天地有情

[LaTeX] texi-like cover --- TeXinfoのようなカバーページ作成

§1 はじめに

GNU Texinfo (テックインフォ) は,フリーなコンピュータ・プログラム であり,一式のソースコードから
複数の形式で文書を生成します.また,GNUプロジェクトで公式の文書体系として用いられています.(wikipedia)

texi-like coverパッケージは,TeXinfoが生成するようなドキュメントカバーページを作成します.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/texilikecover )から
ダウンロードしてください.

1.2 マニュアル

特に,ありません.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {texilikecover}
  を記述します.

§3 サンプル

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass[a5paper]{jsarticle}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage{texilikecover}
%
\title{Texi-like cover}
\subtitle{for LaTeX2e}
\date{2017年11月吉日}
\author{天地有情}
%
\begin{document}
\maketitle

\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


texilikecover01.png



(EOF)

スポンサーサイト
  1. 2017/11/18(土) 12:40:42|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] termlist --- 任意の種類の項目に連続番号を付ける

§1 はじめに

termlistパッケージは,連続した番号の任意の種類の項目をインデントし,番号ラベル付けする環境を提供します.
項目は,方程式または数式環境の中に現れることがあります.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/termlist )から
ダウンロードしてください.

TeXLive2017 には標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc termlist を実行するか,
上記に同梱の termlist.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {termlist}
  を記述します.

2.2 コマンド

termlist, term, termlist*, term* の4つの環境が用意されています.

● termlist環境  : \itemコマンドによる項目のリスト
● term環境    : リスト項目が1つのみの項目リスト環境
● termlist*環境  : termlist環境と同じですが,空のラベルとなる
● term*環境    : term環境と同じですが,空のラベルとなる

§3 サンプル

termlist01A.png


(注)
・termlist*環境 と term*環境は空の番号ラベルとなるだけです.

.数式番号はグローバルオプション [leqno] で左側表示となります.

(EOF)

  1. 2017/11/12(日) 14:45:46|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] clock --- TeXおよびLaTeX用のグラフィックおよびテキスト・クロック

§1 はじめに

システム時間やユーザーが望む任意の時間を表示できるグラフィカルな時計(古典的な12時間ダイヤルと2本の手)と
テキスト・クロック(24時間形式)を備えています. TeXとLaTeXの両方で動作します.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/clock )から
ダウンロードしてください.フォントの配置は適切に行ってください.

TeXLive2017 には標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc clock を実行するか,
上記に同梱の clock.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {clock}
  を記述します.

2.2 コマンド

(1)グラフィカルクロック

● \ClockFrametrue/false : 外周枠を付ける/付けない(default:false)
● \clock{"時"}{"分"} : 2つの引数で時分を指定する.
● \clocktime(何も引数なし): TEXクロックはコンパイル時の現在のシステム時刻をグラフィカルに出力する.


(2)テキストクロック

  シンプルな4桁のデジタルディスプレイです.

● \texttime : コンパイル時のシステム時間をコロンで区切られた24時間形式で表示する.
        1日の時間は\texthours,分は\textminutesとして利用可能です.


§3 サンプル

clock01A.png



§4 昔ながらのテキストクロック

参考までに昔ながらのテキストクロックを挙げておきます.
必要に応じて,CTAN からダウンロードしてください.

骨子のみを記述します.

(1) daytime.sty
\daytime --> hh:mm am/pm

(2) time.sty
\now --> hh:mm am/pm

(3) timeofday.sty
\timeofday --> hh:mm

(4) mickeytime.sty --> \mickeytime

e.g. 現在 pm 13:10 とすると次のように表示されます.

Mickey's little hand is between the one and the two. Micky's big hand is just past the two. Mickey's
eyes are open.

little hand : 短針(時)
big hand :長針(分)
open : PM
close : AM

を表します.


(EOF)

  1. 2017/11/09(木) 09:49:27|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] epsdice --- スケーラブルなサイコロ "フォント"

§1 はじめに

epsdiceパッケージは,数字の引数(1〜6の範囲)を取る1つのコマンド\epsdice{#1}を提供し,
1つのオプション引数[white|black]で白ダイス(デフォルト)と黒ダイスを認識します.
引数には,カウンタ値であっても構いません.
例えば,セクションなら \epsdice{\value{section}}の値が引数になります.("サンプル"の項を参照)
グラフィックファイルは,Encapsulated PostScriptとPDF形式の両方で提供されています.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/epsdice )から
ダウンロードしてください.

TeXLive2017 には標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc epsdice を実行するか,
上記に同梱の epsdice.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {epsdice}
  を記述します.

2.2 コマンド

  ● \epsdice[white|black]{#1} なお,defaultは[white]

§3 サンプル

(注)コンパイルは latex + dvips または pdflatex(lualatex)で行います.
   以下は lualatex(or luajitlatex)でコンパイルしています.

(1)ソースファイル

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
\documentclass{scrartcl} %欧文クラス
\usepackage{luatexja}
\usepackage{graphicx}
\usepackage{epsdice}
\parindent0pt
%
\begin{document}
\section{白黒ダイス}
\Huge
白ダイス:
\epsdice{1} \epsdice{2} \epsdice{3} \epsdice{4} \epsdice{5} \epsdice{6}

黒ダイス:
\epsdice[black]{1} \epsdice[black]{2} \epsdice[black]{3} %
\epsdice[black]{4} \epsdice[black]{5} \epsdice[black]{6}

\section{カウンタ}
ここは 第\epsdice{\value{section}} 節 です.
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

(2)結果

epsdice01.png



(EOF)
  1. 2017/11/05(日) 13:38:56|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] phfnote --- article系の \maketitle による書式設定をよりコンパクトにする

phfnoteパッケージは,よりコンパクトなタイトルと,テキストとセクションの見出しのいくつかの書式設定を使って,
デフォルトのノートフォーマットスタイルを導入しています.

§1 はじめに

このパッケージは,特定のトピックに関するメモ,短いドキュメントなどの短いドキュメント
の基本的な書式設定を提供します.
そのような目的のためのすべての基本的なニーズをカバーすることを目指しています.
あまりにも多くのスペースを取らない素敵なタイトルなど柔軟でカスタマイズ可能です。

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/phfnote )から
ダウンロードしてください.

TeXLive には標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc phfnote を実行するか,
上記に同梱の phfnote.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage [<options>] {phfnote}
  を記述します.

   [<options>] については,代表的なものを次項の"サンプル"で示します.


§3 サンプル

(注)以下の文書ファイルは lualatex または luajitlatex でコンパイルします.

(1)オプション[title=default]の例

\documentclass{scrartcl} %欧文クラス可
\usepackage{luatexja}
\usepackage{bxjalipsum}
\usepackage[title=default]{phfnote}
%
\begin{document}
\title{吾輩は猫である}
\author{夏目漱石}
\date{2017-10-28}
\maketitle

\section{吾輩は猫である}
\jalipsum[1-2]{wagahai}
\end{document}

phfnote01.png


phfnoteパッケージは,代替のタイトルスタイルのセットを可能にします.
title=defaultでは,デフォルトのタイトルスタイルが使用されます.
title= ...パッケージオプションでこの設定を変更することができます.
デフォルトのarticleタイトルと比較してページのスペースを節約できます.

(2)オプション[title=small,par=skip]の例
phfnote02.png


すべての関連情報を1行に表示する,より小さなタイトルスタイルです.
これは,デフォルトのタイトルスタイルでも大きすぎると思われる場合に便利です.


(3)オプション[title=article]の例

phfnote03.png


articleクラスからデフォルトのタイトルスタイルを模倣しますが,少しスペースを節約します.


(4)オプション[title=]の例

phfnote04.png


タイトルの空の引数は,phfnoteにタイトル定義をオーバーライドしないように指示します.これにより、
デフォルトのクラスタイトルスタイルが保持されます.


(5)オプション[abstract=narrow]の例

\documentclass{scrartcl}
\usepackage{luatexja}
\usepackage{bxjalipsum}
\usepackage[abstract=narrow]{phfnote}
%
\begin{document}
\title{吾輩は猫である}
\author{夏目漱石}
\date{2017-10-28}
\maketitle

\begin{abstract}
夏目 漱石は,日本の小説家,評論家,英文学者.本名、夏目 金之助。江戸の牛込馬場下横町出身.
俳号は愚陀仏.大学時代に正岡子規と出会い,俳句を学ぶ.帝国大学英文科卒業後,松山で愛媛県尋常中学校教師,
熊本で第五高等学校教授などを務めた後,イギリスへ留学.
\end{abstract}

\section{吾輩は猫である}
\jalipsum[1-2]{wagahai}

phfnote05.png


abstract環境は,文書の短い要約を提供することを目指してインデントされたテキストをレンダリングします.
デフォルトでインデントされます.
[abstract=wide]はテキスト幅長となり,インデントされません.


(6)オプション[abstract=narrow] および \inlinetoc の例

\documentclass{scrartcl}
\usepackage{luatexja}
\usepackage{bxjalipsum}
\usepackage[abstract=narrow]{phfnote}
%
\begin{document}
\title{吾輩は猫である}
\author{夏目漱石}
\date{2017-10-28}
\maketitle

\begin{abstract}
夏目 漱石は,日本の小説家,評論家,英文学者.本名、夏目 金之助。江戸の牛込馬場下横町出身.
俳号は愚陀仏.大学時代に正岡子規と出会い,俳句を学ぶ.帝国大学英文科卒業後,松山で愛媛県尋常中学校教師,
熊本で第五高等学校教授などを務めた後,イギリスへ留学.
\end{abstract}

\inlinetoc

\section{吾輩は猫である}
\jalipsum[1-2]{wagahai}
\end{document}

phfnote06.png



\inlinetocコマンドを使用して目次を挿入できます.

(EOF)

  1. 2017/10/30(月) 15:27:34|
  2. LaTeX Tools
次のページ