color>}および\restorepagecolorは,
geometryパッケージの\newgeometryおよび\restoregeometryに似ています.

\newpagecolor{<some color>}は\pagecolor{<some color>}を実行し,前に使用したページの色を覚えています.
\restorecolor(引数なし)は\newpagecolor{...}コマンドを使用する前に使用していたページカラーに戻します.

§3 サンプル

以下のソースファイルは,マニュアルと同梱の pagecolor-example.pdf と
ほぼ同じです.ソースファイルの背景色はこの pagecolor-example.pdf をご覧ください.
コンパイルは lualatex で行います.

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a5paper]{ltjsarticle}
\usepackage[x11names]{xcolor}
\usepackage[pagecolor={LightGoldenrod1},nopagecolor={none}]{pagecolor}
\usepackage{afterpage}
\usepackage{lipsum}
\parindent0pt
%
\begin{document}
\section*{Example for pagecolor}

● 使用されるオプションは,\\
pagecolor = {LightGoldenrod1}(pagecolor = {none}がデフォルト)です.

● 現在のページ(背景)の色は \\
\verb|\thepagecolor| = LightGoldenrod1 \\
(および \verb|\thepagecolornone |= LightGoldenrod1)

\newpage

\pagecolor{rgb:-green!40!yellow,3;green!40!yellow,2;red,1}

{\color{white} 現在のページ(背景)の色は \\
\verb|\thepagecolor| = \thepagecolor .}

\newpage

\newpagecolor{red}

このページは\verb|\newpagecolor{red}|を使用しています.

\newpage

\restorepagecolor

{\color{white}このページは\verb|\restorepagecolor| 復元する
赤色のページの前にあった値にページの色を変換します.}

\newpage

\pagecolor{none}

このページは\verb|\pagecolor{none}|を使用します.
\verb|\thepagecolor| = white
および\verb|\thepagecolornone| =なし.

\newpage

\restorepagecolor

{\color{white}\verb|\restorepagecolor| 再度ページの色を復元しました.}

\newpage

\pagecolor{green}

このページは\verb|\pagecolor{green}|のため緑色です。

\newpage

\newpagecolor{blue}\afterpage{\restorepagecolor}

{\color{white}\verb|\newpagecolor{blue}\afterpage{\restorepagecolor}|\\
ここではこのページが青色で,次のページは自動的に
ここで青に変更される前のページの色(緑色)はです.

\smallskip
{\color{red}\textbf{\lipsum[1-4]}

\bigskip

ページの終わりにページの色が元に戻った.
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

(EOF)
  1. 2018/07/08(日) 14:20:42|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] widetable --- 指定された幅のテーブルをタイプセットする環境

§1 はじめに
更新版(2018/07/08) 一部修正

widetableパッケージは,tabular*,tabularxとは異なり,列間glueを使って指定された幅のテーブルをタイプセットする
新しい環境を定義します. 幅長によりtabularセルは必要に応じてすべて伸張(または収縮)します.また,pos(r,l,c)の
指定も自由です.

(1)tabularx について
   e.g. 横位置パラメータ {|l|X|r|} Xは自動計算され,セル内テキストは左寄せとなる.
   
(2)tabular* について
   e.g. 横位置パラメータに \extracolsep{fill}が必要.1列目以外のセル内テキストは右寄せとなる.
   
(3)widetable について
   セル内テキストは \tabcolsep が自動計算され,常にセル内テキストは中央寄せとなる.
1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/widetable )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc widetable を実行するか,
上記に同梱の widetable.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {widetable}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \begin{widetable}{<width>}{<column descriptors>}
 ~\end{widetable}

§3 サンプル

widetable01A.png
widetable01B.png


(EOF)

  1. 2018/07/08(日) 10:06:49|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] vgrid --- 印刷ページにグリッドを重ねる

§1 はじめに

パッケージは,各ページの縦方向のリズムをを強制するのを助けるためのグリッドを
オーバーレイします.
グリッドの間隔は\baselineskipから取られ,最初の行はテキスト領域の一番上にあります.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/vgrid )から
ダウンロードしてください.

TeXLive などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc vgrid を実行するか,
上記に同梱の vgrid.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {vgrid}
  を記述します.登録するのみで有効となります.

§3 サンプル

vgrid01.png


\documentclass[ a4paper]{jsarticle}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage{bxjalipsum}
\usepackage{vgrid}
%
\begin{document}
\jalipsum[2]{wagahai}
\end{document}

(EOF)
  1. 2018/07/01(日) 14:52:40|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] gatherenum --- 列挙型項目の整列

§1 はじめに

gatherenumパッケージは,enumitemのインライン列挙機能を使用して,
水平型の列挙モードとします.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/gatherenum )から
ダウンロードしてください.

TeXLive などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc gatherenum を実行するか,
上記に同梱の gatherenum.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {gatherenum}
  を記述します.


§3 サンプル
gatherenum01.png


(EOF)

  1. 2018/06/29(金) 09:56:22|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] tikzmark --- TikZのページ上の位置をマークする

§1 はじめに

tikzmarkパッケージは,TikZを中心に後で(またはそれ以前の)使用のために
ページ上の位置を「マーク」するコマンドを定義します.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/tikzmark )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc tikzmark を実行するか,
上記に同梱の tikzmark.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage{tikz}および\usetikzlibrary{tikzmark}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \tikzmark[<drawing command>]{<name>}

  必須の引数は,この点を後で参照するために使用されるマークの名前です.


§3 サンプル

簡単例1

tikzmark01.png


簡単例2

tikzmark02.png


(EOF)
  1. 2018/06/25(月) 08:48:56|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] tikz-relay --- TikZを使用したリレー制御システムの電気回路図のタイプセット

§1 はじめに

tikz-relay パッケージには,リレー制御システムの電気回路図をタイプセットするためのシンボルの
集まりが含まれています.
おそらく米国を除いて世界中で採用されている国際規格IEC 60617に従ってシステムを
表すためのシンボルを提供します.

国際規格IEC 60617は,NEMA(National Electrical Manufacturers Association)を使用する
米国を除いて,世界中で採用されています.
NEMA規格に興味がある場合は,拙著ブログ(tikz-ladder --- TikZを使ってラダー図を描画する)をご一読ください.

このパッケージは,PLCプログラミングに使用するためのものですが,リレー制御システムにも使用できます.


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/tikz-relay )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc tikz-relay を実行するか,
上記に同梱の tikz-relay-doc.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usetikzlibrary{circuits.ee.IEC.relay}
  を記述します.

2.2基本的な書式例

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass{ltjsarticle}
\usepackage{tikz,units}
\usepackage{}
\usetikzlibrary{circuits.ee.IEC.relay}
\begin{document}
%% インライン形式

\tikz[circuit ee IEC relay,thick]
1行コマンド;
 
 
 
%% 独立した環境の中に複雑な(複数の)コマンドを記す場合は

\begin{tikzpicture}[circuit ee IEC relay,thick]
  コマンド;
  コマンド;
   .......;
\end{tikzpicture}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


§3 サンプル

(注)回路記述のコマンドなどは,マニュアルをご覧ください.

(1)主なシンボル

tikz-relay01.png


\documentclass{ltjsarticle}
\usepackage{tikz,units}
\usepackage{hlist}
\usetikzlibrary{circuits.ee.IEC.relay}
%
\begin{document}
\begin{hlist}2
\hitem リレーコイル\\[3mm]
\tikz[circuit ee IEC relay,thick]
\draw(0,0) to[relay coil={info=K1}] (0,1);
\hitem 低速動作リレーコイル\\[3mm]
\tikz[circuit ee IEC relay,thick]
\draw(0,0) to[relay coil={slow operating={info=K2},term=A1,term'=A2}] (0,1);
\hitem 高速動作リレーコイル\\[3mm]
\tikz[circuit ee IEC relay,thick]
\draw(0,0) to[relay coil={high speed={info=K3},term=A1,term'=A2}] (0,1);
\hitem ソレノイドバルブ\\[3mm]
\tikz[circuit ee IEC relay,thick]
\draw(0,0) to[relay coil={solenoid valve,info=Y1}] (0,1);
\hitem a接点\\[3mm]
\tikz[circuit ee IEC relay,thick]
\draw(0,0) to[make contact] (0,1);
\hitem b接点\\[3mm]
\tikz[circuit ee IEC relay,thick]
\draw(0,0) to[break contact] (0,1);
\end{hlist}
\end{document}
 
 
 
(2)簡単な例

tikz-relay02.png


\documentclass{ltjsarticle}
\usepackage{tikz,units}
\usetikzlibrary{circuits.ee.IEC.relay}
%
\begin{document}
\begin{tikzpicture}[circuit ee IEC relay,thick,
x=9\tikzcircuitssizeunit,
y=5\tikzcircuitssizeunit,
every term/.style={gray,font=\scriptsize},
every term'/.style=every term,
every term /.style=every term]
\draw (0,0)
node[contact]{}
to [relay coil={info=$K_1$,term=A1,term'=A2}] ++(0,1) -- ++(0,1)
node[contact,name=N1]{}
to [break contact={thermal switch={info=$F_R$},term=21,term'=22}] ++(0,1)
to [break contact={push button={info=$b_0$},term=11,term'=12}] ++(0,1)
node[contact,name=N2]{}
to [make contact={push button={info=$b_1$},term=13,term'=14}] ++(0,1)
node[contact,name=N3]{};
\draw (N2) -- ++(1,0)
to [make contact={info=$K_1$,term=13,term'=14}] ++(0,1)
node[contact]{};
\draw (1,0)
node[contact]{}
to [relay coil={slow operating={info=$T_1$},term=A1,term'=A2}] ++(0,1) -- ++(0,1)
node[contact,name=N4]{} --(N1);
\draw (N4) -- ++(2,0)
to [change over contact={yscale=-1,info=$T_1$,name=t1,term=24,term'=21,term=22}] ++(0,-1)
to [relay coil={scale=-1,info=$K_3$,term=A1,term'=A2}] ++(0,-1)
node[contact]{};
\draw (2,0)
node[contact]{}
to [relay coil={info=$K_2$,term=A1,term'=A2}] ++(0,1) |- (t1.output 1);
\draw(-0.8,0) node[left]{$\unit[0]{V}$} -- +(4.2,0) % power rails
(-0.8,5) node[left]{$\unit[+24]{V}$} to[fuse={info={$\unit[2]{A}$}}] (N3) -- +(3.4,0);
\end{tikzpicture}
\end{document}


(EOF)
  1. 2018/06/20(水) 13:23:53|
  2. LaTeX Tools
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