天地有情

[jLaTeX] eclcalen --- メモ付きカレンダーの作成

§1 はじめに

簡単なメモ付きのカレンダーを作成します.

【留意】本パッケージは NTT jlatex を利用します.ご注意ください.
    クラスファイルは j-article など j-xxx を使います.
    コンパイル方法は末尾に記載あります.

1.1 インストール

必要に応じて,( http://hayato1224.web.fc2.com/LaTeX/eclcalen.sty )から
ダウンロードしてください.

1.2 マニュアル

特にありません.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {rawfonts,eclcalen}
  を記述します.

§3 サンプル

eclcalen01A.png


eclcalen01B.png


【注意】
(1)コンパイル方法
   (a) jlatex -code=■ foo.tex --- foo.dviを生成する

     ■は sjis/jis/euc/ascii のいずれかを設定します.
     W32TeX では デフォルトは (Shift JIS) に設定されています.
     したがって,-code=sjis は不要です.

   (b) dvips foo[.dvi] --- foo.ps を生成する
   (c) ps2pdf foo.ps ----- foo.pdfを生成する

※ foo.dvi を開くときは, dviout -ntt foo.dvi とします.(-ntt オプション付き)

(2)コンパイル不調のときは,
   fmtutil -byfmt jlatex
   で再フォーマットして,リトライしてみてください.

(EOF)
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  1. 2016/12/17(土) 04:17:17|
  2. jLaTeX

NTT jLaTeX 備忘録

NTT jLaTeX 備忘録

§1 はじめに
日本語の使える TeX は,現在手軽に人手できるものは NTT jTeX とアスキーの日本語 pTeX
であると思われます.

自分は通常, p(La)TeX を使いますが,NTT j(La)TeX を使った経験もあり,以下は NTT j(La)TeX
の要点を備忘録として書き残しておきたいと思います.

なお, j(La)TeX は W32TeX で配布されおり,インストール済みであることを前提とします.

・jtex    は 日本語 plain TeX です.
・jlatex   は 日本語 LaTeX2e (jLaTeX2e) です.
・jlatex209 は 日本語 LaTeX209 です.

■ プレビュー(および印刷)に東京大学の大島さんによる dviout for Windows
を使用する場合には, -ntt オプションを付加します.例えば,j-sample.dvi をオープン
するには

・dviout -ntt j-sample.dvi

■ dvi を ps に変換するには,dvi2ps を用いて ps に変換をすることができます.

・dvi2ps -R 600 j-sample.dvi > j-sample.ps

また,dvipsk-w32.tar.gz を TeX のインストールディレクトリで展開しておくと,
dvips.exe で dvi を ps に変換をすることができます.

・dvips j-sample.dvi

■ ソースファイル名は NTT j(La)TeX であることが判別しやすいように
j-sample.ps のように 接頭語として 「j- 」を付加した方がよいでしょう.

§2 日本語の入出力コード
texソースファイルに使う日本語の文字コードは JIS, EUC, Shft JIS のいずれでも
かまいませんが,どのコードであるかは指定しておかなければなりません.
これは次のようにします.


・端末表示用漢字コード  :\kanjiterminaltype=
・ファイル出力用漢字コード:\kanjifiletype=

これらのパラメタに設定できる値は 次のとおりです.

kcode


これらはインストール時に sitekcode.tex でデフォルト設定されていますが,
読むファイルごとにコードを替えることも簡単です.

コマンドライン:

・jlatex -code=■ j-sample.tex

■は sjis/jis/euc/ascii のいずれかを設定します.
表に示した番号を設定してもかまいません.

W32TeX では sitekcode.tex において,デフォルトは (Shift JIS) に設定されています.
(c:/w32tex/share/texmf-dist/plain/jtex/sitekcode.tex)

内容:
-----------------------------
\kanjiterminaltype=10 
\kanjifiletype=10   
-----------------------------
上記のパラメタ 10 は Shift JIS を示しています.

§3 日本語フォントの指定方法
jTeX の日本語フォントとしては大日本印刷の明朝体(dm)とゴシック体(dg)が
標準的に使われています.(W32TeX ではmin,goth が割り当てられます)
これは \jfont というマクロを使って以下のように指定します.

例:
  \jfont\viiidm=dm8
  \jfont\xdm=dm10
  \jfont\xidm=dm10 scaled \magstephalf
  \jfont\xiidm=dm10 scaled \magstep1

サンプル:
     {\fontsize{14pt}{20pt}{\usefont{JP}{dn}{bx}{n} 相撲部屋}}

     \jfont\xdm=dm10 scaled \magstep2
     色は{\xdm 匂へど}散りぬるを

結果:
jp


§4 ソースファイルの書式
ソースファイルの標準的な書式は次のとおりです.

-----------------------------------
1:   \documentclass{j-article}
2:   \usepackage{}
3:   \begin{document}
4:    % ここに本文を記述する
5:   \end{document}
-----------------------------------

説明:
1行目:クラスファイルは j-article, j-book, j-report のいずれかを指定.
2行目:必要なパッケージを必要に応じて追加.
3行目:ドキュメントの開始.
4行目:本文を記述する.
5行目:ドキュメントの終了.

§5 コンパイル操作
ソースファイルのエンコーディングの種別によりコンパイル操作が異なります.
W32TeX の場合は sitekcode.tex で Shift JIS がデフォルト設定されていますので,
次のように操作します.

・jlatex j-sample.tex

■ JIS や EUC の場合には

・jlatex -code=jis j-sample.tex (JIS の場合)
・jlatex -code=euc j-sample.tex (EUC の場合)

補足:
コマンドラインで jlatex -help とすれば -code= の指定がわかります.
数値を設定してもかまいません.

§6 DVIOUTの開き方
コンパイルの結果,j-sample.dvi が生成されます.これを dviout for Windows で
で開く場合は -ntt オプションを付加します.

・dviout -ntt j-sample.dvi

§7 PDFの生成
PDFを生成するには次の方法があります.

■ .dvi から直接 PDF を生成する.
・dvipdfmx j-sample.dvi

■ .dvi から一旦 .ps ファイルを生成し,その後に ps2pdf で PDF を生成する.
・dvips j-sample.dvi
あるいは
・dvi2ps -R 600 j-sample.dvi > j-sample.ps
次に
・ps2pdf j-sample.ps % PDFファイル生成

  1. 2013/04/30(火) 15:23:24|
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