天地有情

[LaTeX] tikz-relay --- TikZを使用したリレー制御システムの電気回路図のタイプセット

§1 はじめに

tikz-relay パッケージには,リレー制御システムの電気回路図をタイプセットするためのシンボルの
集まりが含まれています.
おそらく米国を除いて世界中で採用されている国際規格IEC 60617に従ってシステムを
表すためのシンボルを提供します.

国際規格IEC 60617は,NEMA(National Electrical Manufacturers Association)を使用する
米国を除いて,世界中で採用されています.
NEMA規格に興味がある場合は,拙著ブログ(tikz-ladder --- TikZを使ってラダー図を描画する)をご一読ください.

このパッケージは,PLCプログラミングに使用するためのものですが,リレー制御システムにも使用できます.


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/tikz-relay )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc tikz-relay を実行するか,
上記に同梱の tikz-relay-doc.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usetikzlibrary{circuits.ee.IEC.relay}
  を記述します.

2.2基本的な書式例

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass{ltjsarticle}
\usepackage{tikz,units}
\usepackage{}
\usetikzlibrary{circuits.ee.IEC.relay}
\begin{document}
%% インライン形式

\tikz[circuit ee IEC relay,thick]
1行コマンド;
 
 
 
%% 独立した環境の中に複雑な(複数の)コマンドを記す場合は

\begin{tikzpicture}[circuit ee IEC relay,thick]
  コマンド;
  コマンド;
   .......;
\end{tikzpicture}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


§3 サンプル

(注)回路記述のコマンドなどは,マニュアルをご覧ください.

(1)主なシンボル

tikz-relay01.png


\documentclass{ltjsarticle}
\usepackage{tikz,units}
\usepackage{hlist}
\usetikzlibrary{circuits.ee.IEC.relay}
%
\begin{document}
\begin{hlist}2
\hitem リレーコイル\\[3mm]
\tikz[circuit ee IEC relay,thick]
\draw(0,0) to[relay coil={info=K1}] (0,1);
\hitem 低速動作リレーコイル\\[3mm]
\tikz[circuit ee IEC relay,thick]
\draw(0,0) to[relay coil={slow operating={info=K2},term=A1,term'=A2}] (0,1);
\hitem 高速動作リレーコイル\\[3mm]
\tikz[circuit ee IEC relay,thick]
\draw(0,0) to[relay coil={high speed={info=K3},term=A1,term'=A2}] (0,1);
\hitem ソレノイドバルブ\\[3mm]
\tikz[circuit ee IEC relay,thick]
\draw(0,0) to[relay coil={solenoid valve,info=Y1}] (0,1);
\hitem a接点\\[3mm]
\tikz[circuit ee IEC relay,thick]
\draw(0,0) to[make contact] (0,1);
\hitem b接点\\[3mm]
\tikz[circuit ee IEC relay,thick]
\draw(0,0) to[break contact] (0,1);
\end{hlist}
\end{document}
 
 
 
(2)簡単な例

tikz-relay02.png


\documentclass{ltjsarticle}
\usepackage{tikz,units}
\usetikzlibrary{circuits.ee.IEC.relay}
%
\begin{document}
\begin{tikzpicture}[circuit ee IEC relay,thick,
x=9\tikzcircuitssizeunit,
y=5\tikzcircuitssizeunit,
every term/.style={gray,font=\scriptsize},
every term'/.style=every term,
every term /.style=every term]
\draw (0,0)
node[contact]{}
to [relay coil={info=$K_1$,term=A1,term'=A2}] ++(0,1) -- ++(0,1)
node[contact,name=N1]{}
to [break contact={thermal switch={info=$F_R$},term=21,term'=22}] ++(0,1)
to [break contact={push button={info=$b_0$},term=11,term'=12}] ++(0,1)
node[contact,name=N2]{}
to [make contact={push button={info=$b_1$},term=13,term'=14}] ++(0,1)
node[contact,name=N3]{};
\draw (N2) -- ++(1,0)
to [make contact={info=$K_1$,term=13,term'=14}] ++(0,1)
node[contact]{};
\draw (1,0)
node[contact]{}
to [relay coil={slow operating={info=$T_1$},term=A1,term'=A2}] ++(0,1) -- ++(0,1)
node[contact,name=N4]{} --(N1);
\draw (N4) -- ++(2,0)
to [change over contact={yscale=-1,info=$T_1$,name=t1,term=24,term'=21,term=22}] ++(0,-1)
to [relay coil={scale=-1,info=$K_3$,term=A1,term'=A2}] ++(0,-1)
node[contact]{};
\draw (2,0)
node[contact]{}
to [relay coil={info=$K_2$,term=A1,term'=A2}] ++(0,1) |- (t1.output 1);
\draw(-0.8,0) node[left]{$\unit[0]{V}$} -- +(4.2,0) % power rails
(-0.8,5) node[left]{$\unit[+24]{V}$} to[fuse={info={$\unit[2]{A}$}}] (N3) -- +(3.4,0);
\end{tikzpicture}
\end{document}


(EOF)
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  1. 2018/06/20(水) 13:23:53|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] alnumsec --- 英数字セクション番号を使用する

§1 はじめに

標準のセクションコマンドで英数字のセクション番号を使用できます.
ギリシャ文字,二重文字(bb)および区切り文字がサポートされています.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/alnumsec )から
ダウンロードしてください.

TeXLiveには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc alnumsec を実行するか,
上記に同梱の alnumsec.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage [<option>] {alnumsec}
  を記述します.

  <option>は usehighlevels が唯一のオプションで,すべての見出しの番号は,
  標準のように上位レベルの番号で始まります(e.g. A.II.(a) Important Section).
  このオプションがないと,現在のセクションレベルの番号のみが使用されます.(e.g. (a) Important Section).

2.2 コマンド

● \alnumsecstyle{<見出し番号付けスキームの指定子>}
  次の指定子を使用します.

  ・ aまたはn:アラビア数字(arabic)
  ・ R:大文字のローマ数字(Roman)
  ・ r:小文字のローマ数字(roman)
  ・ L:英大文字(Letter)
  ・ l:英小文字(letter)
  ・ g:ギリシャ文字(greek)
  ・ d:2つの英小文字(doubleletter)
  ・ b:2つのギリシャ文字(doublegreek)

数字と文字のあとには,デフォルトごとのピリオドが続きます.これを変更するには次のマクロを使用します.

● \surround<name>{<before>}{<after>}

<name>の代わりに,上のリストで指定された文字列(e.g. arabic, Letter,...)
はピリオドの変更や区切り記号などをタイプセットします。

例1: \surroundletter{(}{)}  e.g. A.II(a)

例2: \surroundarabic{}{.}  e.g. 1.1.2 ---> 1.1.2.


§3 サンプル

見出しの番号付けは \alnumsecstyle で行います.以下のサンプルでは
\alnumsecstyle{Lal}
即ち,
  section    --- Letter(A,B,C, ...)
  subsection   --- arabic(1,2,3,...)
  subsubsection --- letter(a,b,c, ...)
を指定しています.

(1)パッケージオプション usehighlevels 付きの例

alnumsec01.png



(2)同上,パッケージオプション無しの例


alnumsec02.png




(EOF)
  1. 2018/06/08(金) 13:37:38|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] pdfoverlay --- PDF上にテキストなどを重ねる

§1 はじめに

pdfoverlayパッケージは既存のPDFを使用して,注釈やPDFをオーバーレイするテキストを簡単に追加することができます.
これは,PDFにコメントを追加したり,PDFフォームに記入したり,メモをスペースが残っているPDFにテキストを追加したり
する場合です.このパッケージは,これを行うためのシンプルなインターフェイスを提供します.


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/pdfoverlay )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc pdfoverlay を実行するか,
上記に同梱の pdfoverlay.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {pdfoverlay}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \pdfoverlaySetPDF{<PDF filename>}
  テキストをオーバーレイする<PDF filenames>を指定します.この関数を最初に呼び出さなければなりません.
  プリアンブルまたは文書本体の任意のポイントで使用できます.

● \pdfoverlaySetGraphicsOptions{<Options>}
  PDFの各ページが出力されるときに\includegraphicsに渡す<Options>を設定します.
  有効なオプションについては,graphicxパッケージのマニュアルを参照してください.

● \pdfoverlayIncludeToPage{<page number>}
  PDFファイル内のすべてのページを,指定された<page number>まで出力します.

● \pdfoverlayIncludeToLastPage
  残りのすべてのページをPDFファイルに出力します.

● \pdfoverlaySkipToPage{<page number>}
  指定された<page number>にスキップします.

● \pdfoverlayPauseOutput
  PDFファイルからページを出力することを一時停止します.後続のテキストは空白ページに出力されます.

● \pdfoverlayResumeOutput
  PDFファイルからページを出力することを再開します.


§3 サンプル

(1)既存PDFのソースファイル(wagahai.tex)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a5paper]{ltjsarticle}
\usepackage{bxjalipsum}
\pagestyle{empty}
%
\begin{document}
\jalipsum[1-20]{wagahai}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

lualatex wagahai.tex
としてコンパイルすると,1-8ページの wagahai.pdf が生成されます.
 
 
 
(2)オーバーレイするソースファイル(overlay.tex)

上記で生成された wagahai.pdf を取り込み
lualatex overlay.tex として,コンパイルし,オーバーレイします.

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a5paper]{ltjsarticle}
\usepackage{pdfoverlay}
\usepackage{at}
\pdfoverlaySetPDF{wagahai.pdf}
%
\begin{document}
\pdfoverlayIncludeToPage{2}% 2page目に画像をoverlay
\at(5cm,10cm){%
\includegraphics[width=3cm]{blackcat.png}}

\pdfoverlaySkipToPage{5}% 5pageまでスキップ

\pdfoverlayIncludeToPage{5}% 5page目にテキストをoverlay
\at(5cm,10cm){%
\Huge \color{red}{吾輩は猫である}}

\pdfoverlayIncludeToLastPage
\end{document}

(注)at.sty は拙著ブログ(at.sty --- 任意の位置にテキストを配置する)をご一読ください.

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

1page目はそのまま出力し,
2page目に画像をオーバーレイし,
5page目にスキップし,
5page目にテキストをオーバーレイし,
6,7,8pageはそのまま出力されます.

page数は新しく 1~6page が付与されます.
新しいページの2page目に画像がオーバーレイされ,
3page目にテキストがオーバーレイされます.

pdfoverlay01.png



(EOF)

  1. 2018/06/03(日) 08:35:45|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] circuitikz --- TikZで電気回路図を描く

§1 はじめに

circuitikzパッケージには,電気回路図を組み立てるための一連のマクロが用意されています.
これは使い易い構文で,PDF出力形式を直接サポートするツールとして設計されています.(lualatex, xelatex)

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/circuitikz )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc circuitikz を実行するか,

上記に同梱の circuitikzmanual.pdf をお読み下さい.


§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {circuitikz}

  を記述します.

2.2 代表的な書式

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a4paper]{scrartcl} %{article}可
\usepackage[siunitx]{circuitikz}
\sisetup{load=derived}
\usepackage{showexpl}
%
\begin{document}
 \begin{LTXexample}[pos=t,varwidth=true]
  \begin{circuitikz}[scale=nnn]
   <Contents>
  \end{circuitikz}
 \end{LTXexample}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

コンパイルは xelatex または lualatex(luajitlatex) で行います.


§3 サンプル

電気部品などのシンボルおよびExamples はマニュアルをご覧ください.
ここでは,簡単なサンプルのみを掲載します.(コンパイルは luajitlatex で行っています)


(1)電気回路

circuitikz01.png



(2)論理回路

circuitikz02.png



(3)トランジスタ回路

circuitikz03.png



(4)オペアンプ回路

circuitikz04.png



(EOF)
  1. 2018/05/29(火) 10:16:49|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] VisualPSTricks --- 画像に基づくPSTricksのビジュアルヘルプ

§1 はじめに

最小のテキストの画像に基づくPSTricksのビジュアルヘルプであり,
コマンドまたはパラメータごとの画像集です.

なお, TeX Wiki PSTricks をもご一読ください.



1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/visualpstricks )から
ダウンロードしてください.

TeXLive には標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc VisualPSTricks を実行するか,
上記に同梱の VisualPSTricks.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {pst-all}
  を記述します.

2.2 代表的な書式

(1)書式
    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
    \documentclass[a4paper,10pt]{scrartcl} % article でも可.
    \usepackage{pst-all}
    \usepackage{graphicx}
    %
    \begin{document}
    \begin{psgraph}[環境オプション]
     <コマンド>
     <コマンド>
     ・・・
    \end{psgraph}
    \end{document}
    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

(注)コンパイルは同梱の README.txt によれば DVI -> PS -> pdf が推奨されています.即ち,
    a) latex foo.tex
    b) dvips foo.dvi
    c) ps2pdf foo.ps

   なお,\documentclass[a4paper,10pt]{jsarticle}でも可能です.
   この場合,コンパイルは,
    a) platex foo.tex
    b) dvips foo.dvi
    c) ps2pdf foo.ps


§3 サンプル

豊富なサンプルはマニュアルに満載されています.
ここでは,基本的なサンプルのみを掲載します.

(1)\psline, \psdots, \pspolygon

visualpstricks1.png



(2)\psframe, \psdiamond, \pstriangle

visualpstricks2.png



(3)\pscircle, \psarc, \psarcn

visualpstricks3.png



(4)\psellipse, \pselliparc, \psellipticarcn

visualpstricks4.png



(5)\pscurve, \psccurve, \psecurve

visualpstricks5.png



(6)\pswedge, \psarc, \psbezier

visualpstricks6.png



(7)\qline, \qdisk, \psparabola

visualpstricks7.png


(EOF)

  1. 2018/05/23(水) 09:31:55|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] VisualTikZ --- 画像に基づくTikZのビジュアルヘルプ

§1 はじめに

最小テキストの画像に基づくTikZのビジュアルヘルプであり,
コマンドまたはパラメータごとの画像集です.

なお, TeX Wiki TikZ をもご一読ください.


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/visualtikz )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc VisualTikZ を実行するか,
上記に同梱の VisualTikZ.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {tikz}
  を記述します.

2.2 代表的な書式・コマンド

(1)書式

    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
    \documentclass[a4paper,10pt]{ltjsarticle}
    \usepackage{tikz}
    \usepackage{....} %必要に応じて追加
    %
    \begin{document}
    \begin{tikzpicture}[環境オプション]
     <コマンド> ; %各コマンドは「;」(セミコロン)で終了
     <コマンド> ;
     ・・・ ;
    \end{tikzpicture}
    \end{document}
    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

(注)コンパイルは同梱の README.txt によれば lualatex が推奨されています.

   なお,\documentclass[dvipdfmx,a4paper]{jsarticle}でも可能です.
   この場合,コンパイルは ptex2pdf が便利です.

(2)コマンド
    ● \draw    線を描く
    ● \draw[->]  終点/始点/両端に矢印
    ● \fill    描かれた図形の内側を塗る
    ● \filldraw  パス自身の色と内側の色をそれぞれ別に指定する

§3 サンプル

豊富なサンプルがマニュアルに満載されています.
ここでは,基本的なサンプルのみを掲載します.

(1)直線

visualtikz01.png


(2)曲線

visualtikz02.png



(3)四角

visualtikz03.png



(4)円

visualtikz04.png


(5)放物線

visualtikz05.png


(6)経路

visualtikz06.png




(EOF)

  1. 2018/05/17(木) 09:11:53|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] tikzsymbols --- TikZを使用して作成されたシンボル

§1 はじめに

tikzsymbolsパッケージには,さまざまな絵文字,料理シンボル,ツリーが用意されています.
なお,パッケージmarvosymをロードすることもできますが,割愛します.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/tikzsymbols )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc tikzsymbols を実行するか,
上記に同梱の tikzsymbols.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {tikzsymbols}
  を記述します.

2.2 コマンド

さまざまな絵文字などのコマンドは,マニュアル(tikzsymbols.pdf)を参照ください.

§3 サンプル

代表的なものを挙げておきます.

(1)料理絵文字

tikzsymbols01.png



(2)通常の絵文字

tikzsymbols02.png



(3)3Dの絵文字

tikzsymbols03.png


(EOF)
  1. 2018/05/15(火) 12:25:26|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] blowup --- ドキュメントのすべてのページを拡大または縮小する

§1 はじめに

blowupパッケージは、ユーザーレベルのマクロ \blowUp のみが定義されています.
これは,文書のすべてのページを拡大または縮小するために使用できます.
また,TeXプリミティブ\magnificationに似ていますが,より正確で使いやすいものです.

\blowUpは,普通のサイズの文書からのポスターの作成や,準備が整っているタイプセット文書の
さまざまな種類の細かな調整に役立ちます.


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/blowup )から
ダウンロードしてください.

TeXLive には標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc blowup を実行するか,
上記に同梱の blowup.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {blowup}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \blowup{target=<用紙サイズ指定>}

§3 サンプル

(1)A4サイズ → A5サイズ に縮小化

blowup01.png


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a4paper,10pt]{ltjsarticle}
\usepackage{graphicx,xcolor}
\usepackage{bxjalipsum}
\parindent=0pt
\usepackage{blowup}
\blowUp{target=a5,pos=c} % a4→a5に縮小化
%
\begin{document}
\Large %フォントサイズ調整
\jalipsum[1-4]{wagahai}

\bigskip

\includegraphics[scale=.2]{tiger.pdf}
% 画像サイズ調整
\end{document}

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



(2)A5サイズ → B5jサイズ に拡大化

   (「B5j」を指定するとエラーになるので寸法 {182mm,257mm} を記述する)

blowup02.png


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a5paper,10pt]{ltjsarticle}
\usepackage{graphicx,xcolor}
\usepackage{bxjalipsum}
\parindent=0pt
\usepackage{blowup}
\blowUp{target={182mm,257mm},pos=c} % a5→b5jに拡大化

%
\begin{document}
\small %フォントサイズ調整
\jalipsum[1-4]{wagahai}

\bigskip

\includegraphics[scale=.15]{tiger.pdf}
% 画像サイズ調整
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



(EOF)

  1. 2018/05/10(木) 09:09:27|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] tikzducks --- アヒルを使用するための楽しいパッケージ

§1 はじめに

tikzducksパッケージは,TikZの画像で使用されるアヒル用のLaTeXパッケージです。


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/tikzducks )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX には標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc tikzducks を実行するか,

上記に同梱の tikzducks-doc.pdf をお読み下さい.


§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {tikzducks}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \duck[<shape name>=<color name>]
  <shape name>は
  body, head, bill, eye
  などです.

§3 サンプル

(注)マニュアル(tikzducks-doc.pdf)に豊富なサンプルがあります.ご一読ください.
   ここでは,その一部を掲載します.

アヒルの様々な部位( body, head or bill(くちばし))は,独立して着色することもできます.

(1)基本的なアヒル(デフォルト)

tikzducks01.png


(2)body の色を変更

tikzducks02.png


(3)様々な部位の変更

tikzducks03.png


(4)hair style

tikzducks04.png



(5)服装 の色を変更

tikzducks05.png


(EOF)
  1. 2018/05/03(木) 09:29:55|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] pagecont --- 複数ドキュメント間で続くページ番号を付与する

§1 はじめに

pagecontパッケージは,いくつかのドキュメントが単一のドキュメントであるかのように,
ページ番号を独立してタイプセットできる機能を実装しています.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/pagecont )から
ダウンロードしてください.

TeXLive には標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc pagecont を実行するか,
上記に同梱の pagecont.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage [first] {pagecont}
  を記述します.
  [first]オプションは最初の文書のみに付け,2番目以降の文書には付けません.


§3 サンプル

(1)先ず複数のドキュメントソースを準備します.ここでは
   1.tex, 2.tex, 3.tex とします.

(2)ドキュメントソースの内容は次の通りです.

   ■ 1.tex
----------------------------------
\documentclass[a5paper]{jsarticle}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage{bxjalipsum}
\usepackage[first]{pagecont} % 1.texのみにoption[first]を付ける.
% 2.tex, 3.tex は不要です.
\begin{document}
\jalipsum [1-3] {wagahai}
\end{document}
----------------------------------
 
 
 
   ■ 2.tex
----------------------------------
\documentclass[a5paper]{jsarticle}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage{bxjalipsum}
\usepackage{pagecont}
%
\begin{document}
\jalipsum[4-5]{wagahai}
\end{document}
----------------------------------
 
 
 
   ■ 3.tex
----------------------------------
\documentclass[a5paper]{jsarticle}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage{bxjalipsum}
\usepackage{pagecont}
%
\begin{document}
\jalipsum[6-9]{wagahai}
\end{document}
----------------------------------

(3)各々をコンパイルします.(1.tex, 2.tex, 3.tex の順にコンパイルする)

   ptex2pdf -l 1.tex
   この操作により 1.pdf(1枚) が生成され,ページ番号は 1 です.
   
   ptex2pdf -l 2.tex
   この操作により 2.pdf(2枚) が生成され,ページ番号は 2,3 です.
   
   ptex2pdf -l 3.tex
   この操作により 3.pdf(3枚) が生成され,ページ番号は 4,5,6 です.

   この3つのドキュメントにはページ番号 1 ~ 6 が付与されました.
   
   ここまでが pagecontパッケージの機能です.
   
   

(4)1.pdf, 2.pdf, 3.pdf を結合します.

   結合させるには,いろいろな PDFツールがありますが,
   ここでは, pdftk.exe を使った方法で結合させ output.pdf を出力させます.
   
   pdftk 1.pdf 2.pdf 3.pdf cat output output.pdf
   
   ページ番号は 1~6 となります.
   
   SumatraPDFで表示させ,プロパティをみると次のようになります.

pagecont01.png




(EOF)
  1. 2018/04/29(日) 15:12:50|
  2. LaTeX Tools
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