天地有情

[LaTeX] pst-poker --- ポーカーカードを描く

§1 はじめに

このPSTricks関連パッケージは、様々な方法でポーカーカードを作成することができます。

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/pst-poker )から
ダウンロードしてください.

TeXLive/W32TeX などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc pst-poker を実行するか,
上記に同梱の pst-poker.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {pst-poker}
  を記述します.


§3 サンプル

(注)以下のサンプルは次の手順でコンパイルします.
   1. platex foo[.tex]
   2. platex foo[.tex]
   3. dvips foo[.dvi]
   4. ps2pdf foo.ps


(1)ポーカーカードの基本的なデザイン(デフォルト仕様)

pst-poker01A.png


\crdxxxコマンドのxxx部分詳細は次の通りです.

pst-poker01B.png



(2)基本的なバリエーション(サイズ)は unit= で設定されます.

pst-poker02.png



(3)カラーセットの選択

pst-poker03.png



(4)オプション引数 framebg

pst-poker04.png


   オプション引数 framebg によって,ここに示すように定義済みの色か,
   または自己定義色を使用して別々に変更できます.


(5)インデックスの配置

pst-poker05.png



   4つのコーナーすべてにインデックスを配置したり,ピークインデックスを使用することもできます.


(6)カードの高度な配置

pst-poker06.png


(7)高度なディスプレイバリエーション

pst-poker07.png



(EOF)
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  1. 2017/10/19(木) 10:29:54|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] keycommand --- key-valueの引数をもつコマンドの簡単な作成

§1 はじめに

keycommandパッケージは,オプションのキーを使用してコマンドや環境を簡単に定義する方法を提供します.
パッケージは,\newkeycommand \renewkeycommand \providekeycommand
\newkeyenvironment および \renewkeyenvironmentを提供します.


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/keycommand )から
ダウンロードしてください.

TeXLive2017 には標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc keycommand を実行するか,
上記に同梱の keycommand.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {keycommand}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \newkeycommand +[short-unexpand]{<command>}[<keys=defaults>]%
                     [<OptKey>] [<n>]{<definition>}
● \newkeyenvironment +[short-unexpand]{<envir name>}[<keys=defaults>]%
                     [<OptKey>] [<n>]{<begin>}{<end>}


  ・ +形式の定義は実行時に展開.オプションの[\|]引数は,|...| 拡張から保護される.(サンプル(2)参照)
  ・ [keys = defaults]引数は,デフォルト値でキーを定義.
  ・ 使用可能な key のタイプは、boolean、enum、choice(manual: 1.1を参照).
  ・ OptKey引数は,特に定義されていない key = value のペアを取得する場合に使用.
  ・ 0-9の必須引数(省略した場合は0)で指定.

§3 サンプル

(1)\newkeycommand の例

keycommand01.png


(2)\newkeycommand+[\|]の例

keycommand02.png


(3)\newkeyenvironment の例
keycommand03.png

(EOF)
  1. 2017/10/15(日) 07:14:43|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] savetrees --- LaTeXドキュメントの各ページの使用を最適化する

§1 はじめに

savetreesパッケージの目的は,できるだけ多くのテキストをLaTeXドキュメントの各ページにパックすることです.
このため,文書は魅力的ではありませんが文書の草稿の印刷時に用紙を節約する簡単な方法を提供します.
また,厳しいページ長の要件を満たす場合にも役立ちます.

省スペース(単語間のスペース,行間のスペースなどを詰める)機能のテクニックがルール化されており,
3つのオプション(後述)でコントロールできます.


1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/savetrees )から
ダウンロードしてください.

TeXLive2017 などには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc savetrees を実行するか,
上記に同梱の savetrees.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage [<options>] {savetrees}
  を記述します.

[<options>] は以下の通りです.

subtle  :すべての文書のレイアウトが保持され,LaTeX は必要なときだけ空白を挿入する.(微妙なスペース調整)
moderate :行間の間隔を減らします.また,段落のインデントも減らす.(中ぐらいのスペース調整)
extreme  :省スペーステクニックを最大限に有効にし,小さなタイトルとセクションフォントの使用,
       小さな書体の書式設定,ページ間のマージンを大幅に削減する.(極端なスペース調整:デフォルト)

§3 サンプル

(1)通常の文書ソースファイル(A.tex)と option[extreme]の文書ソースファイル(B.tex)

savetrees01.png


(2)コンパイル結果
savetrees02.png


●\usepackage[extreme,sections=normal]
 サブオプション sections=normal を付加すれば,セクションフォントはnormalsize となります.

●\usepackage[extreme,lists=normal]
 サブオプション lists=normal を付加すれば,リストは通常配置 となります.

その他のサブオプションはマニュアルを参照してください.

(EOF)
  1. 2017/10/09(月) 11:53:07|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] authoraftertitle --- \maketitle発行後に\authorなどが再利用できる

§1 はじめに

LaTeXコマンドの \author、\title および \dateは,現在の文書の著者,タイトルおよび日付を設定するために
よく使用されます.
設定されると,これらは\titlepageコマンドによってのみ使用され,それ以外の場合はアクセスできません.

authoraftertitleパッケージを使うと,どこでも \MyAuthor,\MyTitle,\MyDate として利用できます.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/authoraftertitle )から
ダウンロードしてください.

TeXLiveには標準でインストールされています.

1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc authoraftertitle を実行するか,
上記に同梱の authoraftertitle.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {authoraftertitle}
  を記述します.

2.2 コマンド

● \MyAuthor{...}
● \MyTitle{...}
● \MyDate{...}


§3 サンプル

authoraftertitle01.png


(EOF)
  1. 2017/10/04(水) 13:00:14|
  2. LaTeX Tools

[LaTeX] pdfreview --- 余白を付けたPDFファイルに注釈を付ける

§1 はじめに

pdfreviewパッケージは,オリジナルPDFを読み込んでコピーし,新しいPDFファイルのページ余白に
コメントを追加したり,例えば 原稿や評点報告書を閲覧するときに使用されます.
コメントなどは,単にテキストとして表示されます.オリジナルPDFには何の影響も与えません.

1.1 インストール

必要に応じて,CTAN( https://ctan.org/pkg/pdfreview )から
ダウンロードしてください.


1.2 マニュアル

コマンドラインから texdoc pdfreview を実行するか,
上記に同梱の pdfreview.pdf をお読み下さい.

§2 使い方

2.1プリアンブルに
  \usepackage {pdfreview}
  を記述します.

2.2 コマンド・環境

pdfreview00.png


§3 サンプル

(1)オリジナルPDFとなるソースファイル(jalip.tex)は次の通りです.
   (lualatex でコンパイルすると,jalip.pdf が得られます.)

■■■■■■■■■■■ jalip.tex ■■■■■■■
\documentclass[twocolumn]{ltjsarticle}
\usepackage{bxjalipsum}
\parindent0pt
%
\begin{document}
\section*{吾輩は猫である}
\jalipsum[1-5]{wagahai}
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


(2)上記の jalip.pdf を pdfreview.sty で取り込みコメントなどを書き込みます.
   (lualatex でコンパイルすると,コメント付きの新しいPDF(new.pdf)が得られます. )

■■■■■■■■■■■ new.tex ■■■■■■■■
\documentclass{ltjsarticle}
\usepackage[
sourcedoc=jalip.pdf, % レビュー中のPDF文書を宣言する
grid=true, % マージンノートのヘルプラインを描画する(完成したらfalseに設定する)
bodywidth=0.66, % ソースドキュメントページの幅を\textwidthの倍率として設定する
twocolumn=true, % 両サイドに余白を置く
trim=2cm, % ソース文書のすべてのページマージンをこの量だけトリミングする
]{pdfreview}
%
\begin{document}
\begin{page}{1} % 最初のページをマウントする
\begin{leftnotes} % メモを左の余白に書き込む
\cnote{88}{作者:夏目漱石} % ヘルプラインの中心にノートを配置88
\tnote{86}{what language?} % メモ上部を整列して配置86
\cnote{80}{日本語である} % ノートの中央を配置80
\end{leftnotes} % この点の後のノートは右マージンに入る
\cnote{88}{Title \par Iam a Cat}
\cnote{80}{英語教師 \par 珍野苦沙弥の猫}
\end{page}
% \begin{page}{2} % mount the next page
% \note{...}{...} etc.
\end{document}
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


(3)結果

pdfreview01.png



(EOF)
  1. 2017/10/01(日) 10:00:25|
  2. LaTeX Tools
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